2015年5月3日(日)
前回、この日のうちにある村へ行きたいがために濱口雄幸の旧邸を諦めたと書きましたが、行きたかったのは山奥にある馬路村(うまじむら)。
そこへは安田川という川を遡っていけばいいのですが、下流域に安田町(やすだちょう)があります。
当然無視できないので、取り敢えずはこの役場へ。
(503)高知県安芸郡安田町役場→
人口は昨年2月末時点で2,865人。
当初、この町をさしてあまり気に止めず、適当にパッパとやり過ごそうと思っていました。
ところが車で市街を廻ってみると、案外古い建物が多く残っていて、いい雰囲気の佇まいの町である事が分かり、ある程度時間かけて散策してみたくなりました。
そうなると馬路村へは明るいうちに行けなくなりそうなので、ここは翌日改めて来ることにし、すぐに安田川沿いを通る県道12号線で山奥へと向かいます。
味工房じねん→
安田町で採れた作ったものを買ったり食べたりできる施設。
ひたすら山奥へ→
昔の日本、そのまんまだよ、ここ!
↓馬路村の中心部までホンのあとちょっとの所まで来ました。
(504)高知県安芸郡馬路村役場→
人口は1,000人を少し下回る数で、「日本で最も美しい村連合」の一員。
こういう所なので、自治体の財政力指数も高知県でも下位の方ですが、犯罪発生率は県内でドベ(=治安がいい。2009年はたったの1件)。これが上位だったら困るけど。
それはさておき、この村には案外知られた特産品があります。
昭和61(1986)年に販売が開始された、ぽん酢しょうゆ「ゆずの村」。
これは東京の百貨店での物産展で見事に最優秀賞を獲得! したシロモノであります。
他にも「1000人の村・ぽんずしょうゆ」やジュース・調味料などなどで、これらを是非買いたい!と思った方はコチラを見てね→馬路村農業協同組合HP
役場前の道を北方向に写す→
静か、ひっそり以外言葉が見つかりません。
↓そんな中、坂になっているこの道を登る途中に見つけたネコづくしのおしゃれな家。
こんな長閑で素朴な場所に似つかわしくない気も。 一軒くらいこういうのもありか・・・。
高台へ行き、川の対岸(右岸側)を見る→
下の真っ赤な吊り橋は、対岸に見える建物(馬路温泉)から下にあるバンガローを結んでいます。
正面の山(三宝山)の左下から山頂に伸びる、またも真っ赤なものは「インクライン」。
インクラインは、元々は山奥から伐採した木材を搬出するのに使っていた水のみで動くケーブルカーで、人が乗れるように改良したのが今現在の姿。詳しくは後で案内板を載せますんで。
↓今度は役場南側に行き、橋を渡って対岸へ行ってみましょう。
強いて言うなら村の「繁華街」か?→
馬路温泉方向(北方向)に歩きます。
↓その道から見える川や町並みはこんな感じ
だんだん心細くなってまいりました。
馬路温泉→
残念ながら温泉に浸かりませんでした。
というのも、ここは宿泊もできるのですが、温泉は泊まる人しか入浴できないものと勝手に決めつけてしまっていたから(何でだか理由が全くわからん)。
後で温泉のHP(ここをクリックすれば飛びます)を見たら日帰り入浴できるのを知ったけれども後の大お祭り・・・。
おまけに山と川の幸も堪能できるとあるし(ただし、酒が飲めないので食べてもつまらないんだけど)。
↓男は持って帰っちゃダメなんだってさ、ケチすぎ!(怒)
↓温泉の正面には駅舎がデーンと構えられております。
これはかつて明治44(1911)年から昭和38(1963)年までこの地域一帯(奈半利町・田野町・安田町・北川村・馬路村)を走っていた「魚梁瀬(やなせ)森林鉄道」を平成6年に復元したもの。一周300mを約5分かけて二周してくれるそうな。
同じ馬路村の魚梁瀬地区では同様に平成3年に復元されていて、そこでは運転もできるんだそうです。
この森林鉄道は橋や隧道などの遺構をあちこちに残していて、それらは経産省の近代化産業遺産群に認定、さらには森林鉄道としては初めての国の重要文化財に指定されております。
先ほど登場のインクライン入口→
てっぺんからの眺めは、さぞよろしかろう。
↓かなり暗くなって再び戻ってきた役場前の道。
明かりは街灯だけで、家からは光が全く漏れておりません。
実はこの村に来て誰一人として人間という生き物を発見できず、本当に村に人が住んでいるのか心配になってくる。
ここを去る前に、名残惜しく真っ暗な中を車でグルッと村一周していたらイヌの散歩をしている人とゴミ出ししているオバちゃんを見つけ、ちょっとは安心したけどさ。
↓この日の宿泊は、海っぺりにある安芸市の道の駅にて。
にほんブログ村 街並み巡り ブログランキングへ
↓参考・カッコしてあるのはこれまで行った所
前回、この日のうちにある村へ行きたいがために濱口雄幸の旧邸を諦めたと書きましたが、行きたかったのは山奥にある馬路村(うまじむら)。
そこへは安田川という川を遡っていけばいいのですが、下流域に安田町(やすだちょう)があります。
当然無視できないので、取り敢えずはこの役場へ。
(503)高知県安芸郡安田町役場→
人口は昨年2月末時点で2,865人。
当初、この町をさしてあまり気に止めず、適当にパッパとやり過ごそうと思っていました。
ところが車で市街を廻ってみると、案外古い建物が多く残っていて、いい雰囲気の佇まいの町である事が分かり、ある程度時間かけて散策してみたくなりました。
そうなると馬路村へは明るいうちに行けなくなりそうなので、ここは翌日改めて来ることにし、すぐに安田川沿いを通る県道12号線で山奥へと向かいます。
味工房じねん→
安田町で採れた作ったものを買ったり食べたりできる施設。
ひたすら山奥へ→
昔の日本、そのまんまだよ、ここ!
↓馬路村の中心部までホンのあとちょっとの所まで来ました。
(504)高知県安芸郡馬路村役場→
人口は1,000人を少し下回る数で、「日本で最も美しい村連合」の一員。
こういう所なので、自治体の財政力指数も高知県でも下位の方ですが、犯罪発生率は県内でドベ(=治安がいい。2009年はたったの1件)。これが上位だったら困るけど。
それはさておき、この村には案外知られた特産品があります。
昭和61(1986)年に販売が開始された、ぽん酢しょうゆ「ゆずの村」。
これは東京の百貨店での物産展で見事に最優秀賞を獲得! したシロモノであります。
他にも「1000人の村・ぽんずしょうゆ」やジュース・調味料などなどで、これらを是非買いたい!と思った方はコチラを見てね→馬路村農業協同組合HP
役場前の道を北方向に写す→
静か、ひっそり以外言葉が見つかりません。
↓そんな中、坂になっているこの道を登る途中に見つけたネコづくしのおしゃれな家。
高台へ行き、川の対岸(右岸側)を見る→
下の真っ赤な吊り橋は、対岸に見える建物(馬路温泉)から下にあるバンガローを結んでいます。
正面の山(三宝山)の左下から山頂に伸びる、またも真っ赤なものは「インクライン」。
インクラインは、元々は山奥から伐採した木材を搬出するのに使っていた水のみで動くケーブルカーで、人が乗れるように改良したのが今現在の姿。詳しくは後で案内板を載せますんで。
↓今度は役場南側に行き、橋を渡って対岸へ行ってみましょう。
強いて言うなら村の「繁華街」か?→
馬路温泉方向(北方向)に歩きます。
↓その道から見える川や町並みはこんな感じ
だんだん心細くなってまいりました。
馬路温泉→
残念ながら温泉に浸かりませんでした。
というのも、ここは宿泊もできるのですが、温泉は泊まる人しか入浴できないものと勝手に決めつけてしまっていたから(何でだか理由が全くわからん)。
後で温泉のHP(ここをクリックすれば飛びます)を見たら日帰り入浴できるのを知ったけれども後の大お祭り・・・。
おまけに山と川の幸も堪能できるとあるし(ただし、酒が飲めないので食べてもつまらないんだけど)。
↓男は持って帰っちゃダメなんだってさ、ケチすぎ!(怒)
↓温泉の正面には駅舎がデーンと構えられております。
これはかつて明治44(1911)年から昭和38(1963)年までこの地域一帯(奈半利町・田野町・安田町・北川村・馬路村)を走っていた「魚梁瀬(やなせ)森林鉄道」を平成6年に復元したもの。一周300mを約5分かけて二周してくれるそうな。
同じ馬路村の魚梁瀬地区では同様に平成3年に復元されていて、そこでは運転もできるんだそうです。
この森林鉄道は橋や隧道などの遺構をあちこちに残していて、それらは経産省の近代化産業遺産群に認定、さらには森林鉄道としては初めての国の重要文化財に指定されております。
先ほど登場のインクライン入口→
てっぺんからの眺めは、さぞよろしかろう。
↓かなり暗くなって再び戻ってきた役場前の道。
明かりは街灯だけで、家からは光が全く漏れておりません。
実はこの村に来て誰一人として人間という生き物を発見できず、本当に村に人が住んでいるのか心配になってくる。
ここを去る前に、名残惜しく真っ暗な中を車でグルッと村一周していたらイヌの散歩をしている人とゴミ出ししているオバちゃんを見つけ、ちょっとは安心したけどさ。
↓この日の宿泊は、海っぺりにある安芸市の道の駅にて。
にほんブログ村 街並み巡り ブログランキングへ
↓参考・カッコしてあるのはこれまで行った所