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唐茄子はカボチャ

映画と音楽と・・・

壬生義士伝

2006年12月16日 | 映画 ま・や・ら・わ行
2003/12/16 02:20

吉村さんと斉藤さんとの間の心の距離が近づいていく感じはとてもよかった。役者さんもいい味を出していたし、見所もたくさんあって面白かった。

子役はひどい。日本の子役はただいればいいという感じの多いですよね。せりふが悪いせいもあるかもしれないけれど。

明治に入ってからの2人のやり取りも、回想として物語を綴っていく役割という意味では映画の流れのなかで重要な位置づけだったのかもしれないけれど、ちょっと邪魔くさいところもあった。

最初は金のために働いているように見える吉村さんが義を重んじる、本当の武士だった事がだんだんに見えてくるところはとても面白いけれど、そこがクローズアップされていく後半はだんだん面白くなくなってきた。

そして最後は切腹して終わるわけだけれども、そこにいたるまでのせりふやら何やらが長々しく引っ張りすぎな気がした。

社会背景がよく見えてこない分、個々の人がただ動いてるだけにもみえる。

彼が死んでから、まるで義のために死ぬことが美しいといわんばかりに息子と三宅ゆうじの人が戦に行って死んでしまうシーンも蛇足なきがする。

奥さんが「自分から切腹を?」と聞いたところは、「そんなはずはないだろう?」という意味合いで言ってくれたんならいいシーンだったけれども、結局、どう受け止めればいいのかわかりませんし。

レッドドラゴン

2006年12月15日 | 映画 ま・や・ら・わ行
2003/12/17 00:50

木に「中」の文字が!

重苦しい雰囲気は好きです。

レクター氏の行動はいまいちよくわからないが・・・FBIの人に敬意を表しつつうらみもあるということなのでしょうか。Dさんにその家族の殺しを頼むところは以外でした。でも、それがなかったら、レクター氏の存在価値はあまりなかったかもしれないのでそれはそれでいいか。
Dにとってはレクター氏との接触は余計な仕事を増やしただけだったような気もするし。

最後の家族を殺しに来るシーンは見終わった後考えるとお約束的なところもあるけれど、そういう展開になるまで気づかなかった。

気付くことが出来なかったのは、あの燃えているところでのDの取り乱しようの性だと思います。あれがそこで終わりと勘違いさせた。
自分が死んだと思わせるための細工だったのでしょうか?それにしては取り乱しすぎ。あそこの心の動きがわからない。

最初の方の殺人現場のシーン、最初は何も見せないで、寝室の電気をつけるとベットの上が血だらけになっているシーンはとても印象的。そこからどんどん血を見せていく感じがどんどん事件の残忍さを印象づける効果を出していたのではないでしょうか。

ミニミニ大作戦

2006年12月15日 | 映画 ま・や・ら・わ行
2004/02/07 00:01

盗んだものを奪い取られてしまったのでまた盗みます。

ミニミニ大作戦という題名がちゃっちっぽいけど、中身はそんなにちゃちじゃないです。
だって女の人はきれいだし、知的で芯が強そうで、白いTシャツを着ているし・・・(笑)
敵を欺く面白さとか、過激なシーンがないのがいい感じ。スマートな映画

しかし、結果的には、裏切らないでみんなでわけあったほうが、お金使えたんじゃないかなあ・・・というわけで、裏切りはゆるさねえ!

リベリオン

2006年12月15日 | 映画 ま・や・ら・わ行
2004/02/13 09:31

第3次世界大戦後、人類が二度と戦争を起こさないためにとった選択は、感情を捨て去ることだった・・・

最初はしゃれで借りたんですが・・・マトリックスとマイノリティリポートのパクリみたい。でも、アクションは結構面白かったです。

しかし、戦争は感情でやられるものであるというところは果たしてそうなんでしょうか・・・
むしろ、感情の届かないところに戦争の意図があるような気がしてならないのですが・・・

リクルート

2006年12月15日 | 映画 ま・や・ら・わ行
2004/01/21 03:10

CIAにリクルート

アルパチーノはやっぱりいいなあ。しぶい。

上司でもあるアルパチーノからの命令を遂行すると・・・思わぬ罠が待っていて・・・
最後のめまぐるしい展開はちょっとついていけないところもあったけど、いろんな駆け引きが面白い。

結局真相はどうだったのかもいまいちはっきりしない・・・

アイス6(でしたか?)は本物で、訓練と称して女の人に盗ませた?それならばなんで主人公を動かす必要があったのだろうか・・・
あるパチーノがほしがったってことは本物だったんだよね。なぜあの女の人をマークさせる必要があったんでしょうか・・・
主人公を犯人に仕立てるため??

わかんないや!

映画館から出て、10ぷんはスパイの気持ちになった。余韻を味わいながら外に出るのって気持ちいい。





メトロポリス

2006年12月14日 | 映画 ま・や・ら・わ行
メトロポリス

バンダイビジュアル

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2004/02/17 19:19

ロボットの反乱!というほどでもない。

手塚治虫大先生の初期のマンガを元につくったようです。大友克洋さんもかんでいるので期待も膨らみます。
手塚治虫さんの最初のころの作品は、当時としては斬新で大胆だったのかもしれないけれど、ブラックジャックや三つ目がとおるあたりから手塚治虫ファンになった私には、あまりなじみもないし、好きになれないところも正直あります。
それはともかく、その手塚治虫さんの世界をどう再現するのか楽しみでした。

キャラクターは、初期の手塚治虫さんの雰囲気を出していて、とてもいいです。ロボットもいい感じですよね。
なにより、音楽と映像がすごい。
最後のアイ・キャント・ストップ・ラヴィング・ユーが流れる中での爆発、崩壊、そしてティマが落下するシーンは鳥肌が立って涙が出てしまいます。ティマの表情のない美しさが悲しさを出しています。

他にも、ロボットが壊されるシーンは、とても悲しいです。

しかし、ストーリー的には、最悪です。ばんしゅんさくとけんいちは人間的なつながりがないようです。全然お互いを心配しない。特にばんしゅんさくは最悪です。
けんいちが行方不明になっても平気だし、刑事ロボットにも犬の名前をつけて、ティマに対してもただのロボット扱いだし、勝手に店のものを食べちゃうし、最後だって、あんなに簡単にけんいちと別れることができる神経は人間じゃない!

というわけで、人間味を失いつつある人間と、人間的な優しさを持つロボットたちの物語でした。そうじゃないか?

ロードオブザリング 王の帰還

2006年12月14日 | 映画 ま・や・ら・わ行
2004/04/26 22:29

長い旅は観るものにとっても長かったのです。

前作からお疲れ気味のフロドさんはこともあろうにサムを疑ってしまうんです。前作で友情を確認しあったのに・・・フロドの馬鹿たれ!映画を見ている誰もが四つんばいの人の悪巧みを知っているのに・・・お前だけがサムを裏切ったのだ!ひどいやつめ。

サムが最後に指輪を奪って捨てに行ったほうが手っ取り早かったのではなどとも思うじれったさをこらえて・・・山を登ったと思ったらまた下りなきゃいけないし・・・

四つんばいの人はほんと憎たらしい!でも、最後はガイドもなくたどり着けたところを考えると、無理して連れて行くこともなかったのではなどと思ってしまうのですが・・・これは結果論ですね。

ガンダルフは前作に引き続きわけがわかりません。魔法を使わない魔法使いって何の役に立つのか・・・馬で走り回ってるだけ。

火をつける人もわけわからん。自分で息子を死地に追いやっておいて生きているものを死んでいると思い込み・・・何なんでしょう・・・

指輪に魅せられはじめてフロドは自分を見失っていきますが、英雄的にかっこよく自分で指輪を捨てられずに、結果オーライみたいな感じは逆に好感持てるかもしれません。

最大の功労賞はどうみてもサムですしね。

終わりは引っ張りすぎだったけど、苦痛ではなかったです。この後どうなるの?という余韻がずっと引きずっていましたから。

ほとんど動かないリブタイラーよりも、ふられたほうの女の人のほうがよっぽどいい女だと思うんですけどね。
「人間の男には殺せん・・・」「残念でしたー私女でーす」というシーンはかっこよかったです。

本当に見応えのある映画でした。




・・・ところでサウロンって何だったの?








容疑者

2006年12月13日 | 映画 ま・や・ら・わ行
2004/03/12 01:11

親を殺人犯でなくした刑事。息子が殺人を犯した!?

派手なアクションもなく、静かにゆっくりと流れていくストーリー。親子の絆を再確認した最後はもう泣いちゃいます。

息子もあがいていたように、親もあがいていたんですねえ。

寂れた風景が、またいいです。

敏腕刑事の子どもがヤク中で、その上殺人を犯してしまう。
 息子を信じられない。明らかに最初は一歩ひいたところから警察としての客観性を持とうと、それが逆に疑う気持ちを抱かせたのだろうか。
 一度捨ててしまった息子と正面から向き合えない。疑う気持ちの中には、息子が気持ちを開いて本当のことを言ってくれるだろうかという不安もあったのでしょう。
 
 息子にとっても親が、本当に自分を愛してくれているのか。本当に自分を助けるために行動しているのかに確信がもてない。

そんな関係が最後にドバーっと感情があふれ出して、もうだめです。

2人の男があがいている中、3人の女は男を見捨てていきます。一人は理解者のふりをして誤りを正すゆとりも与えずに!あらら。結局、人を信頼できなかったのは女のほうか?

ロードオブザリング

2006年12月13日 | 映画 ま・や・ら・わ行
2004/04/13 19:22

指輪を葬るたび

やっぱり長いですよね。とりあえず指輪を捨てる仲間が集まったところまで観ました。ちょっと眠くなったので・・・ここで終わってもいいくらいですね。
かつての王様たちが怪しくてよかったです。彼らが現れるとスローモーションになって、迫力があります。
でも全体引っ張りすぎ。
王の末裔はえらいのかい?
エルフの命をかけるロマンスはなんかじゃま。もっとテンポ良くさくさくいこうよって感じです。

また後半を見てから書き込みます。

後半部分見ましたが、やっぱり全体長すぎて疲れちゃいます。

ガンダルフはここで消えちゃったほうがよかったのになあ・・・橋のところで立ち止まる理由がいまいちわからない。
あのままみんなで走って逃げても十分間に合いそうだったのにね。わざわざ立ち止まって戦いを挑んでみんなの足を止めちゃうのは納得いかない
最初から最後までこの人の行動は読めない。

今回見たので2回目ですが、全体のストーリーを踏まえてみたので、1回目よりわかりやすかったです。

人間が指輪に見せられて苦悩するのも前回よりも理解できたし。




マラソンマン

2006年12月12日 | 映画 ま・や・ら・わ行
古い映画なので、アクションが大げさなというか、洗練されていない感じはしましたが、この映画から漂う空気は嫌いじゃないです。乾いた…というよりは冷たい感じでしょうか・・・

みながら、お!いい感じだ、そうそう、こんな感じ・・・ん・・・あーおしい・・・・という感じで、入り込みそうで入りきれない感じもありました。雰囲気はいいんだけどなあ…

ちょっと退屈でつらい感じもありました。

色は深い色というか、濃い色が印象的な感じもしました。

歯医者の道具でキューギュリュリュリュ・・・・とやられちゃうところは、思わずからだをよじらせながら見てしまいました。うぎゃあです。

しかし、弟は何も知らなかったのに…知っていることを恐れて墓穴を掘りましたね。

ダイヤもったいない。少し残しておけばよかったのに。こういうときの若者の正義感はすがすがしいけど、オレだったら、何もしゃべらない約束をして、3個ぐらいもらってそれでお互い何もなかったことに・・・というふうにお別れした方が…とか、思ってしまいました。殺して全部いただくとかはできないからね。

でも、父と兄の恨みもあったんだろうしね。

結局お兄さんはなにものだったのかとか、いまいちわからないのはおれのせい?


遊星からの物体X

2006年12月08日 | 映画 ま・や・ら・わ行
犬の演技がすごい。

7年前に観たことも忘れていました。
ブルーレイでみました。
そのためかわかりませんけど、映像がハッキリしていておどろきました。
グロい人形の数々がなんとも鮮明ですごいつくりこまれてることを感じました。
前回同様、犬の名演技がすごい。なのにあっさり顔が割れちゃって・・・残念。

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2004/05/07 01:04

南極物語

昔に何度もみたんですが、全然ストーリーを覚えていませんでした。一部の映像が断片的な記憶として残っているだけです。

誰が敵かわからないところ、血の実験のところ。敵が変身しているのに縄がほどけなくて動けないところ。おもしろいです。

顔から足が伸びて動き出すシーンは、今でも笑えます。

もう20年ぐらい前の作品なんでしょうか。今でも結構見れます。むしろ、CG全盛の今の時代、逆に新鮮な気もします。手作りのにおいがして、こだわりを感じました。

 作り手の意思にしたがって演技しているような犬がすごい。


痩せゆく男

2006年12月08日 | 映画 ま・や・ら・わ行
2004/04/28 01:54

運転中のOOOはやめましょう!

結末がなんというか・・・

呪いを解いてほしいとお願いするが、断られ、それなら、白人の呪いをかけてやる!となってからの展開が面白いです。

正直、ジプシーのだんなが撃たれて死んだときはざまあ見ろと思いました。

最後は浮気をした奥さんを殺し、その代償として、愛する娘までも・・・そして・・・

主人公もひどいけど、ジプシーもひどいです。

最後のベンチで寝ているシーンはとても目に焼きつきます。

でも、太っているときが不自然で、演技もちょっと不自然な感じもしますね。

マッチスティックメン

2006年12月08日 | 映画 ま・や・ら・わ行
2004/05/25 16:16

詐欺師がだまされた!

子どもまで詐欺だったなんて。いやあ、またこのパターンかい!と思いつつ・・・
その短い時間は、彼にとっては真実のときだったのか。詐欺の「娘」にとってはその時間がどういう時間だったのかがちょっと微妙なところが残念です。
そこまでやられちゃったらなあ・・・でも、その結果、本当の幸せをつかんでしまうという、これは出来すぎだけれど・・・

掃除を一生懸命するシーンは面白いです










































ラストサムライ

2006年12月07日 | 映画 ま・や・ら・わ行
2004/08/07 08:13

武士道だってさ

いやあ、ハリウッド映画ですねえ。迫力はすごいです。
でも、甲冑つけて馬乗って・・ちょっと笑っちゃいます。
アホっぽさもハリウッド級と言うことでしょうか。

かつもとの息子でしたっけ?いいキャラだと思ったら、最後は元気に刀を持って敵に向かって撃たれて死んじゃいます。それだけ元気なら逃げろよ!とつっこみたくなりました。その前のかつもととも間もながくて、そんな暇あったら逃げろ!といいたくなりますが、それが武士道なのでしょう!!

天皇さん、結局何なんでしょうか。日本の伝統となんだかを守らねばとかなんとか・・・天皇陛下は「臣民」のことを大切に思っているらしいです。

最後の決戦のシーンもアホみたいに真正面から突っ込んでいってバンバン倒れていきますが、それも武士道というらしい・・・

敵もそれに感動して、どげさします。笑えます。日本はは武士道の国だなあ・・・・

いやァ、日本の伝統的な武士道を私も身につけたいものです。

こんなテーマを作品にしたひとは偉大ですね。それに出演した人たちもかなり偉大です。特に日本の出演者は偉大です。よく我慢できたものだ。ハリウッドのなせるわざですね。



ロストハイウェイ

2006年12月07日 | 映画 ま・や・ら・わ行
2004/06/03 21:46

わっけわからん

話はわけわからない。女の人が出てこない時間帯があったでしょう?そこでうとうとしてしまいました。
女の人が出てくるととたんに目がさえてきます。

暗闇と光の使い方が奇妙です。しかも、ボワーとした音や音のない時間が、奇妙さを増幅していきます。

デビットボウイの曲が流れてましたね。
たまにゴワッと流れる音楽も効果的。

しかし・・・話がよくわかりません

女の人がなんか良いですねえ。体型が微妙なところがなんか良いです。場面によって年とって見えるときもありますが、いいですねえ。目が挑発的で・・・うふふふ・・・