ピュイ&キュイの徒然

ポーセリン・ペインティングや美術館・お寺巡り・バードウォッチングのことなどの覚書です

紅葉

2011-11-30 16:29:43 | 日々のこと
近くのお寺の紅葉を見に行きました

このお寺の境内や山は
樫、椎などの照葉樹の濃い緑
椿、山茶花などのつややかな緑
黄色く色付いた榎や山藤の葉
茶色やオレンジの落葉樹の葉・・・
色とりどりで、本当に美しいです

赤いモミジやカエデをたくさん植えている紅葉の名所は
あまりにも不自然で、最近足が向きません

近くの山も、様々に色付いていきます
これが本当の「錦織り成す」なのだと毎日が楽しみです







アトリエ・ラ・ヴィータ

秋麗~あきうらら~

2011-11-24 23:35:39 | ポーセリン・ペインティング
秋麗~俳句の季語で、うららかに晴れた秋の日を意味するそうです

以前、このブログでご紹介したクヌギやコナラのドングリの絵を気に入って
下さった方から絵皿のご注文を頂きました

仕事の関係でドイツに住んでおられた時の影響で、マイセン、リモージュ、
オールドニッポン(明治の頃、輸出用に製作されたオールドノリタケの事です)
などを蒐集されてる方ですが、何故か・・・クヌギのドングリの絵が見つからない
との事。

早速、近くの山やお寺に出かけてスケッチしたり、折れた枝を
持ち帰ったり・・・
メインのドングリを彩るモミジ、カエデ、イチョウなども加えて
デザイン画が決まりました




抜けるような青空の元、木を下から見上げた景色をイメージしました
虹の七色を全て入れて欲しいとのご希望もあり・・・
何とか、完成しましたが・・・
本当に手放したくない作品となりました。



約28センチの飾り皿です
モミジやカエデの種類の多さ
銀杏の付き方はサクランボと同じだという事描いてみて新発見が
たくさんありました

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季節はずれのスミレ

2011-11-10 10:04:35 | 日々のこと
今週になり、ようやくこの季節らしい気温になりました
先週まで、昼間は暑いくらいでしたね。

プランターや庭のあちこちにスミレが沢山自生しています
野生種なので、花は春にしか咲かないのですが・・・
今年は、小さいながら、秋にも少しだけ花を付けました
嬉しいのですが、今年だけ異常かもしれません



このスミレは、ツマグロヒョウモン(褄黒豹紋)という美しい蝶の
幼虫の食草です
今年は、まるで地面から幼虫が沸いて出るように、千客万来!
お陰で何度か、飢饉を心配しましたが、近所のあちらこちらに
自生しているスミレがありますので、乗り越える事ができました。

一般的に、蝶の多くはサナギで冬を越しますが、この蝶は幼虫で
越冬するのです
南向きの暖かい場所にビオラやパンジーを植えて、幼虫をここに
集めます。うちに来る鳥も多いため、見つからないように、工夫を
凝らして・・・
春、幼虫達が元気に動き出してくれると、とても嬉しいです。

幼虫の写真を小さく入れました
見た目、毒々しい毛虫ですが、外敵からのカモフラージュです
棘は柔らかいですし、無害です
これから、花壇のパンジーやビオラにこんな幼虫が居ても
ポイ!しないで下さいね

サナギはこんなキラキラのアクセサリーを10粒つけていて
光に当たると真珠貝のような光沢に見えたり、金色にも見えます
残念ながら、羽化すると、色はなくなります



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学園祭

2011-11-03 23:15:13 | 日々のこと
近畿大学農学部学園祭に行きました
この大学には車で15分程度の距離です。
近い、という事もあり、春の桜の季節・秋の学園祭・
時々開催される講演会などに出かける機会が多くて
卒業した学校より縁がある大学です



大学のキャンパスは山を造成して建設されたため、自然観察には
ぴったりの条件が揃っています
わざわざ遠くに出かけて観察するより、キャンパスのすぐ近くで
頻繁に観察した、研究発表など、学生さんが熱心に説明して下さる
のを毎年楽しみにしています
若いって素晴らしいですね~


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