ピュイ&キュイの徒然

ポーセリン・ペインティングや美術館・お寺巡り・バードウォッチングのことなどの覚書です

小鳥とタンポポ・ベニシジミ

2012-02-28 17:33:32 | ポーセリン・ペインティング
ヒガラ(スズメより小さい鳥です)と日本タンポポ、ベニシジミを
描きました
ヒガラは、頭の冠羽が特徴で、私は「小さな王様」と呼んでいます

ヒガラは亜高山帯に生息していますので、私の家の近くでは
見ることができません

バードウォチングを始めた頃、富士山の近くで野鳥が集まる水場を
教えて頂き、出かけました。
そこは、小鳥の楽園。
持って行ったヒマワリの種に小鳥が集まってきます
雪が降る中、お腹が空いて我慢が出来なかったのでしょう。
1羽のヒガラが手に乗って来ました。
それを見て次から次へと、肩や頭に乗って催促します

夢のような時間・・・
私にとってヒガラはそんな想い出のある鳥です





西洋タンポポに負けている日本在来種のタンポポ
まだまだ近所では頑張っているのが健気です



HP アトリエ・ラ・ヴィータ はこちらから

小鳥と野草のお皿

2012-02-26 10:11:28 | ポーセリン・ペインティング
コゲラ(日本で一番小さいキツツキ)とレンゲ草を描いています
(焼成1回目)

英語表記は Japanese Pygmy Woodpecker
スズメくらいの大きさで東アジアの限られた地域に生息しています
家の近くで普通に見ることができます




日本ミツバチを描いていたはずですが・・・
いつのまにか・・・西洋ミツバチになっています。




HP アトリエ・ラ・ヴィータ はこちらから

富本憲吉記念館

2012-02-18 17:19:48 | 美術館・博物館
家から車で10分くらいの処に陶芸家の「富本憲吉記念館」があります
5月で閉館すると聞いて・・・慌てて行ってきました



富本憲吉が住んでいた住居が記念館になっていて、
昭和にタイムスリップしたような場所です



ご遺族の意向で5月に閉館する事が決まったそうですが
それまでに県や地元の自治体に管理をお願いするように申し出が
あったのですが、財政難の折、受け入れる事が出来なかったとか。
重要無形文化財保持者(人間国宝)第1号の富本憲吉の
記念館なのですよ!!
いくら財政難とはいえ、何とか出来なかったのでしょうか?

館蔵品の4分の1が兵庫県陶芸美術館へ、
そして4分の1が大阪市立美術館へ寄贈されたそうです
奈良にも県立美術館や国立博物館があるというのに・・・

とても残念でなりません。    


HP アトリエ・ラ・ヴィータ はこちらから

早春のお花

2012-02-15 23:10:46 | 日々のこと
先月末、久しぶりに「紅茶の淹れ方」のレッスンを開催しました
4年ぶりになるでしょうか・・・
茶器、紅茶、カトラリーなどを手入れしながら、忘れていた想いが
溢れてきます
絵付けの教室とは違った準備が要りますが、お客様の事を思い浮かべ
ながら・・・楽しい時間です

お花は早春をイメージできる色きこだわり、やはりシダを使います
(コケとシダは大好きなのです~)



準費にバタバタして、そのほかの写真は撮り忘れましたが
この日の紅茶は

ニルギリ
キームン
ダージリン

基本の淹れ方とミルクティーの実習
ティーバッグの美味しい淹れ方のお話
アフタヌーンティーにサービスされるお菓子の食べ方や決まり事など
を説明しているうち
あっという間に時間が過ぎていきます

また次回を楽しみにしております

HP アトリエ・ラ・ヴィータ はこちらから

姫路城のシャチホコ

2012-02-14 09:25:41 | お寺・神社
現在修理が行われている姫路城。
その屋根瓦とジャチホコを製作している瓦工場が家の近くにあります
昨日(2月13日)窯から出された、とニュースを見ました。
先週、その瓦工場に見学に行くことが出来たのです。

これはミニチュアの試作品

でもこれは、本体に取り付ける本物のヒレ


この窯の中にお城の天主を守るシャチホコが入っているのですね~
4畳半もあるかと思うほどの大きさでした
こんな窯が合計4基!!
(還元焼成で焼いているそうです)
工場の方の説明を聞いていると・・・
燻し瓦の銀色は、還元焼成で燻火され、炭化水素が瓦表面に付着した色
だそうです



瓦に使う粘土はこうして職人さんが足で踏んでおられました



この工場では、他にも東大寺、法隆寺、唐招提寺など、国宝建築や全国の
お寺の瓦などを製作しているそうです

地元の土と水を使って作られた瓦が国宝建築を守っているのは
とても嬉しく思います

窯の話をもっと聞きたかったので、また機会を作って見学に行きたいです


HP アトリエ・ラ・ヴィータ はこちらから

奈良瑠璃絵(ならるりえ)2012

2012-02-13 17:59:46 | 奈良公園

2月11日、奈良公園で開催されている奈良瑠璃絵に行きました
薬師如来様がお住まいになられる場所「瑠璃光浄土」から
名づけられました。
文字通り「瑠璃色」の光に包まれたイベントです

かがり火をイメージしたオブジェ


街灯も無く、いつもは漆黒の闇に包まれる春日大社参道。
ミラーボールに当たった光が木の葉に反射したり、参道にも
光の粒・・・
プラネタリウムの中に居るかのように錯覚します。




興福寺、東大寺、春日大社もライトアップされていて・・・
東大寺南大門の仁王様も昼間とは違った表情。
筋肉がより一層逞しく見えます。


素直に感動したのは、氷室神社の氷献灯
30センチ位の大きさの氷に中に蝋燭が。
華やかな人工的な灯りもステキですが、蝋燭の炎のゆらめきが何とも言えません。


2月11日はお水取りに使う竹が届けられる日でもあります
お水取り見物の相談をしながら、帰路につきました

HP アトリエ・ラ・ヴィータ はこちらから

苔の箱庭

2012-02-10 21:57:46 | 日々のこと
こんなに寒くても、庭の苔は瑞々しい緑色をしています
同じく庭のシダとパンジーで寄植えを作りました
花留に松傘を使ったのですが、水分を含むと
開いていた傘が閉じてしまい、また可愛い♪



芽のような物が出てきて・・・
雄株なのか?雌株なのか・・・?
家の中で胞子を飛ばしてくれてるかも??




HP アトリエ・ラ・ヴィータ はこちらから

千年以上生きてます

2012-02-07 17:52:38 | 日々のこと



奈良豆比古神社(ならずひこじんじゃ)の裏には楠の巨樹があります。
奈良県の天然記念物に指定されています
幹周/7.5m、樹高/約30m、樹齢/約1000年

大きな樹には霊力があるのか、吸い込まれそうになります
枝の又に溜まった落ち葉などに偶然、種が落ちたのか・・・
南天やヤツデが立派に育っていました。
お母さんみたいな木ですね

あちこちに洞があって生き物の気配がします
手が届く所にあった小さな洞にはドングリがぎっしり。
何が住んでるのでしょうね~

ちなみに、県内の楠では2番目に大きいそうです
(春日大社に一番大きな楠があります)


HP アトリエ・ラ・ヴィータ はこちらから

lady・・・ 雀鷹(ツミ)

2012-02-03 23:10:07 | 鳥たち・魚たち
雀鷹と書いて ツミ と読みます
小さいけど、鷹!
(ハトとカラスの間くらいの大きさ)

今年は全国的に冬鳥、留鳥共少なくて心配ですが、スズメだけは
とにかく賑やかです。我が家のスズメ食堂、30~40羽くらい
でやって来て、食べ散らかしていきますので、エサ係りのおばさんは
大忙しです。
そこへ初めてのお客さんが!それも招かざる客!!
スズメが1羽犠牲になりました。
可愛そうですが、ツミの命になった、と思うことにしました

食事が終わっても置物のように、居座ります
ガラス越しですが、カメラを向けても逃げるどころか・・・
私を睨み返してきます。
すごい眼力!
十分すぎる程の貫禄!
さすが、鷹!!
お陰でスズメ達、怖がって近寄りません
私も怖いです・・・
(眼が黄色いので、メスだとわかります)

今までツミが家の近くに来た事はありません
きっとエサになる小鳥が少ない為なのでしょう。

節分の今日、鹿児島で越冬しているツルの仲間の北帰行が始まった
そうです。
野生の生き物が季節の変化をきちんと感じ対応しているのは
神秘です。

あと一月半もしたら、ツバメが帰ってきます
今頃、越冬地でソワソワしているのでしょうね~



HP アトリエ・ラ・ヴィータ はこちらから