唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

アンナと王様

2006年12月24日 | 映画 あ行
ジョディフォスター&チョウユンファ共演
目を見張るほどの壮大なスケールで描かれた実話スペクタクルロマン!

・・・ということは、実話に基づいてつくられているんですね。

タイに行きたい!!タイに行きたい!タイに行きたい!というお話です。本当はそうじゃないけど・・・タイに行きたくなります。でも、撮影はマレーシアで行われたようです。セットだそうです。

景色もいいです。

建物が池に映って上下対象に見えるのがきれいなんですよね。それはスコータイに行ったときに思いました。そういう何か意味合いがあるのでしょう。(たぶん・・・)

違和感があるといえば違和感あります。タイの話です。でも、チョウユンファですから。真田広之がやってるのと同じくらい違和感があります。しかも、みんな英語ぺらぺらですから。

それで、違和感といえば、側室がいっぱいいる中でアンナと王様は仲良くなるわけで、最終的には彼女を一番愛したみたいになってしまうんですけれど、それが事実かどうかはしりませんが、周りを気にせず、まわりもそのことを気にせず何の抵抗もなくそういう風に進んでいってしまうのが不思議でした。

王が絶対で、側室たちは、愛するとかそういうところからかけ離れたところで存在しているから、もしかしたらその感じた違和感こそが現実的なのかもしれないけれど・・・
でも、それだけ寛大な王様であったなら、女性に対しても、絶対的な関係があるとはいえ、人間的なつながりもはぐくまれると思うんですが・・・なんか、登場する側室の皆さんは、魂がないように見えて、アンナと、殺されちゃう人だけが、西洋的な愛を叫んでいるようにも感じないでもない。

現代の常識やアメリカ的な自由や愛の枠から物語ができてる気もしますが・・・
でも、そんなにそれはきにならないか・・・な?

子どもが死ぬとことか、処刑のところとか、ちょっと悲しいところもあります。

そんなにつまらない話でもないけれど、やっぱり王室とかそういうところに拒否感があるからなのかな?そこではぐくまれる愛って理解できないです。一般庶民ですから。

最後の敵を撤退させるところは、アンナがラッパを持ったシーン葉なかったほうがよかったかも。最初から援軍の正体がわかってしまうより、英国軍の援軍が来た割には砲弾がちゃちいなぁ・・・と思わせておいて、王様が戻ってみたら子どもがラッパを持ってるシーンで真相がわかるようにしたほうがいいと思いました。

このジョディーフォスターはきれいです。

裁判にかけられてるときの女の人の衣装はちょっとぐっときました。



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