唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

ランディ・ローズ

2012年04月10日 | 
ランディ・ローズ
ジョエル・マクアイヴァー
道出版


ランディーローズが亡くなって30年が経ちました。
彼が生きた時間よりも長い月日が経ってしまっていますが、いまだにランディーローズという名前は深くみんなの中に刻まれています。そして、2枚のオリジナルアルバムとライブアルバム一枚に出会ってまたあたらしいファンも獲得していると思います。

本を読んでランディローズの音楽に向き合う姿勢とか、人に対するやさしさとか、人間としてとてもすばらしい人だったと感じることができます。

酒、女というかセックス?、ドラッグ、ロックスター・・・だけじゃなくて、その手のバンドが当たり前のように馬鹿騒ぎしてっていうのとは違う世界にいた人なんだなと、あらためて思いました。

ランディローズがHM/HRに与えた影響は、自分が今まで思っていた以上に大きなものがあったようです。写真の中のランディはオジーの横で激しくギターを弾いています。3枚目が作成されたら、どのような作品を発表しただろうかと、思いをはせてみても、もうそれは有り得ないわけで、何度も何度もそれを考えては、それを否定して。何人の人がそれをやったでしょうか。もちろん、身近にいた人が彼の死をどのように受け止めたのかを考えると、それを考えただけで胸が苦しくなります。30年も前の話ではあるけれど、彼はそこにいたんですもんね。

飛行機事故のところでも、そのとき飛行機に乗っていなければ・・・とおもっては、またそれを打ち消さなければいけないという作業を何度も繰り返して・・

何人の人が何回それをやったでしょうか。

いま、ドキュメント映画がつくられているそうです。
これから新しい音源や映像ももしかしたら出てくるかもしれません。
ぜんぜんでていない方が不思議でしたが、無いわけではないようです。
また近いうちに新しいランディローズに会えるかもしれないのはたのしみでもあり、やはりそのたびにまた同じような気持ちになるのはつらいことでもあり・・・同時に音を聞く喜びも大きいものがあります。

自分が死んでもランディの残した音楽は聴かれつづけ、それを聞いた人たちが新しい音楽をまた作り・・・そうやって、ランディは生き続けるのでしょう。

ランディに会いたい。

・・・ところで、ケヴィンダブロウって死んじゃったんですね。知らなかったので、ちょっとショックでした。


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