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じわじわときますねこの映画。
上野樹里さんのふてくされ方がいいです。
本上まなみさんもいい味出してます。
泣くつぼを押さえた映画です。静かな感動もありますし泣きますし。人に優しい映画です。
強情になっちゃうのわかるなあ・・・なんか、自分が一番不幸みたいに思っちゃったり、自分のことなんて誰もわかってくれないなんて思ってしまって勝手にむかむかきちゃったりすねてみたくなっちゃうわけだけど・・・本当はお父さんの一生懸命な姿とか、みんなのために一生懸命なところも見てるわけで、だから、そんなお父さんが目の前で文句を言われている姿になんともいえない理不尽さを感じて、悔しくて涙を流します。お父さんがすきなんだよね。
だからこそお母さんや自分に愛情を注いでほしかったわけで・・・お姉さんはどういう形か知らないけれど、お母さんと自分への愛情を感じとることができて、あっさりうまくいってしまうわけだけど、2番目の娘というのは、お姉さんと比較されるし、よくできた姉に嫉妬して余計すねちゃったりして、自分に目を向けさせようとしたのかもしれないし・・・そうしていくうちに疎外感というか・・・そうなっていちゃうのはわかるような気がします。一番下は下でのびのびと育ってる感じだし電気科に入って親を喜ばせてるし・・・
なんで自分だけ・・・と思い込んでしまうわけですね。本当はそうじゃないわけだけれど、それが見えなかったりするんですね。
一番下が機嫌悪くなるのもわかる気がします。あるいみ、お父さんに喜ばれようと一生懸命なところもあるんでしょう。そうやって毎日毎日生きてきたのに、家を捨ててあんなに文句ばっかり言ってるお姉さんが一番父親の愛情をもらっているようにも見えるような気がします。そういう嫉妬みたいなものもあったんじゃないかなあ・・・
・・・かなり勝手な想像も入ってますが・・・
きょうだいって複雑ですよね。
そういえば不思議です。
うちも兄がいますが、当然同じ親を持っているわけです。で、当然同じ家に一緒に住んでいたわけですが・・・親との会話や・・もっというと、思い出は共通ではないわけですね。それぞれに関係をつくっていくわけです。・・何が言いたいんだろう・・・・やめた。
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