ピュイ&キュイの徒然

ポーセリン・ペインティングや美術館・お寺巡り・バードウォッチングのことなどの覚書です

祝!巣立ち♪

2008-06-19 23:35:13 | 鳥たち・魚たち
近所では、鳥達が続々と巣立ちを迎えています


ご存じツバメ(燕、学名:Hirundo rustica 英名:Barn Swallow)スズメ目、ツバメ科
巣立ち後、3日目です。夕方、戻って来てこんなお団子のような状態で寝るんですよ
ツバメは産まれたヒナの2割しか成鳥になれないと言われています。
でも皆元気で来年の春に会える事を信じてるのです


スズメちゃん(雀、学名 Passer montanus  英名;Tree Sparrow)スズメ目・スズメ科
用心深いスズメですが、この子はまだ何が危険かも知らない無垢な子です
ツバメと違って、家の近所にずっと居ると思うので、無事に成長して欲しいです~
な~んだ、スズメかぁ~と言わずに注意してみると、エサをねだるヒナを連れた
スズメの親子がいます。一年中でこの季節を逃すと見られませんから!!


ハクセキレイ(白鶺鴒、学名:Motacilla alba lugens 英名:Japanese Pied Wagtail White Wagtail)スズメ目セキレイ科
グレーのふわふわした羽ですが成鳥になると黒い羽に変わるのです。
道ばたをよく走っているのを見かけます。逃げる時も走るのです。時々つまづいたり・・
鳥なんだから飛べばいいのに!庭で土いじりしてると、手のすぐそばに来て、
虫をついばんでいます。人間を利用する事を覚えたお利口な鳥です。


カルガモ(軽鴨、学名:Anas poecilorhyncha 英名Spotbill)カモ目カモ科
この母親、最初は10羽のヒナを連れていたのですが、この時は8羽・・・
今日は更に数が減っていました(涙)
去年も10羽産まれて、最後は3羽になってしまったのです。
自然界の掟、とわかっているのですが、悲しいです。。
うちの近くで子育てしないで、都会の人工池だととても大切にしてもらえて、
専属のガードマンまでつけで貰えるのに・・・と思う時もあります
無性にカルガモの親子の絵を描きたくなって・・・
お手本探しの日々。。

アトリエ・ラ・ヴィータ

アンカー展とルノワール+ルノワール

2008-06-15 12:35:15 | 美術館・博物館
美術館「えき」KYOTO (JR 京都 ISETAN 7F )で開催中のアンカー展~故郷スイスの村のぬくもり~に行ってきました

  

スイスの自然主義の画家アルベール・アンカー(1831‐1910年)の描く無垢な子どもたちの姿は、
日常生活の素晴らしさに満ちあふれています。
先月鑑賞して来た「ルーブル美術館展」とは両極にあるような展覧会です
普段着の子供達の何気ない仕草、生き生きとした表情。静物画もあたりまえの日常雑器ばかり。
まるで「アルプスの少女ハイジ」に登場しそうな子供達や風景に気持ちがほんわかして来るのです

また京都国立近代美術館では
ルノワール+ルノワール展が開催中です



印象派の巨匠ルノワール(1841~1919)と、その次男でフランスを代表する映画監督
ジャン・ルノワールのコラボレーションというのがなかなか面白い試みです
他の絵画展でも「あたりまえ」の展示構成ではなく新しい試みも増えてきました

アンカーやルノワールが活躍した時代・・・日本は明治時代・・・
上流階級の暮らしは格段の差があったと思うのですが、庶民の暮らしはどこの国も同じなんですね

アトリエ・ラ・ヴィータ