通信教育の俳画講座を受け始めて、1年2ヵ月。
月に一度はちゃんと作品を提出して、しっかり修了しようと、今までにないくらいの決意をして受講申し込みをしたつもりだった……
けど、だんだん難しさを感じ、思うように作品を仕上げられなくなり、昨年末から、月に一度のペースがくずれている。
自分で決めた計画では、5月に修了しているはずだった。
13回目の課題は、短冊に薊(あざみ)を描くというもの。
これまで、色紙サイズの練習用紙には何度となく描いてきたけれど、この講座を受けて、初めて色紙に直に描いた。
そして、短冊に描くのも今回が初めて。
短冊のサイズにどのような構図で描けばいいのか。
図書館で、俳画や水墨画の本を借りたり、ネットで画像検索してみたり。
すっかり描きあぐねて、しばらく時間を置いたりして取り組んだ。
やっと描いて、作品を投函。
投函から約3週間、添削が届いた。
どんな評を書かれているのか、封を切るとき、いつになくドキドキした。
色のぼかし、色合いなど、おおむね良かったようでホッとした。
ただ、茎の曲がり具合が急であることと、短冊の上部の余白がやや大きいとのことだった。
作品の提出は全14回、なので、あと1回で修了となる。
これまで、習い事をしても根気がなくて、中途半端で投げ出してばかりいたけど、なんとかここまでやってこれた。