純米燗オヤジの戯言 佐用の酒屋 地酒のDON

「完全発酵の純米酒を燗で呑む文化を普及させたい」そんな純米燗伝道師を自負する酒屋のオヤジ奮闘記。

違和感・・・頼らざるを得ない?

2013年05月30日 | とりとめもなし
昨日は商工会の代議員総会

議事もスムーズに進行して無事に終わったのだが

少し違和感があった


来賓の方々の挨拶のなかで


「大水害の復旧工事による莫大な公共投資が行われている佐用町で

商工業者は好況感を感じられているのだろうか?

これだけの規模の財政出動を行っても

佐用町の景気の上昇を感じられないようなら

公共投資をする意味がないのではないか?

ある意味では

日本の公共投資の効果の縮図として

佐用町が見られている一面がある」

とか・・・

「小規模商工業者のために

商工会連合会にたいして○億円の予算をつけてもらった」

とか・・・


何か違和感がある



もちろん上のほうで活躍していらっしゃる方は

公共投資や商工会支援予算を得るために骨を折っていただいているので

感謝します


が・・・

最後は政治家頼みですか?

頼らざるを得ないのでしょうかね?

又そういった公共投資や支援予算を

自分の商売に効果的利用できない事業主が悪いのかな?


そんな他人頼みでは商売が続かない

一時的に生き延びられるだけでしかない


「商売の調子が悪いのは不況のせい」だと考えるのがそもそもの間違いだと思う

「お客さまに支持されない商売のやり方」を継続する事業主自身の責任ではないでしょうか


私たち店主は

不況に直面したなかでも

工夫し

考えて

イノベーションしながら

好不況に左右されない事業形態を模索し目指しています


そういった私たちの商売の意識・意欲とは

かなりズレがあるように感じてしまったのは

私の不徳のいたすところでしょうか?


最後に頼るのは

「政治」ではなく

当店を支持していただく「お客様」です


不況下でも

かわらず御贔屓にしていただけるお客様を

どうやったら持てるのか?

永遠のテーマです










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