ピュイ&キュイの徒然

ポーセリン・ペインティングや美術館・お寺巡り・バードウォッチングのことなどの覚書です

もうすぐ・・・会える♪

2012-05-29 21:33:49 | 奈良公園

春日大社・鹿苑で小鹿が公開されます




奈良公園ではこんなにお腹の大きなメスも!
鹿せんべいを売っている方は、鹿を見分ける事ができるとか。
このメスは一年おきに同じ場所で出産する話を伺いました。
見守っておられるのですね。




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レンゲ草、描き始めました

2012-05-25 07:36:43 | ポーセリン・ペインティング
「春の野原」をテーマにオーダーを頂きました

レンゲをメインに、カラスノエンドウ、ハコベ、オオイヌノフグリ
ツクシ、スギナ、ヘビイチゴ、スミレ、ホトケノザ、ヒメオドリコソウ
ナズナ、タンポポを、とのご希望でした。

・・・・ぎっしり詰め込みました

物語を作ってくれる、小さな生き物達も。

春の使者のツバメとモンシロチョウは外せません!
テントウムシ、ミツバチ、アマガエルを描き入れました

これから一度、焼成して、更に描き進めて行きます




この部分に、ミツバチ、テントウムシ、アマガエルが居るのです

図鑑を見て描き始めたものの、細部がわからない・・・
困っていると命を終えたミツバチが庭に落ちていて、それをスケッチ。
テントウムシはガラスの瓶に入れて、観察しました。
さぞ、凄いストレスだっただろうね。テントウムシさん。
ごめんね。



普段、見慣れている物ほど、きちんと見ていなかった事がわかり
反省してます。。

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ならきたまち*工場跡事務室

2012-05-23 09:02:34 | 奈良公園

週末、東京に住んでいた時の友人が奈良に来てくださいました
彼女は、初めて絵付けを学んだ教室の先輩。
昔話に花が咲き・・たくさん歩き・・・
おそらく2万歩くらいは歩いたのでは!?

東京には無いものを探して奈良を案内しました

春日大社・東大寺・興福寺と奈良観光のゴールデンルートですが、
道中、ガイドブックには載っていない所や物も見て貰い・・・
正倉院近くにあるカフェ「工場跡事務室」で休憩。

営業日は 金・土・日・祝日ですのでなかなか来る事ができず、
ようやく願いが叶いました



「工場跡事務室」の入口部分。大正14年(1925年)
に奈良の宮大工によって建てられたもので、昔の学校のような、
とてもレトロな建物です。

流行の古民家カフェや町屋カフェとは違い、必要以上に飾り立てない
インテリアに惹かれます
引き算の美学・・という表現がぴったり!



さっぱりとした梅ジュースが美味しかったです
庭先に鹿が来る事もあるそうで、羨ましいです!



正倉院、前庭の鹿たち
あまり観光客が来ない場所なので、少し人を警戒します。。
この日もしっかり芝のお手入れに忙しそう。(食べてます)
きれいな鹿の子模様になるのもあと少し。





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興福寺・薪御能

2012-05-22 11:08:31 | お寺・神社
5月18日・19日 夕方5時半から興福寺境内で薪御能が行われました
興福寺はお能の発祥の地。
現在、全国で行われている薪能も興福寺がルーツです

そのため、「御」が「薪」と「能」の真ん中に入っています。





私の若い頃は席料は不要で誰でもどこからでも鑑賞する事ができました
・・・その為、マナーを守らないアマチュアカメラマンが横行し、
いつの頃か、撮影禁止。入場料も必要になったのです。
でも興福寺はあくまで奉納という意味を考えて、無料の一般席も
設けて下さってます。

湿度、気温、風を肌で感じて
能楽堂で鑑賞するのとは一味違う野外公演です。


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エマイユの煌き

2012-05-11 22:01:16 | 美術館・博物館
名古屋に出かけた折、ヤマザキマザック美術館に寄りました
先日、京都で見た七宝の並河靖之の作品が忘れられず、七宝に
夢中です

エマイユはフランス語で七宝の事

七宝には様々な技法があり、その技法を駆使したエマイユ・ジュエリーが
とても魅力的です

ポーセリンペイントのラスター技法の表情にも似ていて、光の当たり方が
変わると違った輝き方をします

またこの美術館はフランスのロココ・新古典主義・エコールドパリなどの
絵画や家具、食器の素晴らしいコレクションが常設されていました!






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バードウオッチング*大阪城公園

2012-05-10 16:19:39 | 鳥たち・魚たち
連休の前半、大阪城公園にバードウォッチングに出かけました
この公園は渡り鳥の中継地点となっていて、この季節は夏鳥を
たくさん見ることができます

普段は深山でしか見ることが出来ない鳥がすぐ近くで観察できるので
大勢の人に見られてストレスを感じるのでは??
と心配になるほどのバードウオッチャーで賑わいます

公園に入る早々、美しい声が聞こえます
オオルリ??と双眼鏡で探したら・・・求愛中のカワラヒワ
愛をささやく時は、本当に甘い声なんですね。

お目当てのキビタキは堪能!
鳴き声が美しいことで日本三鳴鳥とされる、オオルリ、コマドリにも
出会えました。
家に帰るとウグイスが鳴いていて、これで三鳴鳥!







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春日大社の藤

2012-05-08 20:44:37 | 春日大社
藤原一族の氏神である春日大社のシンボルは藤の花
藤の名所は数多く有りますが・・・身びいきと言われても
ここの藤の美しさは随一!

今年は春先の寒さのせいで、早咲きの藤と通常の藤が同時に
咲いたそうです

人も蜂も美しい花と芳しい香りに誘われて・・・
雅楽の演奏、舞楽の舞、充実した一日でした。








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春日大社*万葉雅楽会

2012-05-07 16:32:28 | 雅楽
春日大社境内にある万葉植物園で5月5日午後1時~3時まで
万葉雅楽会が催されます

池に張り出した舞台の上で管弦が演奏されます



その後、舞台を清める為に振鉾(えんぶ)が舞われます
舞楽は右方、左方を一対として舞うそうです
決まり事として、左から始まり、衣装の色は
左方・・・暖色系(朱色や赤)
右方・・・寒色系(青や緑)となっていると、説明を受けました

左舞・・・振鉾



右舞・・・振鉾



左舞・・・迦陵頻(かりょうびん)
小学校低学年~中学年くらいの
4人の男の子が鳥の羽を付けて華麗に舞う姿は可愛らしいです
天上界に住む鳥のよう。
天冠には赤いツツジの花



右舞・・・胡蝶(こちょう)
こちらは、高学年の女の子
天冠には白いツツジの花、手には山吹
花に戯れる蝶のように優雅な舞です



その後、左舞・・・打毬楽(だきゅらく)
     右舞・・・敷手(しきて) 
と続き、最後に長慶子(ちょうげいし)の演奏と共に退出されます

子供とはいえ、楽器を一通り演奏出来るようになってから舞の稽古
を始めるそうです。
放課後、一生懸命練習したのですね!

神社・お寺への奉納される行事ですので、席料も必要なく
誰でも鑑賞できる事に感謝です。
また、身近でこのような催しが毎月のように行われる土地柄にも
改めて感謝致します!!

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春日大社*菖蒲祭

2012-05-06 22:53:31 | 雅楽
子供の日には春日大社で菖蒲祭が行われます
境内の柱に飾られている菖蒲と蓬を見て、無病息災を願う
端午の節句の風習を改めて思い出しました
屋根にも菖蒲と蓬。

 

菖蒲祭は10時から執り行われます
それに先立ち、剣道の型の奉納があり、同時に飛火野で剣道大会が行われています
道中、凛々しい少年少女剣士達が大勢集まっていました

雅楽を演奏する南都楽所(なんとがくそ)の方達
藤の花がシンボルの春日大社ですから、衣装も藤の花の模様

雅楽の演奏と共に本殿では祭礼が行われています
神様へのお供え物がチラリと見えましたが、豪華!
俗な表現ですが、鯛の活け造り、揚げドーナッツ、フルーツ盛り合わせ
大きなバーウムクーヘンのような物が次々と運ばれていきます



11時からは舞楽が奉納されます(約30分)
今日の演目は「散手」(さんじゅ)
威厳のある面や太刀を付け、鉾を持ち、衣装も豪華で、格式の高さが伺えます

舞の意味はよく解りませんが、静と動の動きが印象に残りました



その後、午後1時からの万葉雅楽会へと続きます

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東大寺ミュージアム

2012-05-02 17:25:58 | 美術館・博物館
「東大寺ミュージアム」に行きました
お目当ては東大寺の法華堂(別名、三月堂)
その本尊に当たる国宝「不空羂索観音」の宝冠です

3メートルもある観音様の宝冠ですから、近くで見ることはできません
今回、修理が終わり、特別に公開されています。
ガラスケース越しとはいえ、こんな機会はそんなにありません。
数年前にも一度、国立博物館で見たことはありますが、美しい物は
何度も見てみたものです




これが宝冠(写真は博物館HPよりお借りしました)
水晶、真珠、珊瑚、翡翠、トルコ石など約2万5千個(!)
もの宝石を銀の糸で繋いでいて・・・
高さ3メートルの観音様の頭上にあるわけですから、ボリュームも
あります

後日、知人から世界三大王冠の一つなのだと教わりました
(他は、ツタンカーメンとルイ十五世の王冠)




この宝冠を見たくて出かけましたが、思いがけず嬉しいことが。
観音様が合掌されている手の中には水晶の宝珠を抱いておられます
この宝珠も合わせて展示されていたのです。
直径3センチくらいでしょうか?
初めて近くで目にする宝珠に宝冠を忘れて感激!!

法華堂の修理が終わってお堂にお帰りになられたら、もうこんな
近くで見ることは出来ないでしょう。


家にあった本の表紙です



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