ピュイ&キュイの徒然

ポーセリン・ペインティングや美術館・お寺巡り・バードウォッチングのことなどの覚書です

正倉院宝物と近代奈良の工芸

2013-06-22 23:54:31 | 美術館・博物館
奈良県立美術館では
「正倉院宝物と近代奈良の工芸」展が開催中です

正倉院宝物や奈良の文化財は明治以降、模写、模造が製作されてきました

毎年、秋の正倉院展にも、模写・模造品が併せて展示してある事もあり、
予てから、一堂に見る機会があったら・・・と思っていただけに
とても嬉しくて、初日に出かけました

その時代の超一流の工芸家達の手による作品は素晴らしく、目を見張ります
近代、現代の道具を使っても精巧に復元するには、大変なご苦労が
あったそうです
また、質の良い材料を揃えるのも大変な事だそうです。
正倉院宝物が1300年もの昔に製作されたことに改めて驚かされた
展示会でした。

ただ・・・最近製作された物は鮮明な色や形をしています・・でも、
オリジナルの正倉院宝物の方が耀いて見えるのは・・・何故??

やはり、そこには多くの人の手によって守り伝えられた来た輝きが備わって
いるからなのでしょうか。



今年の正倉院展はどんな内容でしょうか?
今から楽しみです!

産みたて卵

2013-06-19 23:11:03 | 鳥たち・魚たち
ベランダのバタフライガーデンに新しい仲間が増えました

ゴマダラチョウが卵を産みに来てくれたのです!
大きさはアゲハチョウくらい。
羽の厚みが他の蝶より厚いのでしょう、飛ぶとバサバサと音が聞こえます

幼虫の食木は榎(エノキ)
高さが1メートルくらいの苗木が6本あるのですが、そこに次々と
卵を産んでいってくれます




こんな風に体を曲げて・・・



産みたて卵です♪
美しいエメラルドグリーン
段々、黒くなってきて、5日ほどで小さな幼虫が孵りました。



自然に任せていたら、ヤモリやアシナガバチに次々と襲われ
幼虫の数が減ってきたので、慌ててネットを掛けたのですが、
数えてみたら、30頭も居ました!!
榎、足りるかな・・・?
綱渡りの毎日です

食草の心配をしていたのですが、次々と蛹になり始めました
5月に羽化した春型より2周りほど小さくて、育て方が悪いのか、と
心配になり、調べてみたら、ゴマダラチョウの夏型は小さい事が
わかり、安心しました
アゲハなど他の蝶達は、逆にこの季節は春型より大きいのでゴマダラ
が特殊なのだそうです。

今の蛹が羽化して、その幼虫は落ち葉の下で冬を越し、
来年5月に蝶になる・・
気の遠くなるようなサイクルです。

公園などでは、きれいに落ち葉が掃かれていて・・・
落ち葉の下でじっと冬を越す虫達は困ります!
ほどほどに・・・とお願いしたいです

今年は、スミレが繁り放題です。
スミレを食草にするツマグロヒョウモンの姿を見ません
毎年、スミレの葉が無くなって、アタフタしますが・・・
本当に心配。。。

ツバメ・巣立ち

2013-06-11 21:35:01 | 鳥たち・魚たち
4月半ば、遠い国から今年も我が家に来てくれたツバメ
早速、お嫁さんを見つけて、2羽で巣を作り始めて、

抱卵開始が5月6日
ヒナが産まれたのは5月21日
そして、6月7日巣立つ事ができました

一般的には、
抱卵に2週間
巣立つまで3週間
巣立ちが早かったのは、条件が良かったのでしょう!

自分ではエサを採れないので、親を待っています



産毛が残っていて、尾羽もまだ短くて可愛い♪





いつも感じるのは・・・
巣に居る時は、ぬいぐるみのように可愛いヒナ達
巣立って、外の世界を知った途端、野生の生き物の目に変わります



夜になると、帰ってきてくれます。
2回目の子育て、あるかな?

紫のバラ

2013-06-08 22:59:11 | ポーセリン・ペインティング
様々な技法を練習する為に描きました
(岸田先生のデザインです)

ホワイトベルベット(金下マット)の使い方

パラジウムの発色の確認
断然、銀やプラチナより安いパラジウム、ブライト金液との混色で様々な
バリエーションに発色してくれます
使いこなせば優れものです。

ラスターの混色

マーブルローションの使い方など・・・

前回の「あじさい」と同様、写実と抽象の対比を楽しみました