風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

リハビリ散歩

2016年04月09日 | 清水ともゑ帳
手術によって左足は治ったけれど、もう一方の右足はまだ痛いまま。
左足は運動して筋肉をつけていったほうが良く、右足は悪化させないために安静にしておきたい状況。
そんな中途半端な状態で家にいると鬱々してしまうので、天気もいいし思い切って外へ出ることに。

2本のストックをついて、ノルディックウォーキングのように歩く。
自分の足で外を歩くのは、初詣で以来、約3ヵ月ぶり。

入院中のリハビリでは、80メートルの廊下を2往復はするように、と言われていたけれど、
右足が痛くて、1往復するのがやっとだった。

自宅付近を一周して戻ってきたら、近所の神社の桜が目に飛び込んで来た。



暖かい陽気や花に誘われ、なんとか500メートルほど歩けた。
しばらくは晴れの日が続きそうだから、少しずつ距離を伸ばしていこうっと。



新生活

2016年04月05日 | 人工股関節置換手術
3週間の入院を終え、無事退院しました。
両股関節とも軟骨がなくなってしまい、骨がつぶれたような状態だったので、
人工関節置換手術をすることになり、今回は左足を手術しました。

新生活が始まるこの時期、私も片足だけ生まれ変わり、新しい生活のスタートとなりました。
術後に一番気をつけなければならないのは「脱臼」。
そのために制限される行動(活動)は思いのほか多くて。

正座など畳での生活は基本的にダメで、椅子を用いる洋式スタイルに。
前に屈んだり、しゃがんだりしてはいけない。
お風呂では浴槽に浸かってはいけなくて、今後は介護用椅子に腰かけてシャワーのみ(冬はつらい
自転車は転倒防止のためダメ……などなど。

手術さえ終われば、以前と変わらない生活ができると思い込んでいた私にとっては、意気消沈することばかり
でも入院前、あまりの痛みに、産まれたての仔鹿や仔馬のようにヨロヨロワナワナしながら、
杖をついて前屈みで歩いていたことを思えば、
片足だけでも痛みから解放されたことはやっぱり良かったのかもしれません。


(病室からの風景 : 山の色が日に日に明るく春めいていき、まさしく「山笑う」の景色でした)

数ヵ月先には、もう一方の右足の手術が。
いまの生活でできることを探しつつ、また工夫しつつ、過ごしていこうと思います。