唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

ロッキーⅤ

2007年04月30日 | 映画 ま・や・ら・わ行
ロッキー5

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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映画館で見たときは「やっちゃった・・・」と思いましたが・・・
それ以来みていなかったからかわかりませんが、結構楽しめました。
最後のストリートファイトはともかくとして、昔住んでいたところに戻ってきたというのがいいです。1.2を懐かしみながらみることができます。

音楽も、前作の失敗からか、ビルコンティを再び起用して、しまった感じになっています。(かね?)ロッキーは試合をしませんでしたが、それはそれでいいつくり方をしているのではないでしょうか。

そうはいっても、ロッキーザファイナルをつくってしまったいまとなっては、本当は終りのつもりでつくったと思われるこの「5」も色あせてしまうかもしれません。何というか、ファイナルを「6」とせずに、5の続きとしていないところがなんかそう感じるんです。たぶん、もう一度ちゃんと終りにしたいという思いから、5を帳消しにして、ファイナルにしたかったのでは?と、勝手に思っているのですが・・・

でも、結構よかったよ。この話も。
ファイナルよりも無理がないし・・・

ブロークンフラワーズ

2007年04月30日 | 音楽
映画「ブロークン・フラワーズ」オリジナル・サウンドトラック
サントラ, ザ・グリーンホーンズ・ウィズ・ホリー・ゴライトリー, ムラトゥ・アスタトゥケ, ザ・テナーズ, マーヴィン・ゲイ, ブライアン・ジョーンズタウン・マサカー
ユニバーサルクラシック

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この映画の音楽はとても映画にあっています。なんか、エチオピアンジャズなどという、不思議な音楽・・・なぜか日本人にとってはどこか懐かしい音楽がとってもおしゃれです。

あと、けだるい女の人の歌声もなんかいいです。

映画にとって音楽は非常に重要です。その映画の雰囲気をつくることもできるし、つぶしちゃうこともできるわけだし・・・そして、1枚のアルバムになったときに、ちゃんと最初から最後まで聴き込む事ができる作品というのはそう多くはないと思いますが・・・これは、ちゃんと最後まで聴き込む事ができます。そして、聴きながら思い出すのは、ビルマーレイの困った顔と、カーステレオですかね。

ロッキーⅣ

2007年04月30日 | 映画 ま・や・ら・わ行
ロッキー4

20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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公開された当時はかなり燃えたもんですが、いまみると、「うわーやっちゃったー」といいたくなってしまいます。もう、ロッキーじゃないです。ロッキーもどきな感じです。もどきにもなってないかも。ロッキーの性格が違ってるような気がする。
ポーリーも、エイドリアンも、アポロも、みんなもどきな感じがしてしまいます。ジェイムスブラウンも、ジェイムスブラウンっぽい人。ソ連の人も、ソ連っぽい人です。

昔観たときは迫力ある試合と思っていたけれど、これも何というか、ボクシングっぽいけど、ちがうというか・・・マンガみたいな演出。

音楽も、ビルコンティじゃないからなんでしょうか、やすっぽちい仕上がりになっています。歌も80年代のやすっぽちいくすぐったくなる。

記憶では、副題に炎の友情って入ってたような気がしましたが、入ってませんね。

ロッキー神話に終止符を打った作品といえるかもしれませんが・・・

なんとなく、ドラゴがボクシングにちゃんと向き合っていたのが救いかな?でも、アポロを殺したときは平然としてましたがね。あそこのドラゴの演出は、かわいそう過ぎる。

よけいな物が多すぎるかもしれない。変なロボットとか、ポーリーの誕生日もそうだし、その子どものいたずらだってそうです。回想シーンだってそうだし・・・

といいながら、見終わった後、プリンスのポスターに向かって、シャドーしてしまいました。

しかし・・・こうやってみていると、アメリカが強がって威張っていられたのも、ソ連という敵があったからなのかもって気がしますね。強大な敵に対抗するために強いアメリカを!というのは、わかりやすいですもんね。今はソ連がなくなって、仮想的がちっちゃくなってしまったもんだから、ただの弱い者いじめみたいになってますもんね。ロッキーが言うように、変わらなきゃね。