11月3日、午後1時からは、春日大社・万葉植物園で雅楽が奉納されます
今年は、春日古楽保存会・創立80周年記念の年。
特別に、「田楽(でんがく)」「細男(せいのお)」が奉納されます
「田楽」
神に五穀豊穣を祈り、農耕の慰労をする為の舞が起源だといわれています
能楽も田楽の影響を受けているそうです
「春日若宮おん祭り」でも御馴染みですが、頭の上の大きな花笠が見事です
「おん祭り」の様子は
☆ ☆ ☆
「細男」
神功皇后の故事に由来する舞です。
独特の雰囲気を醸し出す、神秘的な舞で、日本の芸能史上他に類を見ない
貴重なもの、と説明を受けましたが・・・本当に謎めいた舞でした。
言い換えれば・・・良く解りません・・・
「春日若宮おん祭り」でのみ演じられ、それも夜中なので、めったに
拝見する事が叶わない上、昼間に舞われる事も普通は無いそうです
そういう意味では、とても貴重な体験ですね
左舞 「萬歳楽(まんざいらく)」
隋の煬帝が作らせた舞で、鳳凰が萬歳と唱えるのを舞に表したそうです
4人舞 赤の襲装束に鳥甲を冠っています
慶賀の時には必ず舞われる品位の高い曲
右舞「延喜楽(えんぎらく)」
10世紀、醍醐天皇の時代に作られた曲で、萬歳楽と一対になっています
萬歳楽と同じ衣装の色違い(緑の襲装束)です
写真集などで見かける、延喜楽の決めポーズ!
ちゃんと写せて、良かった~!
最後は、左舞「胡飲酒」
午後1時に始まり、3時半過ぎに終わりました
万葉植物園の入園料・500円のみ必要ですが、観覧は無料です
椅子、桟敷も用意されています。クッションを持参したほうがいいかも?
子供の日・万葉雅楽会の様子は
こちら
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