風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

最後の15分

2005年03月14日 | 清水ともゑ帳
このひと月ほど、夜9時からのサスペンスドラマに夢中になっています。
先月、インフルエンザにかかったのがきっかけでした。
何もする気になれなくて、見るとはなしになんとなくテレビの画面をボ~ッと眺めていたら、そのうち始まったのが、久しぶりに目にするサスペンスドラマでした。
その日は、日中にたくさん眠っていたので、結局、番組の最後まで見てしまいました。

以来、新聞のTV欄で各局の「それ系」のドラマをチェックするようになりました。
TBSの「月曜ミステリー劇場」、日テレの「火サス」、テレビ東京「女と愛とミステリー」、フジTV「金曜エンタ」、テレ朝「土曜ワイド劇場」と、木曜と日曜以外は放映されてます。
8時55分にはカップに紅茶を入れてソファに座り、チャンネルを合わせスタンバイします。

これらの番組の好きなところは、ちょっとした旅情を味わえることです。
そして、たとえ一度くらい見ることができなくても、連続ドラマを見逃してしまったときのように尾を引かないことです。
キャストだけで物語の犯人がわかってしまうこともありますが、どんなふうに明かされていくのか、私にとってはそれもひとつの面白さです。
水戸黄門の印籠シーンのように、事件の真相が明かされる場所はたいてい、岬、湖畔、つり橋の上で…というお決まりの設定もいいです。
たまに、原作を知っていると、ドラマ化されたものにがっかりすることもありますが…。

そんなふうにサスペンスドラマを楽しみ始めたものの、私にとって11時近くまで起きているのが大変なのです。
10時ごろからうとうとしはじめて、なんとか頑張って10時半ごろまでです。
そして、気がつくとキャスティングとともにエンディングの曲が流れているのです。
一番肝心なお楽しみの最後の15分に寝てしまっていることが多いのです。
犯人の見当がついていないときは、残念で仕方ありません。

さてさて、今宵は「浅見光彦シリーズ」です。
これは、辰巳琢郎さんのころから好きでした。
沢村一樹さんもさわやかでいいです。
今夜は最後まで起きていられるかな。
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