平成29(2017)年5月2日(火)
あれは相当の昔、生まれ故郷・新居浜市(愛媛県)最大のイベントで、四国三大祭りとされる「太鼓祭り」が行われる時期(10月中旬)に里帰りした時の事。
暇を持て余していた日があり、仕方なく山奥にあるマイントピア別子に行って遊んで、ついでに温泉に入った後、休憩室で横になっていたのですが、その部屋で上映されていたのが「寅さん」。
今もそうですが、当時もほとんど映画には興味なく、たまたま上映されていたので見ただけですが、今思うにあれは「第45作」でした。
(それまで「寅さん」の一話すら見た事なかったのですが、これをきっかけに、その後せっせとレンタルビデオ屋へ足繁く通い、シリーズ全話見てしまいました。)
その「第45作」の主要な舞台となったのが今回散策する日南市・油津(あぶらつ)。
尤も、映画の内容はもはや全く覚えていないので、聖地巡礼ってワケではないですけど。
そうそう、前作で取り上げた飫肥も幸島も45作に出てきたようです・・・。
JR油津駅前の駐車場に車を停めます→
上の写真、左にちょっぴり写っている看板がこれ→
我らが広島東洋カープのキャンプを行なう天福球場は駅から歩いてすぐの所。
なので、日南市民は福岡ソフトバンクホークスを差し置いて応援してくれているハズ?
↓油津商店街
どこもかしこも苦戦が伝えられる古くからの地域の商店街ですが、ここは地元のたゆまぬ熱意で復活を遂げたとして大いに注目された商店街。
たった3年でシャッター商店街再生!、そんな夢のようなゾンビの如きお話しに興味のある方は是非ご一読下さい。
ですが、この日の人出はイマイチ。そこらの廃れた商店街とさほど変わらず、本当に「復活を遂げたの?」と思いましたがGW中(平日ですが)なので客も商いも小休止という事で・・・。
日南山形屋と国道222号線→
鹿児島と宮崎で展開する山形屋グループ百貨店5店舗のうちの一つ。
最近あちこちで地方百貨店が根を上げる中、山形屋はかなりの収益力を誇るらしい。
国道をちょっと海方向に歩くと油津大橋で、橋の下を流れるは油津のシンボル・堀川運河。
橋の北方向→
一方の橋南方向の運河左岸側と国道に囲まれた一帯は、油津の見所がギュッと凝縮されているような所。
堀川資料館(黒い建物)→
「寅さん」関連の資料が展示されているようです。
乙姫橋との別名がある堀川橋→
橋周辺がロケ地→
堀川運河は造った目的は看板のとおりですが、他の雑誌やら市の観光サイトなんかでは、「貞享3(1686)年に藩主伊東祐実の命によって28ヶ月の難工事を経て完成。延長1450m、川幅22~36m、水深6m」なんていう説明もあるし。
どっちが正しい?
橋は、明治36(1903)年飫肥の石工・石井文吉の手により完成。
橋の下を船が航行できるよう、両岸を3mかさ上げした為、川沿いの家は2階が玄関になっています。
正面の神社は、吾平津(あひらつ)神社。
祭神の一人である吾平津比売命(あひらつひめのみこと)は、神武天皇の最初の妃であったと伝えられ、油津はこれが由来だそう。
違う所からの堀川橋→
橋の右のホロを被った建物が寅さんとヒロインが出会った喫茶店で、橋の左の白い建物が寅さんがタダ飯食らいしていたヒロインの床屋(だそうです。それは何となく覚えていますが)。
↓江戸末期、明治以降の建築物が多く見られます。
↓文化財的建物の中で私が一番気に入った昭和前期築「杉村金物本店主屋」。
↓この脇道を入ると、大正時代築のこれまた油津のシンボルたる「油津赤レンガ館」があります。
港湾と運河による水運で栄えた町の様子をよく示す建物とされ、現在は地域文化活動の拠点として再利用されています。
一頃、解体の憂き目に遭いそうだったのを、地元の有志が3,000万円を出資して難を逃れたのだと言う。
来た時間が遅かったせいもあるとは思うのですが、観光客っぽい人を全く見受けませんでしたが、日中はきっと観光客で溢れているとは思います。
商店街が地元の人で賑わうようになったのはいいと思いますが、それと豊富にある観光名所と一体にして、恐らくたくさん来ているであろう観光客も楽しめる場になったら、と部外者が油津を廻っての感想です、ハイ。
油津港交差点より西方向→
奥の盛り上がっている箇所は「港大橋」。
「港大橋」から眺めた油津漁港→
カツオやマグロの水揚げ高は誇るべきものがあり、来年もあるのかは知りませんが、今年3月に「日南かつお・まぐろ祭り」が開催され、ここから少し離れた場所では毎月第4日曜日には「港あぶらつ朝市」があるみたいです。
いよいよ暗くなったので油津駅に戻ります→
ちょうど19時18分発南宮崎駅行きのディーゼルカーがガラガラ音を言わせて停車中。
再び港近くへ。
「びびんや」さんという魚料理店→
日南市の打ち上げは、日南でよく獲れるカツオ・マグロで舌鼓を打ちながら大ジョッキで・・・。
↓といきたいのはヤマヤマですが、代わりに日南市の郷土料理である「魚うどん」。
何だか細いカマボコをすすっているような感じ。でも素朴でとても旨い一品。
タイムアップ。
行けたらいいなと思っていたモアイ・鵜戸神宮・鬼の洗濯岩・青島はやっぱり欲張りすぎでした。
油津駅にいた列車が宮崎市に着くのとほぼ同じ頃に私も宮崎市に到着。
JR宮崎駅→
列車クン、ノロすぎ。
あれは
暇を持て余していた日があり、仕方なく山奥にあるマイントピア別子に行って遊んで、ついでに温泉に入った後、休憩室で横になっていたのですが、その部屋で上映されていたのが「寅さん」。
今もそうですが、当時もほとんど映画には興味なく、たまたま上映されていたので見ただけですが、今思うにあれは「第45作」でした。
(それまで「寅さん」の一話すら見た事なかったのですが、これをきっかけに、その後せっせとレンタルビデオ屋へ足繁く通い、シリーズ全話見てしまいました。)
その「第45作」の主要な舞台となったのが今回散策する日南市・油津(あぶらつ)。
尤も、映画の内容はもはや全く覚えていないので、聖地巡礼ってワケではないですけど。
そうそう、前作で取り上げた飫肥も幸島も45作に出てきたようです・・・。
JR油津駅前の駐車場に車を停めます→
上の写真、左にちょっぴり写っている看板がこれ→
我らが広島東洋カープのキャンプを行なう天福球場は駅から歩いてすぐの所。
なので、日南市民は福岡ソフトバンクホークスを差し置いて応援してくれているハズ?
↓油津商店街
どこもかしこも苦戦が伝えられる古くからの地域の商店街ですが、ここは地元のたゆまぬ熱意で復活を遂げたとして大いに注目された商店街。
たった3年でシャッター商店街再生!、そんな夢のようなゾンビの如きお話しに興味のある方は是非ご一読下さい。
ですが、この日の人出はイマイチ。そこらの廃れた商店街とさほど変わらず、本当に「復活を遂げたの?」と思いましたがGW中(平日ですが)なので客も商いも小休止という事で・・・。
日南山形屋と国道222号線→
鹿児島と宮崎で展開する山形屋グループ百貨店5店舗のうちの一つ。
最近あちこちで地方百貨店が根を上げる中、山形屋はかなりの収益力を誇るらしい。
国道をちょっと海方向に歩くと油津大橋で、橋の下を流れるは油津のシンボル・堀川運河。
橋の北方向→
一方の橋南方向の運河左岸側と国道に囲まれた一帯は、油津の見所がギュッと凝縮されているような所。
堀川資料館(黒い建物)→
「寅さん」関連の資料が展示されているようです。
乙姫橋との別名がある堀川橋→
橋周辺がロケ地→
堀川運河は造った目的は看板のとおりですが、他の雑誌やら市の観光サイトなんかでは、「貞享3(1686)年に藩主伊東祐実の命によって28ヶ月の難工事を経て完成。延長1450m、川幅22~36m、水深6m」なんていう説明もあるし。
どっちが正しい?
橋は、明治36(1903)年飫肥の石工・石井文吉の手により完成。
橋の下を船が航行できるよう、両岸を3mかさ上げした為、川沿いの家は2階が玄関になっています。
正面の神社は、吾平津(あひらつ)神社。
祭神の一人である吾平津比売命(あひらつひめのみこと)は、神武天皇の最初の妃であったと伝えられ、油津はこれが由来だそう。
違う所からの堀川橋→
橋の右のホロを被った建物が寅さんとヒロインが出会った喫茶店で、橋の左の白い建物が寅さんがタダ飯食らいしていたヒロインの床屋(だそうです。それは何となく覚えていますが)。
↓江戸末期、明治以降の建築物が多く見られます。
↓文化財的建物の中で私が一番気に入った昭和前期築「杉村金物本店主屋」。
↓この脇道を入ると、大正時代築のこれまた油津のシンボルたる「油津赤レンガ館」があります。
港湾と運河による水運で栄えた町の様子をよく示す建物とされ、現在は地域文化活動の拠点として再利用されています。
一頃、解体の憂き目に遭いそうだったのを、地元の有志が3,000万円を出資して難を逃れたのだと言う。
来た時間が遅かったせいもあるとは思うのですが、観光客っぽい人を全く見受けませんでしたが、日中はきっと観光客で溢れているとは思います。
商店街が地元の人で賑わうようになったのはいいと思いますが、それと豊富にある観光名所と一体にして、恐らくたくさん来ているであろう観光客も楽しめる場になったら、と部外者が油津を廻っての感想です、ハイ。
油津港交差点より西方向→
奥の盛り上がっている箇所は「港大橋」。
「港大橋」から眺めた油津漁港→
カツオやマグロの水揚げ高は誇るべきものがあり、来年もあるのかは知りませんが、今年3月に「日南かつお・まぐろ祭り」が開催され、ここから少し離れた場所では毎月第4日曜日には「港あぶらつ朝市」があるみたいです。
いよいよ暗くなったので油津駅に戻ります→
ちょうど19時18分発南宮崎駅行きのディーゼルカーがガラガラ音を言わせて停車中。
再び港近くへ。
「びびんや」さんという魚料理店→
日南市の打ち上げは、日南でよく獲れるカツオ・マグロで舌鼓を打ちながら大ジョッキで・・・。
↓といきたいのはヤマヤマですが、代わりに日南市の郷土料理である「魚うどん」。
何だか細いカマボコをすすっているような感じ。でも素朴でとても旨い一品。
タイムアップ。
行けたらいいなと思っていたモアイ・鵜戸神宮・鬼の洗濯岩・青島はやっぱり欲張りすぎでした。
油津駅にいた列車が宮崎市に着くのとほぼ同じ頃に私も宮崎市に到着。
JR宮崎駅→
列車クン、ノロすぎ。