ピュイ&キュイの徒然

ポーセリン・ペインティングや美術館・お寺巡り・バードウォッチングのことなどの覚書です

蛍の絵皿が完成しました

2014-07-25 10:13:31 | ポーセリン・ペインティング
オーダーを頂いていた絵皿が完成しました
梅雨の季節に咲く花々と蛍を描いています
(約28㎝のお皿です)

実際に蛍が光る時間は夜8時頃からなので、もっと黒闇で、つゆ草も花が閉じてます
最初は、そのことが頭から離れず、どうしたものか・・・?と悩みましたが
「梅雨の神様のお旅所」のような雰囲気で描きあげました。



ゲンジボタルを描き入れてます



一回目の焼成はこうでした。
これでも、それなりに素敵だったのですけど。。



背景の山・草叢などを、どんどん描き入れると最初の計画から大きく
変わってきて、もう方向修正はできません!!
筆の赴くまま、自分の意思とは関係なく進んでいくのが不安・・・



以前、アンティーク絵画の模写をしているとき、画家の人生、描かれている絵のモデル、時代背景
などを調べ上げてから描いていた事があります。
今回も、描く対象の草花や蛍の事・・・学ぶことの多い作品となりました。

毎回、作品を手放す時は寂しいのですが、今回はその気持ちが特に強くて、新たに自分用に
描きはじめています!

ツバメ・二番子 巣立ち

2014-07-23 10:17:13 | 鳥たち・魚たち
7月22日の早朝、ぷくぷくに育った3羽のヒナ達
5月に巣立ったお兄さん、お姉さんも迎えに来て、賑やかです



巣立ちを促すためなのか、20羽ほどのツバメが集まってきて、
7時頃、2羽が巣立ちましたが・・・



1羽、居残りです。



お昼頃、ようやく巣立ち完了。


お隣の庭で育っていたヒヨドリのヒナ、2羽も20日、巣立ちました





ツバメは、巣立って3日も経つと、カラスに追いかけられても逃げ切れる程の
飛翔能力が付くのですが、ヒヨドリのヒナは3日たっても、ヨチヨチです~
屋根と木の間を一生懸命、パタパタ・・・とまるときは、ドスン・・

あと一か月もしたら、渡りの準備をするツバメと日本に居るヒヨドリとの差なんでしょうね。

でも・・これがあのギャングになるなんて信じられない・・・
このヒナ達も冬には我が家のエサ台に来てくれるのかな?
メジロやシジュウカラ、スズメをイジメないでね。

今年、1番子4羽 2番子3羽
我が家がら巣立って行きました。
平城宮跡のネグラ、見に行かなきゃ!

ツバメ・二番子

2014-07-18 22:20:32 | 鳥たち・魚たち
5月末にツバメのヒナが巣立ち、一月後の6月末
二番子が卵から孵りました。
朝、小さな卵の欠片が巣の下に落ちているのを見つけると、親たちが、
「大家さん、宜しくね」と言ってくれてるみたいです。
巣立ち予定日・7月18日

7月18日現在、あと、2~3日掛かる様子です



巣の縁にとまって、優しく声をかける、雄ツバメ



2番目のヒナが孵る頃、既に巣立ったヒナたちが帰って来ます
弟や妹への挨拶なのでしょうか?
これは毎年のことなのです。

顔がまだ、ベージュです



パパを挟んで、2羽並びました



少し離れた別の庇では、別のカップルがマイホーム制作中
大人のツバメは顔が赤いのです





こちらのカップル、7月20日頃孵化予定

樫舎の氷

2014-07-16 11:41:54 | 日々のこと
夏になると、かき氷が食べたくなるのですが・・・
樫舎(かしや)の氷は格別です。(ならまちにあります)





最初に、冷たいほうじ茶を戴きます
とってもきれいな透明の氷が浮かんでいて、見てるだけで涼しげです
金継された器も風情がありますね



春日大社の御用塗師でもある樽井さんの合鹿椀に山盛りの氷
一般的な、ガラスや陶磁器の器に比べて、保温性が高いので、氷が最後まで解けないのが
魅力です。
氷・・・というより冷たい和菓子を戴いているようです。



お椀も素晴らしいですが、この匙がまた、最高。
大きいかな?と思いましたが、口当たりの良さは格別なのです
(天然木に透漆が塗られてます)



抹茶蜜も最後までしっかり濃くて、大満足。
食べ終わる頃、温かいほうじ茶が出てきて・・・冷えた体に嬉しい心使いです。



しっかりお昼ご飯が食べられる値段ですが、その値段以上の満足感があります。

昨年までは、二月堂机が置いてありましたが、今年は白木の机に変わっていました
町家を利用したお店、お水取りのお松明、赤膚焼の器、奈良漆器、奈良うちわ・・・
奈良が満載のお店なのです。

奈良に旅行に来られる知り合いを案内するには最高のお店なのですが
だからと言って、観光客向けではなくて、しっかり私達も通ってます♪

金継作品

2014-07-06 22:07:37 | 金継ぎ
気に入っていた益子焼(栃木)の作家さんの器
少し欠けて、破片が粉々になってしまったのです

各種漆で修理して銀粉で仕上げました
5年以上、食器棚の奥に仕舞い込んでいたので、再び使える事が嬉しくて
毎日楽しんでます!









変色しないプラチナ粉を使う方法もありましたが
くすんでゆく・・・その色の変化を楽しみたいです


知り合いから、お重を預かりました
只今、修理中




湿度の高い夏場、漆成分も揮発しやすく、直接触ってないのに、かぶれます。
毛穴から成分が入るそうです。
症状は、ごく軽くて済みますが、お稽古の度、漆職人になった気がするのです。

漆を触り始めて、マンゴーとカシューナッツが食べられなくなりました
意外ですが、両方とも、漆の仲間。
体が勘違いして、全身に痒みが広がります。

漆を触る事が無い人も、食べすぎると良くないみたいです。

生後20分!です

2014-07-02 11:07:51 | 鹿
6月30日 小鹿公開の最終日
産まれて間もない小鹿が立ち上がるまでの感動的な場面に出会えました
鹿苑の保護施設で11時頃産まれたそうです

母鹿が小鹿をペロペロと舐めてクリーニングが終わるとフワフワになってきました



生後30分。この子の瞳にはどんな景色が見えてるのでしょうか?



何度も立ち上がろうとして・・・コテン・・コテン・・
お母さんの優しい眼差しが印象的



前足が覚束ない様子。



ようやく4本の足で大地を踏みしめる事が出来ました
見守っていた約20人から歓声と拍手~!





お乳を飲み始めました☆



産まれてくるときから大勢の人に見つめられて、目が明くと仲間の鹿達と人間の姿・・・
人間も、仲間だと思ってくれてるのかな。

ひと月も経つと、このようになります





この小鹿は博物館に居ます。
既に人馴れしている様子。