京都市美術館で開催中の「ルーブル美術館展~17世紀ヨーロッパ絵画~」に行ってきました。
出かけたのは一カ月も前なのに、今頃ブログを書いています。。。(反省)
今回一番の話題作フェルメールの作品
小さな作品ですが、絵に奥行きと広がりを感じます
女性が編んでいるレース・・・完成品を見てみたくなります・・
フェルメールより私が見たかったのは、、、
左がラ・トゥールの「大工ヨセフ」右がシモン・ヴーエ「エスランの聖母」
ラ・トゥールは「光と陰」をとても効果的に描いています。
唯一の光源はろうそくの灯りですが、直接描かれる事は無く
幼いキリストの手に隠れています。暖かな灯りから透けて見える手。
写真より現実味を感じます
聖母マリアが手に持っているのはナラの小枝。「力と忠実」を現すそうです
お二人で、こちらを見てくれているのが嬉しい!
大好きなクロード・ロランの風景画
17世紀の風景画は現実を再現するのではなく、理想の風景を描く事が一般的でした
細部まで計算された人物や物の配置、光の色を決めて居るため、堅い印象を受けます
風景画、とはいえ、絵の具を持ち歩く事が出来なかった時代ですからアトリエから
出る事が出来なかったのです。
その後、印象派の画家達が屋外に出て自由に風景画を描ける様になるのは
産業革命でチューブに入った絵の具が作られたお陰なのです
展示数は約70点ですが、重厚な絵画が多く、見応えがありました
アトリエ・ラ・ヴィータ
出かけたのは一カ月も前なのに、今頃ブログを書いています。。。(反省)
今回一番の話題作フェルメールの作品
小さな作品ですが、絵に奥行きと広がりを感じます
女性が編んでいるレース・・・完成品を見てみたくなります・・
フェルメールより私が見たかったのは、、、
左がラ・トゥールの「大工ヨセフ」右がシモン・ヴーエ「エスランの聖母」
ラ・トゥールは「光と陰」をとても効果的に描いています。
唯一の光源はろうそくの灯りですが、直接描かれる事は無く
幼いキリストの手に隠れています。暖かな灯りから透けて見える手。
写真より現実味を感じます
聖母マリアが手に持っているのはナラの小枝。「力と忠実」を現すそうです
お二人で、こちらを見てくれているのが嬉しい!
大好きなクロード・ロランの風景画
17世紀の風景画は現実を再現するのではなく、理想の風景を描く事が一般的でした
細部まで計算された人物や物の配置、光の色を決めて居るため、堅い印象を受けます
風景画、とはいえ、絵の具を持ち歩く事が出来なかった時代ですからアトリエから
出る事が出来なかったのです。
その後、印象派の画家達が屋外に出て自由に風景画を描ける様になるのは
産業革命でチューブに入った絵の具が作られたお陰なのです
展示数は約70点ですが、重厚な絵画が多く、見応えがありました
アトリエ・ラ・ヴィータ