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唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

第15作 男はつらいよ 寅次郎相合い傘

2009年02月06日 | 男はつらいよ・山田洋次
第15作 男はつらいよ 寅次郎相合い傘 HDリマスター版 [DVD]

松竹

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リリーさんの結婚してもいいと言った時の表情が素敵です。
寅さんはリリーさんを好きだけど、一緒になって、自分が幸せだったとしても、リリーさんを幸せにする自信はないんですね。
リリーさんは頭がいい人だ。自分のような馬鹿と一緒になっても…ということから、進みそうな話も進まなくなっちゃう…進められなくなっちゃうんですねえ…

相々傘のシーンはいいシーンです。
最後の海辺の寅さんも哀愁が漂っていていいですね。

そういえば、夕暮れ時の浜辺で3人で遊んでいたシーンがありましたが、紅の花で満男と泉ちゃんのシーンと重なって、時代が流れたんだなあ・・・と感じました。

あの時若かった2人が、今は、若い2人を見守っている立場になっているんですねえ…

第11作 男はつらいよ 寅次郎忘れな草

2009年02月05日 | 男はつらいよ・山田洋次
第11作 男はつらいよ 寅次郎忘れな草 HDリマスター版 [DVD]

松竹

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リリーさん初登場です。
リリー松岡っていうんだね。本名はきょうこだそうで。
なんか、見た目が派手なだけに、狭い汚いアパートで暮らしていたと思うと、なんか、悲しくなります。
リリーさんが出払ったあとの部屋をじっと見ている寅さんがすごくかっこよく見えます。

お千代さんや歌子さん、豆腐屋さんとか冬子さん、夏子さんなどなど、この話ではそれまでに恋をした人の名前がずらずらっと出てきます。紅の花でもそういうシーンがありました。

酔っ払ったリリーさんの寅さんの対応がやさしくて良いんだけど、リリーさんにとっては、結局自分はこの場所にいちゃいけない人間なのかという気持ちにさせてしまったようです。寅さんなら自分のつらい気持ちをわかってくれると思ってやってきたのに、寅さんは自分のことを理解してくれなかったと悲しむんですね。

そんな悲しさを感じつつも、リリーさんに同調するのを拒んだ寅さんでした。自分だって、厄介者だって思っているから余計回りに気を使っていたのでしょう。そして、そこで一緒に騒いだら、寅さんが何を言われようがかまわないけど、リリーの印象も悪くしちゃうという気持ちが働いたんだと思います。

とらさんは、そんな悲しみを背負いつつまた旅に出るのでありました。

第39作 男はつらいよ 寅次郎物語

2009年02月02日 | 男はつらいよ・山田洋次
第39作 男はつらいよ 寅次郎物語 HDリマスター [DVD]

松竹

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マドンナさんがもうちょっとなんですよね。
寅さんが「お母さん」と呼んじゃうような感じの人じゃなかったから・・・そこが残念。寅さんに心を許すようなタイプの人に見えないし、どこか中途半端な気がします。悪い役じゃないんだけど・・・彼女の訛りを聞いてて、かがりさんを思い出しました。かがりさんだったら、がしっとはまったかも。

話としてはおもしろかったし、けっこう、涙がぐっとこみ上げてくるところも何ヶ所かありました。

子どもがかわいいです。満男の子ども時代の様でもあり、自分の知り合いの男の子に似てます。素朴な感じがいいですよね。

さいきん、自分とさくらさんとの距離がちょっと離れ気味でしたが、このときのさくらさんは久しぶりにお兄ちゃんのよき理解者的な場面もあってよかったです。

第47作 男はつらいよ 拝啓車寅次郎様

2009年01月31日 | 男はつらいよ・山田洋次
第47作 男はつらいよ 拝啓車寅次郎様 HDリマスター版 [DVD]

松竹

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満男がなんか落ち着いていていいです。
恋愛であがいてますねえ・・・
でもうらやましいのは、みんなに好かれてるところですね。

さくらさんの「御前様は元気?」というところが何となくさみしいけれど、やっぱり、この中の登場人物はだれも死ぬなんてことはないのでしょう。いつでもあの人たちがいる・・・と思わせることで男はつらいよは永遠の命を手に入れたのですから。

今でも、寅さんはどこかで旅をしていて・・・どこかで恋をしているのかもしれません。
今でも柴又に行けば、くるまやの人たちや柴又の人たちが、いろいろ大変なことはありつつも、一生懸命生きているのでしょう。

菜穂さんかわいくて気が強そうで…いいですね。

男はつらいよ 寅次郎の休日

2009年01月30日 | 男はつらいよ・山田洋次
男はつらいよ 寅次郎の休日 HDリマスター版 [DVD]

松竹

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これは43作目でしたかね。
お父さんに会いに行こうとする泉ちゃんを前にして、なんかしてあげたい!その一心で新幹線に飛び乗る満男。そんな満男を、え!?なんで!?と、顔を見つめる泉ちゃん名シーンです。

くるまやも、寅さんも、まだまだ行けますよ。と思わせてくれる作品でもあります。

第42作 男はつらいよ ぼくの伯父さん

2009年01月29日 | 男はつらいよ・山田洋次
第42作 男はつらいよ ぼくの伯父さん HDリマスター版 [DVD]

松竹

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満男の恋が熱くてなんかこっちも胸がぎゅっとなって涙が出てきます。

旅先で電話でのやり取りも涙出ちゃいました。

最後の公衆電話のシーンは、何となく、このままシリーズが終わってしまうのかな?という感じもあります。くるまやの面々でにぎわっている電話の先に寅さんが1人でたたずんでいるというのがいいですね。何となくあたたかさとちょっとした隙間風というか、そんな哀愁も感じさせて、うまくまとまっているんじゃないでしょうか。

さくらさんが「タコ」っていってましたね。「それをいっちゃあ・・・おしまいよ」って感じです。満男が帰ってきて、お兄ちゃんの声を聞いて浮かれすぎたのかな?

寅さん見てると恋するってすばらしい。人間の美しい感情なんだなあと・・・思わせてくれてうれしくなります。まあ・・・つらいこともあるけれど・・・いや、つらいことばっかりだったりするけれど・・・つらいこと自体が好きであるということなので、それも含めて美しいのです。

恋するって、感情で動揺したり、変な行動を取ったり、たしかに無様でかっこわるいけど・・・やっぱりそれが人間として美しい姿なんでしょうね。そこに嘘はないからね。

泉ちゃんがかわいい!

いい作品です。

しかし、これも20年近く前なのか・・・

第48作 男はつらいよ 寅次郎紅の花

2009年01月27日 | 男はつらいよ・山田洋次
第48作 男はつらいよ 寅次郎紅の花 HDリマスター版 [DVD]

松竹

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48作。これで最後です。
ここまで男はつらいよを続けさせたのはなんだったんでしょうか。
ここでの渥美さんは、やっぱりかなり無理してたんでしょうね。
でも、それでも、寅さんを見に来た人たちをがっかりさせてはいけないと頑張ったんだと思います。その無理をどうにか和らげようと、せりふや場所なんかも色々考えたんでしょうね。

くるまやでのやり取りは、昔のような勢いというか、テンポのよさはなくなっていますが、それでも、皆一生懸命に皆をがっかりさせないように頑張ったのでしょう。タコ社長のちょっと外れた感じが、がっかりというよりは、少し悲しいというか・・・

もう、みんなかなり無理があるのに、それでも、男はつらいよを続けさせたのは、やっぱり寅さんやくるまやのみんなににあいたいと劇場に来るお客さんのためなんでしょうか。

そんな、いままでの力を失いつつある(・・・失ってしまった?)物語に活気をもたらしてくれるのがこの後半何作かの満男と泉ちゃん(他)の物語です。

いいですね。泉ちゃんに問い詰められるシーンは美しいですね。
泉ちゃんも満男にそれを言ってほしかったんなら、結婚がどうとかなる前にはっきりさせちゃえば良かったのに。
床屋さんのやつで「幸せを待っているような生き方はいや!」と強く主張していたのに・・・今回は、母のためでもあるんです・・・なんていって、婚礼のときに一言も言葉を交わしもしないくらいまだ知り合っていない男と一緒になる決意をするなんて・・・

力を失ったとか、失礼な事書いちゃったけど、作らなければ良かったとかじゃなくて、作品自体おもしろいし、作ってくれてありがたいんだけど、そこまで作り続ける執念というか、その力の源はどこにあったのかなあ・・・と・・・

ここで無理してるとか色々書きましたが、それの元になってるのは、どこかで渥美さんはもう動けるような状態じゃなかったみたいなことを聞いたと記憶してるからで、そういう頭で見てるから、こういう言い方になってしまうんですけど・・・

今考えたら、それもあまり定かではないんで・・・

でも、こういうすばらしい作品をこんなにたくさん残してくれて、携わった人たちに感謝ですね。

第44作 男はつらいよ 寅次郎の告白

2009年01月25日 | 男はつらいよ・山田洋次
第44作 男はつらいよ 寅次郎の告白 HDリマスター版 [DVD]

松竹

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満男の物語が中心になっていく寅さんシリーズの後半の中でもこれはいい作品ですね。電車の中で泉ちゃんの手を握り・・・そして泉ちゃんもそれにこたえて握り返す・・・そこがとっても感動的です。涙が出ちゃいます。

あと、豆腐を買いにいった帰りにばったり寅さんに会って、思わず泣き出してしまう泉ちゃんもいいです。鳥取の町並みがきれいで、その泉ちゃんの寂しさを町自体が表現してくれているというか・・・きれいな女の子、豆腐の入ったなべ、かわらで遊んでいる子ども・・・とっても絵になります。

名古屋に帰ってからのお母さんと泉のやり取りがまた涙を誘います。

昨日見た・・・青春のやつよりもみんなはつらつしていて・・・
寅さんも元気です。

でも、やっぱり、とらや・・・くるまやが映画の中心じゃなくなっているのはちょっと寂しい。

第45作 男はつらいよ 寅次郎の青春

2009年01月25日 | 男はつらいよ・山田洋次
第45作 男はつらいよ 寅次郎の青春 HDリマスター版 [DVD]

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寅さんとくるまやのみなさんを見ていて、ちょっとさみしくなりました。
なんというか、昔の勢いというか、一体感というか、暖かさというか、なんかそういうのが、薄れてきてる気がして…

おいちゃんもおばちゃんもタコ社長も、なんとなく、無理をしているような感じがして・・・いや、みんなの気持ちの中のまとまりは崩れてないんだろうけど、言葉の勢いに追い付かなくなってきているというか…体がつらそうな、そんな気もしました。

シリーズを観ていけば、みんなの老いをずっと見つめていくわけですからね。
寅さんに足のけがをさせた演出は、やっぱり、渥美さんの体調を気遣ってのことなのだろうか…この時期の寅さんを観てるとさみしくなってくる。

そんな中で、そういう勢いというか、バネというか、そういう部分を泉ちゃんや満男、長瀬さんの登場で補おうとしたんだろうけど、若げな音楽が流れるたびに違和感を感じて・・・

でも、この映画を見ていて、自分の胸はギュッとなって・・・満男の泉ちゃんを思う気持ちが心にしみます。自分もつらいです。でも、そこで前向きになれるのは、若さもあるそ、おたがい好き合ってるからというのもあるでしょう。どうも自分は辛気臭くなっていけねえ…って感じです。

苦しみがどこまで続くやら・・・です。


第36作 男はつらいよ 柴又より愛をこめて

2009年01月24日 | 男はつらいよ・山田洋次
第36作 男はつらいよ 柴又より愛をこめて HDリマスター版 [DVD]

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今回は、あけみちゃんが魅力的でしたね。寅さんにべったりするところもいいけど、やっぱりちょっとした恋模様なんかもよかったし。

そして男は傷ついて・・・じっと船を見送るしかできません。つらいなあ・・・


男はつらいよ 寅次郎真実一路

2009年01月18日 | 男はつらいよ・山田洋次
男はつらいよ 寅次郎真実一路 HDリマスター版 [DVD]

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この前に観た時よりも面白く感じました。

人妻に恋してしまって、旦那が行方不明になって、その旦那が帰ってこなければいい・・・なんてことを考えちゃったりして、自分を汚い人間だと、思い悩む寅さんです。

その奥さんにとって、自分が必要な人間だと、思いたいんですよね。でも、旦那と再会した姿を見て、やっぱりこの人に必要だったのは、自分ではなく旦那さんだと、思い知らされるわけです。

まえに、無償の愛なんてことを書いたことありますけど、やっぱり寅さんはそれとは違う気がしました。

女の子の笑顔をただ見られればいいのではなくて、その笑顔を引き出せるのは自分でありたいとやっぱり思っているわけですね。よく考えたら、所帯を持つことを何度か真剣に考えてますしね。

女の子を幸せにするのは自分じゃなかったと気づくと、さっと身を引きます。とらさんは、それで逃げるように旅に出ますが、その時の寅さんの気持は・・・つらいですねえ…

第35作 男はつらいよ 寅次郎恋愛塾

2009年01月18日 | 男はつらいよ・山田洋次
第35作 男はつらいよ 寅次郎恋愛塾 HDリマスター版 [DVD]

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若菜さんがきれいです。

寅さんの線がなくなったあたりから、結構引っ張るのがちょっとめんどくさいです。でも、その中でも、タコ社長の娘とのやり取りなんかがおもしろかったりするんだけど・・・


第38作 男はつらいよ 知床慕情

2009年01月17日 | 男はつらいよ・山田洋次
第38作 男はつらいよ 知床慕情 HDリマスター版 [DVD]

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知床の景色がすごくきれいで、そこに住んでいる人たちも気持ちがいい人ばっかりで、寅さんもついつい長逗留してしまうのもわかります。

出だしの寅さんのさくらを思うナレーションとか、寅さんの手紙が読まれるところとか、ちょっと、寅さんが遠くにいるような感じがします。

そういえば、りん子さんと寅さんはいっしょには柴又にいなかったし、寅さんが柴又にいる時間帯は本当に少なくて、りん子さんが2回も立ち寄っているのに寅さんは一回きりですからね。

それが寅さんとの距離を感じるところなのかもしれません。

寅さんの恋への情熱がちょっと薄れている感じもしました。・・・ほかの人の恋愛模様のが気になって、自分どころではなかったのか・・・
全体的に落ち着いちゃってるような・・・疲れているような・・・
初期のころのを観る機会が多かったので、初期のハチャメチャぶりが残っているからよけいそう思うのかもしれませんが・・・

寅さんに対するりん子さんの気持ちをもうちょっと深く知りたなったなあ・・・
(船長さんの言うことも聞かず)せっかく東京に出てきたんだから、その後の寅さんとの展開もあってもよかったのに。

この作品、前に観た時よりも好きになりました。

第2作 続・男はつらいよ

2009年01月14日 | 男はつらいよ・山田洋次
第2作 続・男はつらいよ HDリマスター [DVD]

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なんと!映画館で観てしまいました。
川崎チネチッタでやってたんです。
なんでも、60周年記念特集で、6か月ロングランで、1週間ごとに作品を変えて上映するんだそうです。

大画面で観る寅さん。映画館で寅さんを観れるというだけで感動ですが、ニュープリントということで、とてもきれいな画像でした。

劇場では、最後のころの作品を2~3作見ただけで、あとの作品は全部DVDでした見たことありませんでした。
劇場で観たいみたいと思っていたことがついに実現しました。

家で観るのとは違い、周りにお客さんがいるというのが新鮮で、結構みんな笑ってて、昔はこうやって(と言っても、もっと大勢だったのだろうけど)みんなでお正月を楽しんでいたんだなあ・・・と思いました。
男はつらいよは作品の素晴らしさもそうだけど、劇場の中で、また雰囲気がつくられるのかもしれません。見に来た人たちがまた気持ちを盛り上げるというか…そんな気がしました。

来週は、望郷編です。

第10作 男はつらいよ 寅次郎夢枕

2009年01月13日 | 男はつらいよ・山田洋次
第10作 男はつらいよ 寅次郎夢枕 HDリマスター版 [DVD]

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このお話も好きです。
何しろ、寅さんが本気で告白されるのですから。
その告白をするお千代さんが素敵なんです。
性格的にも、好きなタイプですね。優しくて、ゆったりとしていながら、しっかりしているというか・・・寅さんを一人の男性として認めているというだけでもすごいことです。表面の粗っぽいところで判断しない、周りの目がどうとかも関係ない。自分にとって寅さんがいることで自分が生きているって実感できる。そんなことを思ってくれる女性ですよ。寅さんはびっくりして、その告白から逃げ出すわけです。
彼女は、「冗談だろ」という寅さんに「本気よ」と言って、また寅さんを驚かすわけですが、そこではっきりと本気なことを伝えるところも素敵だし、追い詰められた寅さんに「やっぱり冗談よ」と、逃がしてあげちゃうところも好きですね。

でも、その後は、やっぱり寅さんといっしょには帰ることはできませんでした。あの後泣いたのかもしれません。そこで手を差し伸べてあげたい気持ちになります。

寅さんも、逃げてしまった、そんな自分のふがいなさに落ち込んだのかもしれないけれど・・・お千代さんのその悲しみを聞いてあげられる人は誰もいなかったのでした。そこで、さくらさんが機転をきかせて、お兄ちゃんを追い詰めて、結婚させちゃうなんてこともできたのかもしれません。

誰かの感想で、本当に寅さんの嫁で一番ふさわしい人と考えるとお千代さんかも・・・みたいな事を書いてありましたけど、寅さんに限らず、お嫁さんにしたい№1かも知れません。少なくとも自分はそうです。