ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

128日目 「まれ」のふるさと巡り(2)

2015-09-07 23:59:37 | 北陸
2015年7月19日(日)


朝市通りのウラ通り→
こちらは一転誰もおらずヒッソリ。でも案外こういう通りの方が趣きがあったりする。
そして、この通りを真っ直ぐ行くと・・・。

ナント、催し物ですよ!→
マリンタウンが会場の、アワビやサザエその他の魚介類といった能登の海の幸が堪能できる「輪島あわびまつり2015」というイベント。朝市に来て偶然これを知ったのですが、実にラッキー!! これ目当てに車が混んでいたのだな?

↓あまちゃんは三陸だけの専売特許じゃないゾ!

ここで提供されるアワビやサザエは、輪島の沖合の舳倉島(へぐらじま)・七ツ島(ななつじま)で海女さんが獲ってくれたもの。能登の海女さんは日本最多の約200名いるらしいです。
ところで、買ったアワビやサザエをここで食べるにはバーベキューコーナーで焼かないといけません。しかも家族・知人連れでそこは既に占領し尽くされており、そんな所へ見知らぬ私一人が割って入る度胸もない。超絶品というアワビは諦める(生で持って帰るのもなあ)。

仕方ないので「焼きガキ」→
これにしたって長蛇の列に並んでやっと買えた一品、人の食への執念たるや恐るべしです。
美味かったけど、やっぱり麦も飲みたかった!

お偉いさんもアワビ目当てに駆けつける→
ほとんどの人は飲み食いに夢中で、せっかくの県知事のスピーチも聞いちゃあいません。
「能登は今や、活況を呈しております!」とご機嫌そのものでしたが、問題はブームが去った後をどうするかなのだが・・・。

(519)石川県輪島市役所
「まれ」もちょっぴり働いていたという役所。
ま、それはどうでもいいのですが、とにかく観光で成り立っている感のある都市。輪島塗も有名。
平成18年に旧輪島市と門前町(もんぜんまち)が一緒になって、新しい輪島市が誕生。
河原田川(かわらだがわ・左)に、その支流・鳳至川(ふげしがわ・右)が合流し、その先から河口までを輪島川ともいうようです。

その輪島川→

役所のご近所→
面白そうなものがたくさんありそうでしたが、入り辛い感じでしたし、とにかくムチャクチャ暑かったので、さっさと道の駅に戻り、再び海岸線に沿ってのドライブ開始。

鵜入(うにゅう)集落→
黒い屋根の頑丈そうな民家に港、さらに青い海と調和の取れた美しい集落。

↓全部が無人島という、まさに七つある七ツ島

お見苦しい画面でスミマセン。レンズの中に細かい塵がくっついてしまって、もはやデジカメを分解しないと除去できません。拡大して写すとこうなってしまうのです。

美しいぜ、能登半島と海→

やがて、こういう集落に着きます→

大沢集落→
前回のブログで竹垣に覆われた集落を紹介しましたが、能登半島にはこうした集落が多く、ここもその一つ。竹垣を間垣といい、この集落のそれの高さは3mあるという。
間垣が見たくて来たワケなんですが、なんでだか観光地っぽくて、やたら人が多いぞ。??
それもそのハズ、ここは「まれ」の重要なロケ地だったんですね。知らんかったです(改めてお話ししますが、私は旅に出るまでドラマは全く見ていません)。
旅から帰ってきてドラマを見たら、確かにいきなりオープニングでばっちり登場しておりましたし(最近のは出てきていないようですが)。

↓周りにいた人は「これだ、これだ」なんて口々に言っていましたが、私は?。


子ども広場のやぐら→

海沿いにある、民宿桶作さん→

内陸部の佇まい→
こちらには間垣はありません。海に面した建物にだけ備えられています。

いつまでここに人が来るんだろう。何年後かには忘れ去られて、きっとミーハーじゃない純粋に町並み散策好きな人だけが来るので落ち着くんだろうなあ。

大沢集落から少し離れた上大沢集落→
ここも間垣の集落。

旧門前町の皆月(みなづき)集落→
ここにも間垣はあるのですが、それよりもいかにも頑丈そうな板張りの家々が建ち並ぶ様が美しい。

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参考・カッコしてあるのはこれまで行った所→