ゆっくりのんびり市町村廻り

何年かかるか、もしかしたらできないかもしれないけど、日本の全市区町村の制覇を目指して頑張ってみる!

86日目 中山道を歩く(1)~川口・蕨・戸田

2014-08-13 23:33:47 | 南関東
2014年6月21日(土)


今まで江戸時代に整備された街道で散歩したのは東海道が多かったので、たまには違う街道にも触れてみようと、今回は中山道を選んでみました。

5時10分発の稲毛駅快速電車に乗り、東京駅で京浜東北線北行きに乗り換え、埼玉県に入って最初の川口駅で下車。

改札口を出ると、鳩がお出迎え→

東口→

この「川口本町大通」を歩いて荒川の方へ→

川口神社境内にて→
旅の「安全祈願」のため、最初に見た神社にお参りするのが、我が旅の慣行なのです。
この牛の頭を撫でると頭が良くなりそうな気がして(今更頭が良くなってもしょうがないけど)、一所懸命撫でていると、怪訝な顔して参拝に来た人達が私を見る。

町の音楽隊、威風堂々と!→
奏でる音が聞こえてきそうな。

荒川の土手から北方向に伸びる「本一通り」→
これは中山道ではありませんが、日光街道の脇街道である「日光御成街道」で、このあたりは宿場であったようです。

ちょっと路地を覗くと→
下町っぽい懐かしい感じの電柱。因みにこの近くに大砲が飾ってあったりもします。

(395)埼玉県川口市役所
人口は約59万人。かつては長らく埼玉県一の人口を有した都市でしたが、やがて浦和市に抜かれ、その浦和市は巨大な「さいたま市」となって、半永久的に?自力で首位を奪い返すのは不可能になったと思われる。

樹モール→
人通りが多く、とても賑わいのある歩行者自転車専用道。
しかもフラっと入ったお店で売られていたおにぎりがナント一個64円!(もちろん買いました)、お弁当は200円台と安い安い。
いいなぁ、こういう商店街は。これまで寂れた商店街を各地で見てきましたが、人を呼び込むためには、やっぱり歩行者専用道路を核に整備しないとダメでしょうね。

川口駅から二つ目の蕨(わらび)駅へ。

駅前→

蕨中央商店街→
おしゃれな街灯。

和良備神社横にある「蕨城址公園」→
中世年間に存在していたというお城

(396)埼玉県蕨市役所
この市で特筆すべきは、日本で一番ちっぽけな市でありながら、人口密度も日本一の市であるという事か。
また、成人の日の発祥地でもあるといいます。

市役所の近くには旧中山道が通っていますので、散策してみましょう。

↓北方向に歩きます。



蕨は日本橋を出てから2番目の宿場(1番目は板橋)。

街道はずれにある「跳ね橋」→
防火などの対策の為に家の前が水路が張り巡らされていた為、家に出入りできるように設けた上げ下げできる可動橋。でも今じゃ橋の必要性はないのだけど、歴史的遺産の為に保存?している模様。

↓南に歩を進め、ここで現在の国道17号線に合流します(右の道路が旧中山道)。


国道をはずれて、住宅街へ→
地図を見ると、この斜めっている部分が蕨市と戸田市の境界のようです。難なく市境越え。

(397)埼玉県戸田市役所
戸田と言えば、真っ先に浮かぶのは「ボート」。
私は競艇はやったことがなく、この日は開催日だったので、ビギナーズラックを当てにして旅の軍資金稼ぎに行くのも悪くなかったんですけど・・・。
ちなみに川口にもオートレース場があるのですが、この時は開催していなかったように思う。

市役所前の「後谷(うしろや)公園」→
市民の憩いの場のよう。

再び国道17号線へ。

急に左に曲がっていく道が旧中山道→
さらに南へ行けば、荒川を渡る「戸田の渡し」があります。
江戸防衛のために橋を架けず、舟で渡るようにしていたといいます。

埼京線・戸田公園駅にて→
目の前をチンタラ走る新幹線を眺めながらちょっと休憩・・・。

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