唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

目黒のとなりで秋刀魚2匹

2012年09月18日 | 音楽
この前の土曜日、山中千尋さんのコンサートに行ってきました。目黒パーシモンホールという結構大きな会場でした。ピアノとベースとドラムというシンプルな構成がすごくかっこよかったです。中でも、ドラムの人がかっこよくて、今まで自分が見てきたコンサートでは、でっかいドラムセットに隠れてほとんど人の動きが見えないようなのが多かったので、丸ごと見れる状況に感動してしまって、結構ドラムに見入ってた時間帯が多かったと思います。
ドラムってただリズムを刻んでいるだけでなく、音楽に色をつける役割も果たしてるんだなあ・・・なんてことを思いました。色もそうだし、メリハリをつけるのにとても重要ですね。

ベースの人も知り合いの人に似てるのもあって、とても気になる存在でした。ベースが前に出すぎてなんか破綻してないかと思ったら、ベースのソロだったんですね。顔をゆがめながらひきまくる姿はかっこよかったです。

そして、山中さん!!小さい身体でがんばってました。腕の筋肉が美しかったです。休憩時間で着替えて登場したのもよかったです。おしゃべりも感性の人だなあ・・・と思わせてくれてよかったです。いい意味でも悪い意味でも、男を勘違いさせる人だと感じました。しかも勘違いさせてることには全く気付かない。ベートーベンのような粘着系の人が好きになるタイプです。
ベートーベンの話は、粘着系の自分のことを言われているようでした。

とても不思議な世界でした。今でも夢を見ている気分になります。

で、何で秋刀魚かというと、コンサートに一緒に行った友達と、不動前の飲み屋で秋刀魚を丸ごと一匹づつ食べて、なんかすごくおいしくて、もう一匹食べようということになって、また丸ごと一匹づつ食べちゃったのです。
すばらしいコンサートの後にすばらしい仲間とすばらしい秋刀魚とお酒。うーん最高ですね。これで山中ちひろさんと他の2人が飲み屋に現れてくれて一緒にお酒を飲めたら最高だなあ・・・なんて、思っちゃいました。コンサートでの距離の近さは、その人と近付いたような不思議な気持ちにさせてくれます。

それで、その感動もあって、アマゾンでベストギター100なんていうのを買ってしまいました。無性にギターの音が聞きたくなりました。