2003/12/16 02:20
吉村さんと斉藤さんとの間の心の距離が近づいていく感じはとてもよかった。役者さんもいい味を出していたし、見所もたくさんあって面白かった。
子役はひどい。日本の子役はただいればいいという感じの多いですよね。せりふが悪いせいもあるかもしれないけれど。
明治に入ってからの2人のやり取りも、回想として物語を綴っていく役割という意味では映画の流れのなかで重要な位置づけだったのかもしれないけれど、ちょっと邪魔くさいところもあった。
最初は金のために働いているように見える吉村さんが義を重んじる、本当の武士だった事がだんだんに見えてくるところはとても面白いけれど、そこがクローズアップされていく後半はだんだん面白くなくなってきた。
そして最後は切腹して終わるわけだけれども、そこにいたるまでのせりふやら何やらが長々しく引っ張りすぎな気がした。
社会背景がよく見えてこない分、個々の人がただ動いてるだけにもみえる。
彼が死んでから、まるで義のために死ぬことが美しいといわんばかりに息子と三宅ゆうじの人が戦に行って死んでしまうシーンも蛇足なきがする。
奥さんが「自分から切腹を?」と聞いたところは、「そんなはずはないだろう?」という意味合いで言ってくれたんならいいシーンだったけれども、結局、どう受け止めればいいのかわかりませんし。
吉村さんと斉藤さんとの間の心の距離が近づいていく感じはとてもよかった。役者さんもいい味を出していたし、見所もたくさんあって面白かった。
子役はひどい。日本の子役はただいればいいという感じの多いですよね。せりふが悪いせいもあるかもしれないけれど。
明治に入ってからの2人のやり取りも、回想として物語を綴っていく役割という意味では映画の流れのなかで重要な位置づけだったのかもしれないけれど、ちょっと邪魔くさいところもあった。
最初は金のために働いているように見える吉村さんが義を重んじる、本当の武士だった事がだんだんに見えてくるところはとても面白いけれど、そこがクローズアップされていく後半はだんだん面白くなくなってきた。
そして最後は切腹して終わるわけだけれども、そこにいたるまでのせりふやら何やらが長々しく引っ張りすぎな気がした。
社会背景がよく見えてこない分、個々の人がただ動いてるだけにもみえる。
彼が死んでから、まるで義のために死ぬことが美しいといわんばかりに息子と三宅ゆうじの人が戦に行って死んでしまうシーンも蛇足なきがする。
奥さんが「自分から切腹を?」と聞いたところは、「そんなはずはないだろう?」という意味合いで言ってくれたんならいいシーンだったけれども、結局、どう受け止めればいいのかわかりませんし。