唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

続 氷点 (上) / 三浦 綾子

2008年11月02日 | 
続 氷点 (上) (角川文庫 (5072))
三浦 綾子
角川書店

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この人たちは人間関係だけでこれだけ悩めるのか・・・というくらい色々なつながりで色々なしがらみで、色々なことがおきます。偶然も重なって・・・それも必然な部分もあるんですけど・・・なんにしても、人間とは・・罪とは・・・死とは・・・いろんなことを悩んでます。

でも、それも、夏枝さんの浮気と旦那の復讐から始まった悪の連鎖とでもいいますか・・・その選択によって、それぞれが当然大きな傷をおってしまったわけですけど・・・

陽子さんがすごい暗い人間になっちゃって・・・というか、昔のように単純じゃなくなってしまったということなんですけど・・・

陽子さんのお母さんも登場したり、ずっと気になっていた消えちゃった人もまた登場して・・・・

相変わらず村井はいやな人間です。この人はたちが悪い。いいところを思い出せない。

夏枝さんもかなり性格が悪い・・・といっても、あんな事件がなければ・・・普通に優しいお母さんだったのかもしれないのですけど・・・

啓造さんがやけにおちついてしまっています。
自分のしてしまった過ちが、みんなにばれることで、肩の荷が下りたのでしょうか。

徹さんにちょっと気がありそうな女の子が登場。これまた明るい人で、これからどう絡んでいくのか、楽しみです。

夢中になって読んでまた寝不足です。
またあとで書きます。