唐茄子はカボチャ

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カイジ 人生逆転ゲーム

2011年03月03日 | 映画 か行
カイジ 人生逆転ゲーム 豪華版 (限定生産) [DVD]
クリエーター情報なし
バップ


「負け組」が這い上がるための命を懸けた壮絶なたたかいです。

ビルとビルの間にかかっている鉄骨をわたるやつは引っ張りすぎな気がしました。つべこべ言わず、早く足を動かせ!とか、そんなに間隔をつめてあるいてんじゃねえとか、頭を使って全員が生き延びる方法があるんじゃないのかい!風を感じないところとか、雨が降って電気はどうなるのとか、いろいろ考える時間をたっぷり与えてくれました。靴に引いた線もぜんぜん使ってない感じでしたしね。使ってたら余計大変なきもします。もっと歯の字にした状態で印をつけたほうがいいんじゃないのかとか、いや、やっぱりカニ歩きでしょうとか、考える時間はたっぷりあったので。振り向きすぎ叫びすぎ。静かにやったほうが緊張感はあったかも。
でも、あの状況を歩ききるのは誰もできないんじゃないでしょうかね。

最初のじゃんけんカードも、同じカードを持っているとは限らないのに、大丈夫かな?と思いました。

最後の皇帝のやつは、まったく勝てる気がしない。いかさまやられなくても勝てませんよね。
でも、1回1回カードをめくられるたびに、皇帝の圧倒的有利が削り取られていく感じがしました。ああいうときは最初から出すカードを決めちゃうしか考えられません。相手のことを考えるともうアウトでしょうね。
不思議と人間って、勝てるときって勝てる予感がしたり、負けるときって、何をやっても負けちゃうような気持ちになるときありますもんね。勢いって大事ですね。

相手の心の読み合いは面白いです。
ジョジョを読みたくなりました。
っていうか、カイジを読めって感じですかね。

けっこう、楽しませてもらいました。