ピュイ&キュイの徒然

ポーセリン・ペインティングや美術館・お寺巡り・バードウォッチングのことなどの覚書です

ツバメ*その後

2012-07-30 15:50:10 | 鳥たち・魚たち
7月11日に巣立っていったツバメのヒナ達
その後、毎晩、帰ってきてくれました
5羽揃って帰ってきたのは、7月25日が最後。
翌日、3羽になり、翌々日は1羽・・・
そして7月28日は待っても、待っても、戻ってきてくれませんでした

これで、独り立ちしたのね~と思っていたら、午後の暑い時間に
ポツン・・・と1羽のヒナが。。
毎日、昼寝をしていってる様子です

今日も、昼寝してました。
いつまで戻ってきてくれるのだろう・・・?
嬉しいような、心配なような・・・

写真は7月23日の夜
串に指したお団子みたい。
すっかりスリムになって、立派な若ツバですね

どうか・・・無事に渡って行けます様に・・・
そして・・・来年の春、また会えますように・・・





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つばめ*巣立ちました

2012-07-25 20:33:23 | 鳥たち・魚たち
梅雨明けが待ち遠しい7月9日、1羽のヒナが巣立ちました。
全部で5羽なのですが、育ち方に差が有り、順番に3日掛けて
全部が巣立っていきました。

でもまだ、夜は巣に帰ってきてくれます

巣立つ前、5羽勢ぞろい
真ん中の3羽が横綱・大関クラス
両端はやっと十両といったところでしょうか?




7月11日の夜です
一生懸命、飛ぶ練習をして疲れて眠っていますね
ツバメの特徴である尾羽がまだ短くて、エビフライみたい。




頑張ったパパとママ
使い古した菜箸を利用した止まり木でお休み~



フラッシュは鳥の目を痛めますから、完全に寝てるのを
確認してから使いました。


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おふさ観音

2012-07-25 09:21:46 | お寺・神社
石上神宮・カフェ・ド・レーヴをあとにして、風鈴で有名な
「おふさ観音」へ向かいました

途中、卑弥呼の墓とされている「箸墓古墳(はしはかこふん)」の近く
を通り、古代のロマンに浸ります。。。
・・・でも運転席の夫は九州出身!
ライバル日本史状態でした・・・



境内を埋めつく風鈴
200~300個くらいかな?と思っていましたら、その数なんと
2500個だそうです。
気に入った音色の風鈴がありました。

バラも有名で、まるで迷路のような境内でした

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古事記ゆかりの*石上神宮

2012-07-17 13:35:34 | 古事記
石上神宮は、布都御魂剣(ふつのみたまのつるぎ)に宿る神霊
「布都御魂大神(ふつのみたまのおおかみ)」を主祭神としています。

この神剣(ふつのみたまのつるぎ)は古事記・日本書紀で
国譲りの神話に登場される武甕雷神(たけみかづちのかみ)
が天照大御神(あまてらすおおみかみ)から譲られ、
初代・神武天皇をお助けした神剣とされています

4世紀の創建で、神宮といえば、伊勢神宮と石上神宮の事だったそうです




広い境内には・・・神鶏・・
悠然と歩く姿は伊藤若冲の絵を見てるようです。








神宮の森は甲子園球状の16倍もあり、禁足地も多く、
ファンタジーな神宮の由緒のせいか、「神域」に迷い込んだような
気分になります

この日は8時半からの朝拝に参加致しました
古事記の勉強をしているお陰で、祝詞の意味が少しだけ
解るようになっているのに驚きます。

近くには卑弥呼かも?といわれている百襲姫命(ももそひめ)の墓もあり
(箸墓古墳)古代のミステリーに包まれた場所だと今更ながら感じました。



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この季節に・・お水取り?

2012-07-16 23:10:11 | お水取り
「奈良きたまち」エリア一帯で、6月29日から7月1日まで
「もっとずっときっと祭」というイベントが開催されていました

小さなホテル「奈良倶楽部」さんで開催されました
東大寺持宝院住職・上司永照師による「お水取りについて」
のお話会に参加しました。

この季節にお水取りのお話なんて・・・
お水取りが終わって、まだ三ヶ月・・・
来年まで待てない!というマニアックな集まりです


上司永照(かみつかさえいしょう)さん、私と同じ年??
(撮影、ブログ掲載など快く了解していただいてます)



実際に使用されていた「牛玉櫃(ごおうびつ)」
や「紙衣(かみこ)」「差掛(さしかけ)」を持ってきてくださり、
お水取りの期間中に必要な手回りの品の使い方や、由来、
エピソードを伺う事が出来て、その上、法螺貝も吹いて下さいました!

練行僧が着る「紙衣(かみこ)」
和紙で出来ています。ふわ~っと温かな手触り
布よりも保温力に優れているそうです。
(灯明から出る煤で黒くなっています)




「差掛(さしかけ)」




「牛玉櫃(ごおうびつ)」
身の回りの品々は全てこの中に納まっています
数珠だけでも、4~5種類あるのは始めて知りました。
上司家は撫子が家紋だそうです。



最後に、3月5日と12日のみに行われる「過去帳」を
「青衣の女人」まで読み上げてくださったことに、大変感動しました。
「過去帳」には東大寺に縁のある方達の名前が記されていて、
最初は、もちろん「聖武天皇」から。
NHKの「平清盛」に登場する方達の名前もあります。
後白河上皇、源頼朝など・・・
平家一門の名前はありません。
(東大寺は平家に焼かれてますから・・・)

上司さん、とても良いお声で、テノール歌手の独唱を聞いている
ような印象ですが、もの凄いエネルギーがビシバシ伝わってきます。
一言一句聞き逃さないよう必死な私は、瞬きや呼吸も忘れるほど。

目に前で実際の過去帳を読み上げて下さるなんて
女性にはこんな機会は絶対ありません。
本当に有難うございました。

観光イベントのようになっている「東大寺・お水取り」ですが
「お水取り」が行われた本来の意味を考え直す機会となりました。

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蓮*喜光寺・唐招提寺

2012-07-14 23:55:11 | お寺・神社
蓮が気になる季節です
奈良の喜光寺と唐招提寺に蓮を見に行きました
喜光寺の本堂は、大仏殿を建てる時に参考にした建物といわれていて
横や裏から見ると、本当に大仏殿に似ています!



蓮の花の甘い香りに誘われて、ミツバチも・・・



弁天池の睡蓮にもミツバチ・・・


朝早く出かけたご褒美・・・宝珠・・・




すぐ近くにある菅原天満宮へお参りに。
ここはあの菅原道真誕生の地という説もあります



唐招提寺の蓮はまだ、これから・・といった様子です
鑑真和上が中国から持ってきたと伝わる「唐招提寺蓮(はす)」
や2千年前の古代のハス「大賀蓮」など、珍しい品種もあるのです。

お隣の薬師寺のような華やかさは無いけど、いつ来てもしっとりと
木々や苔が潤っている唐招提寺。
蓮は開花期が長いので、また出かけたいです


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古事記は楽しい♪

2012-07-07 11:51:25 | 美術館・博物館
奈良国立博物館で開催中の「古事記の歩んできた道」
を見てきました
小規模な展覧会ですが、とても濃い内容です

普通こういう展覧会に来場する人はわりと年齢層が高めなのですが、
若い女性が多いのに驚きました
ウワサの記紀ガール(古事記・日本書紀ファンの女の子)なのですね!

奈良は古事記が編纂された地なのですが、なんだか良く解らない・・
でも考えてみれば、因幡の白兎 や ヤマタノオロチ も古事記の
お話ですね
子供の頃から、とても身近だったわけです。
良い機会ですので、色々調べてみたくなりました。



早速、行きました
御嶽山大和本宮にある有名な初代天皇・神武天皇像です

実はこの神社、新興宗教か何かだとずっと思っていましたが・・
皇室が認めた神道十三派のひとつだそうです。
木曽の御嶽さんに本部道場があるとか。
知らなかった事とはいえ、大変失礼致しました!!

天照大御神(アマテラスオオミカミ)直系の子孫にあたる
神倭伊波礼毘古命(カムヤマトイワレビコノミコト)が日向の国(宮崎)
から日本を治める土地を探した結果、大和を選んで下さいました。
そして、初代天皇として、即位されたというわけです。

この地を選んで下さり、有難うございます。
奈良県民一同お礼を申し上げます!(笑)
(・・・神武天皇は実在が確認されていません・・・)



古事記の登場人物の名前はとにかく難しいです
音だけの当て字なので、書きながら読み方を確認して初めて頭に入る・・
何だか受験勉強してるみたい。

最近の子供の名前もこれに良く似ていますね。読めないし・・・


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上村松園

2012-07-07 11:20:06 | 美術館・博物館
会期は明日で終わりますが、奈良市にある松柏美術館に行きました
ここは日本画家・上村松園・松篁・淳之三代の作品を集めた美術館です



今回は、松園の大正期の作品が中心です
あの松園でもスランプがあり、大正期は特に深刻だったようです
試行錯誤しながら絵を描いていた一面が伺たのが嬉しい!

一番心に残った「多から舩(たからぶね)」
「たからぶね」が描かれた本を見ている女性の表情が
なんともいえず、可愛らしい♪


松園は本当に完璧な作品ばかりです
松篁・淳之の花鳥画が常設されてる部屋に入ると、緊張が解けました・・
まだまだ修行が足りない私です。。。

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