初体験

2002年07月22日 | 音楽
今日の朝を「今朝」という。
それでは昨日の朝をなんというのだろう。
> さくちょう ―てう 0 【昨朝】
> きのうの朝。昨旦(さくたん)。
asahi.com の大辞林に書いてありました。

昨朝(さくちょう)(ムリして使うこたあない)
8時50分家を出た。
それまで6時半からケーナの練習をしていた。
新所沢駅の東口に、
レコーディングするスタジオ「NEVE」がある。
(名前間違ってないかな、心配だな)
だいたいの場所を訊いて行ったが分からない。
20分もうろうろしていると、
S根さんからケータイに電話があった。
それでたどり着けた。

神奈川から来るやつが来てないが、
それ以外が揃った。
スタジオは地下だ。
6畳が3つぐらいの空間に、
小ぶりのグランドピアノとドラムセットが両端にあり、
その間に、アンプ、イス、スタンドマイクなどが
所狭しと置いてあった。

音だしは9時半ということになり、
それまでみんな煙草を吸ったりだべったりしていた。
休煙中の私は、今日はそれを休むことにして、
キャビンマイルドを1箱買ってきていた。
だめなんです。
こういう雰囲気には合わせてしまう私です。

9時半、メンバーがそれぞれの位置について、
音だしになった。
録音担当のKさんが、各マイクのレベルを調節した。
Kさんはエレキギター担当だが、
昨日は弾かなかった。あとで“音入れ”する。
最初の曲は「最後の昼下がり」だ。
この曲は、亡くなったEさんとの最後の昼下がりのことを
S根さんが書いているいい曲です。
全員参加の曲だ。
最初のイントロはブルースハープで、
2回目がケーナだ。
2回目もイントロがあるというのが面白い。
2、3回リハーサルをして本番。
歌は後入れなので、歌なしで演奏するのが難しかった。
メロディーに合わせてケーナを吹くことが出来ない。
頭の中でメロディーを歌うが、思うようにいかない。
みんな必死な顔して演奏している。
いい顔している。

そのあとの曲はケーナはない。
私は記録係となり、デジカメマンになった。

レコーディングは4時まで続いた。
私はもう1曲、ウクレレの伴奏でケーナを吹くのがある。
午後通路で、それの練習をウクレレマンのS谷さんとした。
これはS谷さんが作った伴奏でケーナが“いいかげん”に
吹くというものだ。
やってるうちにのってきて、
ウクレレマンがamをフォルクローレのリズムで弾く。
そうなると私のフォルクローレの虫がうずき、
それを吹いてしまう。
8弦ウクレレの音がチャランゴに似ていて、
その世界に私は酔った。
ウクレレマンものってきた。
私たちの曲のレコーディングは水曜日になった。
時間がなくなってしまったのだ。

5時前から居酒屋で打ち上げをした。
飲みました。
10時まで飲んでいた。
そこで知ったが、
音楽好きな人間がこうして何かをしていても、
いろいろあるもんですね。
“りがい”なんてものが絡んできて、
いやですね。
詳しいことは、
ある方面に差し障りがあるので書きません。
こういうことは人間の“大きさ”ですね。
度量の大きい人間になりたい。

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