ピュイ&キュイの徒然

ポーセリン・ペインティングや美術館・お寺巡り・バードウォッチングのことなどの覚書です

ランチタイムコンサート・追記

2012-03-30 22:45:48 | 奈良公園
今週、訪れた奈良女子大学の正門
乙女の学び舎そのもの



守衛室とは思えないくらい、可愛い建物


コンサート会場の記念館は明治42年竣工だそうです
現代建築には無い木の温もりが伝わります


シャンデリアは創建当時の物


ノスタルジーを感じる椅子に感激!
見た目はきゃしゃですが、心地良い座り心地でした


キャンパスでは鹿達がのんびりしていました
この女子大は奈良公園とは草地続きでなく、道路をてくてく
歩いてくるようです。
地元の方には見慣れた光景だとか。
交通事故に気をつけてね。


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ランチタイムコンサート

2012-03-29 14:52:06 | 奈良公園
奈良女子大学の記念館で毎月開催されている
ランチタイムコンサートに行きました
国の重要文化財に指定されている、洋館です



アンコールを含めて約40分
心地よい一時を過ごせました。

アンコールでのクラリネットの演奏が楽しかったです
余興でたまに演奏されるそうですが、実際に聴いたのは初めて!
パーツを段々外していき、最後にはリードだけで演奏します。
来月も楽しみ♪

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オオイヌノフグリ

2012-03-28 06:39:55 | ポーセリン・ペインティング
スプリング・エフェメラル その2です

オオイヌノフグリ(漢字では大犬陰嚢)

とっても可愛らしいこの花にどうしてこんな失礼な名前?
種の形が似ているそうですが・・・
瑠璃唐草・天人唐草・星の瞳という別名が付けられていて
「星の瞳」がぴったり!だと思うのですが。。。
ヨーロッパ原産の帰化植物と言う事にも驚きです
日本の在来種だと思ってました

4枚の花びらのうち1枚は細長いのは知っていましたが・・・
残りの3枚、微妙に形が違う。
花びらの青い線はきっと虫達に蜜の場所を教えているようにも
見えるのです
この奥にあるよ~って

長い時間(1分ほどですが)見つめていると
ミツバチになったように錯覚します

金子みすゞの詩を思い出しました

「蜂と神さま 」

蜂はお花のなかに、
お花はお庭のなかに、
お庭は土塀のなかに、
土塀は町のなかに、
町は日本のなかに、
日本は世界のなかに、
世界は神さまのなかに。

さうして、さうして、神さまは、
小ちゃな蜂のなかに。


花言葉は、信頼・神聖・清らか・忠実





青い宝石をちりばめたよう




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お帰りなさい~

2012-03-27 20:54:25 | 鳥たち・魚たち
今日、ツバメが帰って来ました♪
・・と言ってもお隣です・・・
お隣は地域一番の超優良物件!
いつも取り合いなんです。

尾羽の長い、立派なオスが真っ先にやってきて
すぐ、お嫁さんを連れてきます。
いつもお隣はモテモテのオスツバメ。

うちの子は今、どこかな?
いつもお嫁さん探しに苦労してます・・・
うちの子は・・・


ハコベ

2012-03-26 14:29:02 | ポーセリン・ペインティング
セリ
ナズナ(ペンペングサ)
ゴギョウ(ハハコグサ)
ハコベラ(ハコベ)
ホトケノザ(コオニタビラコ)(現在のホトケノザではない)
スズナ(蕪)
スズシロ(大根)  

春の七草の一つになっているハコベ。

いざ!という時は食べられるのね、くらいにしか思っていなかったハコベ。
昨年までは気にも留めなかった道端の雑草のハコベ。
そんなハコベを描こうと思って、観察を始めると、驚きの事実が次々と・・・

草花の茎には産毛が生えている場合が多いのですが・・
ハコベの産毛は茎の片側にしか付いていませんでした
小さな・小さな花びらは10枚だと思っていたのが、実は5枚。
根元近くまで深く切れ込んでいるのです

ウシハコベという種類もあり、見分け方はメシベの先!
ハコベは3本
ウシハコベは5本
・・・花そのものが1センチ以下でそのメシベなんて今まで
注意した事も無く・・・

花言葉は  ランデブー・密会

この小さい可憐すぎる花のどこに、こんな秘めた情熱があるのでしょうか!?

庭やプランターのハコベ、去年までは何も気にせず引いていましたが
こんなハコベのプロフィールを知ってしまうと、引けないです。。。




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スプリング・エフェメラル

2012-03-23 19:30:21 | ポーセリン・ペインティング
スプリング・エフェメラル
~春の妖精~

春のはかない命という意味です。
早春のごく短い一時期にだけ可憐な花を咲かし、すぐに姿を消す
背の低い、きゃしゃな草花の事ですが、
そうした姿が「妖精」のように感じる事からこう呼ばれています
地面の下で、じっと養分を蓄えて次の春を待つのです
(カタクリ・セツブンソウ・ニリンソウ・イチゲなど)

以前はこの可憐な花たちを見るため遠い山に登ったりしたものですが、
山野草店などで売られているのを見る度、さらわれてきたお姫さまの
ようで、心が痛みます

「春の野原」をテーマに絵皿をオーダー頂き、空き地、田んぼの畦に咲く
春の花を観察してきました。
寒さが残るこの時期は、ハコベやオオイヌノフグリが主役
地面を這うように咲いているのが健気です

考えてみたら、まだ霜が降りるこの季節に精一杯花を咲かして、周囲の
草が伸びる頃には見えなくなっている雑草たちも、
スプリング・エフェメラルなのでは?と思うのです

幸せの青い鳥は近くに居た!のですね~

次回はそんな、ハコベとオオイヌノフグリの事を書こうと思います
ただの雑草と思っていたら、衝撃の事実が判明!


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大和文華館

2012-03-21 21:54:17 | 美術館・博物館
大和文華館に行きました



ポスター上部の水墨画が気になっていたのです
長沢芦雪の「白梅図屏風」

他に有田の大壷
マイセンの柿右衛門写し
国宝、重文もありましたが、一番印象に残ったのは
やはり、これ。
描いて見たいな・・・こんなダイナミックな絵。

生憎の曇り空
でも梅が満開でした
良い香りに誘われたのか、メジロの群れが来ています
20羽くらい居たでしょうか?
チュリチュリ・・チチッチ・・・可愛い声も20羽分!
騒がしくないのがメジロの良いところでしょうか。

そろそろ、我が家のメジロ食堂も閉店ですね。
寒い冬はプクプクに膨らんでいたメジロも、暖かくなって
スリムになってきて・・・人間もそうなればいいのに・・・
薄着の季節が・・もうそこまで・・・





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薬師寺へ

2012-03-19 22:18:05 | お寺・神社
お水取りの期間は東大寺に通う日が多く、今年初めての薬師寺です
西塔の内陣特別公開に出かけました
(ぎりぎり滑り込みセーフ!)
竜宮城があるなら、きっとこの薬師寺のような所・・・と
思えるほど、美しい伽藍です

いつ来ても、ここのお坊さんは愉快です(不謹慎です・スミマセン)
必ず、どこかで法話、説話などをされています
そのお話がまた、楽しい!!
落語か小話を聞いてるみたいに。

西塔の中でも読経、法話があります
初心者にも理解できるように、読経の決まり事などの説明があります
(ほとんど全員、素人の初心者ですから)
この西塔は1981年に再建されました
最近の事のように覚えているのに、30年も経ったのですね

ご本尊は薬師如来さま
そのせいか、病気平癒のお守りの種類が多いです
目にとまったのが、サプリメント!
パッケージには薬師如来さまの写真。
なんだか効き目ありそう・・・

次は今月末の花会式にお参りできるといいのですが。




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春のティーレッスン

2012-03-17 22:15:43 | 日々のこと
春のティーレッスン

山から青竹を切ってきて、花器を作りました
大好きなコケとシダも使います

(2月末でしたので、ひな祭りをイメージ)


 



この日の紅茶は、一般に知られていない物を選びました

ラプサンスーチョン(漢字では正山小種)
中国の紅茶で松柏の葉で燻して着香したフレーバーティーですが・・・
独特の癖のある香りが特徴です
(正露丸の香りに似ていますので我が家では正露丸ティ-と呼びます)
蒸らし時間を2分半くらいで淹れると、独特の香りは少なく
以外にストレートで飲めます。
もちろん、しっかり蒸らしてミルクティーとしても絶品!

ケニア
東アフリカのケニアで生産されている紅茶です
紅茶を栽培する気象条件が揃っていて、生産が始まってから50~60年
ですが木が若く、とてもフレッシュな味です
ストレートでもミルクでも美味しいです

紅茶好きの私でも多くの茶葉を飲み比べする機会も少ないのですが
ティーレッスンのお陰で、色々な紅茶を楽しめます


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お水取り お松明見物 その後

2012-03-11 20:28:50 | お水取り
大仏殿から二月堂への階段
危険防止の竹の柵がですがリズミカルな美しさを感じます



夜7時、鐘の音を合図に1本目のお松明が上登します
すべてのお松明(10本)が終わるまで約20分
(12日だけは11本)

その後、運が良ければ燃え残りを戴けるのですが・・・
今年も戴く事が出来ました!!

近くで、貰えなくて諦めた方に分けてあげているうち、
ほとんど無くなってしまいました・・・
その様子を見ておられたのでしょうか。
「半分どうぞ!」と燃え残りを頂戴いたしました!
自分で拾うより何十倍も嬉しい出来事です。
温かな空気に包まれた一瞬・・・

大切に持ち帰り和紙に包みお守りに致します



燃え残った杉の葉ですが、そこには多くの人々の想いが込められています
山から切り出して来た人、運搬した人、松明に仕上げた人・・・
修二会は多くの人たちの寄進によって支えられて来ています
そんな人々の気持ちに感謝いたします

・・・この藤蔓は、お松明に杉の葉を巻くときに使われます
これも寄進されたのですが・・・・
かまわず、ムシャムシャ食べている罰当たりな鹿!!
とても堅いのに、美味しいのかしら・??







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