ピュイ&キュイの徒然

ポーセリン・ペインティングや美術館・お寺巡り・バードウォッチングのことなどの覚書です

年の瀬・京都

2011-12-28 20:39:37 | 日々のこと
もしかしたら・・・今年初めての京都では?(あと数日で終わりですが)
中学生の姪と京都に行きました
クラブや塾で毎日忙しく、ようやく時間がとれたのです

目指したのは丸山公園にある「長楽館」




明治時代の洋館でいただくアフタヌーンティーは格別!



館内のお部屋や廊下の暖炉には火が入っていて・・・
ゆらめく炎や薪が燃えるパチパチという音が慌しい年末の現実を
一瞬忘れさせてくれます



八坂神社もお正月の準備が始まっていました
ここには破魔矢などの縁起物が並ぶのでしょうね



錦市場はお正月の準備をするお客さんが集まり始めてます
他では買えない物も多く、つい、衝動買いを。。。



年賀状が終わり、京都でお正月用のお花や食材を買い求めて
いよいよ気持ちが迎春準備モードになってきました!
今年もあと少し、頑張りましょう~

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松ぼっくり・サルトリイバラ・ロビン

2011-12-26 22:58:30 | ポーセリン・ペインティング
唐松(カラマツ)の松ぼっくりとサルトリイバラ(サンキライ)を描きました
クリスマスを意識して、ヨーロッパコマドリも。
ヨーロッパではクリスマスアイテムになっているこの鳥、
キリストのイバラの冠を外そうとして、血が胸の羽毛に付いて赤くなったという
伝説があるそうです。
人に良く馴れて可愛らしくて、日本でいえばメジロのような小鳥でしょうか?





このサルトリイバラ、ユリ科の植物だそうです。
見た目は全く似ていませんが、ルリタテハの幼虫の食草です。
(ルリタテハはユリ科の植物を好みます)
近くの山のサルトリイバラ、あちこち虫食いの痕があって、もしかしたら
ルリタテハが育ったのかな?と想いながら、スケッチしました。

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Merry Christmas♪

2011-12-23 23:51:22 | 日々のこと
今年は、なかなかクリスマス気分になれず・・・
やっと少しだけ飾りつけをしました。
庭のフランス柊と大王松(だいおうしょう)の大きな松ぼっくり
を置くだけで、何となくクリスマスらしくなった気が致します。



いつもお世話になっている、奈良・学園前のプリュムドア
さんのリース。とってもナチュラルで素敵ですね。



皆様、素敵なクリスマスをお迎え下さいませ。

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2011春日若宮おん祭り・17日・松の下式

2011-12-20 22:09:15 | おん祭り
影向の松(ようごうのまつ)の前では、かわいらしい頭屋稚児(とうやのちご)が
松の下式の検分をいたします。

猿楽・田楽などの芸能集団は、この松の下で、芸能の一節や所定の舞を
演じてからでないとお旅所には参入できない決まりなのです



このお稚児さんは、自分では歩きません。
必ず、肩車されます


金春安明太夫の舞(金春流八十世宗家)
能舞台の鏡板に描かれた松の前で観るお能、感激です!
(この影向の松がモデルです)


お旅所の様子



だ太鼓(だだいこ)・4メートル以上の大きさです
どんな大きな音が出るのか・・・ドキドキしていましたが・・・
アレッ!でした(笑)



左が鳳凰(月)右が龍(太陽)

ここ、お旅所ではこの後、夜中11時まで様々な芸能や神楽が
奉納されます
見ていたかったのですが、大勢の人垣が出来ていて、とても
見る事はできません。
来年は、お旅所祭を中心に見物しようと思っています

おん祭りから伝わった言葉を知りました

金春太夫がお旅所に入る前、白い紙を解いてから参入する事を
「金春の埒(らち)あけ」と言います→「埒があく」の語源

お旅所の芝の上で芸能を奉納する→芝居の語源

若宮さまのプロフィール→西暦1003年3月3日の御生れ
シンデレラと同じで午前零時までに元のお社に戻る決まり

今年は、観光のゴールデンルートを急ぎ足で回りましたが
来年からは、一つの行事をじっくり見物したいです



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2011春日若宮おん祭り・17日・お渡り式

2011-12-19 18:38:00 | おん祭り
華やかな時代行列「お渡り式」が17日正午から県庁前から
出発します。

出発前の皆さんの様子
おん祭りは、こういった被り物が楽しいです



第一番「日の使い」行列の「十列児(とおつらのちご)」



第五番「田楽座」


第六番「馬長児(ばちょうのちご)」


第七番「競馬」
実際にに競馬が行われます
その勝敗により、舞楽を奉納する順番を決めるのです


第八番「流鏑馬」


この後、第十二番まで行列が続きます

おん祭りは稚児が多く参加する事でも有名ですが
付き添いのお母様方、留袖をお召しです。
いろんな意味で大変だった事でしょう。
この日の為に7月から乗馬や各作法の勉強をして来られたのです。
寒い一日でしたが、お天気に恵まれて何よりでした。

また、航空自衛隊奈良幹部候補生学校から毎年、多くの隊員さんが
協力してくださいます
待ち時間でもビシッと背筋が伸び、無駄話も無く、凛々しい
行進はさすが!!
祭り関係者の方から伺った話ですが、礼儀作法、食事の作法、後片付け
ゴミの分別、脱いだ衣装の畳み方・・・
どれを見ても、感心するほどだったそうです。
有難うございました!!

「第十番」が自衛隊の皆さん


巫女さんが乗る輿を担いで下さったり、とてもありがたいです

行列を、見送った後、一の鳥居近くの「影向の松(ようごうのまつ)」
で行われる「松の下式(まつのしたしき)」を見るため、大急ぎで
移動。


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2011春日若宮おん祭り・17日・朝の様子

2011-12-18 00:21:56 | おん祭り
12月17日は、おん祭りの中心になる祭礼が行われます

同時進行で色々な事が行われるため、全てを見学するのは
4~5年掛かるそうです
まず、朝10時から県庁近くの初宮神社で行われる田楽奉納を見学。
田楽は田の神様に捧げる芸能です。
執り行われる所作の意味などを知りたくなりました。
初宮神社は、若宮さまのおばさまをお祀りしているそうです
神様って人間みたい・・・



その後、一の鳥居に向かいます
おん祭りの期間は春日大社のご神木が架かるので神聖な気分に。
春日さんのご神木は、なぎ(イチイ科の常緑樹)です



お渡り式の行列は約50頭の馬が使われます
その馬たちが到着していました。


お馴染みの鹿も興味があるのか・・・じっと見ていて・・・



時代劇や映画で使う馬達を借りているのですね
その為、大人しくて人によく馴れています


飛火野では練習が始まっています
この子は、馬長児(ばちょうのちご)の衣装を着ています
中学生くらいでしょうか?


この後、事件が起こりました
何かに驚いた馬が乗り手を振り落とし、暴走したのです。
飛火野や参道を駆け回り・・車道に出てしまい・・・
どうなる事かと心配しましたが、お渡り式の行列には
この馬に乗った男の子が居て、本当に安心しました。

今日は午前11時頃までの様子で終わりです
続きは明日!

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2011・春日若宮おん祭り・予習

2011-12-14 22:12:33 | おん祭り
毎年12月15日から18日まで奈良の春日大社では「春日若宮おん祭り」
が行われます。
春日大社の三殿と四殿の神様のお子様を「若宮さま」と呼びます
この若宮さまは水を司る神様で、平安時代、洪水などの水害が
早く鎮まるようにとの願いを込めて始まったお祭りです
(今年で876回目)
今年は、とても意味深いお祭りとなりそうです

若宮さまは、御生れになって千年以上も経っていますが、神様の
時間ではまだヨチヨチ歩きの赤ちゃんだとか・・・

一般的なお祭りと違い、奈良に生れ育った私でもよく解らなく・・・
17日午前零時から24時間かけて様々な神事、行事が行われますが
真夜中の神事は全ての灯りを消した中で行われ、私語、撮影などは禁止です
その為、映像も無い、写真も無い・・・・???でしたが、昨年、NHK
が一部始終を撮影する事を許可されて、ようやく少し輪郭だけ解った
ような気がいたします

今年は、絶対見に行きたいので、予習をしてきました
まず、国立博物館で開催中の「おん祭りと春日信仰の美術」




この松は「影向の松(ようごうのまつ)」と言われ、能舞台の鏡板に
描かれている松の木はこの木がモデルです
一の鳥居を入ってすぐの右側にあります




17日正午から「お渡り式」が行われます
若宮さまの下に社参する約千人の行列を見物する予定です
普通は「鹿に注意」の看板が目立つ奈良公園ですが、「馬に注意」!
鹿と馬を一緒に見られるなんて想像するだけでワクワクします~



週末、この冬一番の寒さで最高気温の予想は6度。
寒さ我慢大会になりそうですが、とても楽しみです


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初メジロ

2011-12-04 23:40:05 | 鳥たち・魚たち
ベランダにミカンを出したら・・・3日目でメジロがやってきました

スズメはエサを出しても用心深く、近くから様子を伺っていましたが
・・でも一週間目でエサの魅力に負けたのか、ちゅんちゅんと
賑やかに食べていきます。

まだまだ、自然の食べ物はたくさんありますが
これからの季節、少しだけ助けになれば、と思います




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