風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

技の継承

2007年08月28日 | 清水ともゑ帳
三保での散歩の途中、時々出会う2匹のわんちゃん。
彼らの特技は木登り。



昨日、飼い主さんとお話したら、彼らは親子なのだとか。
写真左が15歳になるお母さん犬、右が子ども。
最初、お母さん犬に木登りを教えたら、子どもはすんなりとその技を親犬から受け継いだそうだ。
飼い主さんが下からエサを投げると、2匹は上手にキャッチする。
お見事!



彼らがいる松の枝は、地面から3、4メートルほどの高さ。
犬の15歳は人間の年齢で76歳くらいになるらしい。
木登りできるだけの足腰の丈夫さが、長寿の秘訣なのかな。


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稲穂

2007年08月26日 | 清水ともゑ帳
2年前、初めてその水田のある場所を訪れたとき、稲穂の黄金色と彼岸花の赤の見事なコントラストに目を奪われた。
以来、自分の田ではないのに、稲の生育が気になって仕方ない。

5月。
田に水が張られた。
磨きこまれた鏡のように、水張田が青空を映していた。



6月。
爽やかな青田風が吹き渡る。



7月。
稲はよく育ち、青々とした葉がまっすぐ伸び、風にそよぐ。



8月。
稲穂がついた。
このまま順調に育って、今年もまた黄金色に実ってほしい。


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藤枝散歩

2007年08月25日 | 静岡
毎月1回の藤枝での講座。
清水からは車で1時間ちょっとなので、いつもは朝8時ごろ出かける。
でも、今月は特別講座なので前泊した。

それで、教室までの移動時間は短縮され、朝は少しばかり余裕があり、散歩に出かけた。
快晴。
風が爽やかで、すがすがしい。
きっと日中は暑くなるのだろうけど…。
ビルも住宅も立ち並ぶあたり…でも、見上げれば電線など視界をさえぎるものはなく、大空が仰げる。



7時前、通りは車も人もまばら。



10代将軍家治時代の老中 田沼意次の名前のついた田沼街道。
相良と藤枝を結ぶ。



先ほどとは違い、こちらはもう車がブンブン、人通りも多い。



3年前まで、夫の実家が藤枝にあったのに、周辺をゆっくり歩いたことが一度もなかった。
散歩ってやっぱり楽しい。
歩行のスピードというのは、街のいろいろな表情に出会わせてくれる。



そうめんかぼちゃ

2007年08月20日 | 食べもの帳
土曜日の午後、JA静岡市本店敷地内にある南部じまん市へ出かけた。
店に入ってみると、午前中にほとんど売れてしまったみたいで、品薄だった。
それでも、しばらくぶりの南部じまん市は楽しくて、店内くまなく見て歩いた。

その中に、「そうめんかぼちゃ」というのを見つけた。
ずっと前、テレビで観たような気がする。
でも、実物に出会ったのは初めて。
どんなふうに調理をするのかわからないけど、買ってみた。

ネットでいろいろ調べ、料理にとりかった。

【1】3cm幅くらいの輪切りにする。
   …といっても、皮が硬くて切るのが難しい。
   転がると危ないので、まな板の上に布巾を敷いて切った。

【2】沸騰した湯にそうめんかぼちゃを入れ、ゆでること約20分。
   目安は、串を刺して、スッと通るくらい。
   透き通るようなきれいな黄金色に。

【3】茹で上がったら冷水に浸す。



【4】種を取り、皮をむく。
   皮は簡単にはがれる。
   茹でる前に皮をむいてしまうと、加熱中に実がくずれてしまうかも。
   




【5】気持ちいいほど実がほろほろと、カニカマみたいにほぐれていく。



【6】煮込み料理よりも、サラダや酢の物に向くらしい。
   それで、三杯酢で和えてみた。
   でも、思ったよりかぼちゃが甘くて、二杯酢の方がよかったみたい。
   マヨネーズで和えてもおいしい。



鶏卵素麺っていうお菓子の野菜版みたいだった。


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庵原川沿い

2007年08月16日 | 静岡


庵原川沿いの桜並木の道を歩いた。



春には、見事な花を満開にして見せてくれる。
そして今は、葉をいっぱいに広げ、木陰を作り、川からの涼風が、しばし猛暑を忘れさせてくれる。



木の下に三つの人影が見えた。
4、5歳くらいの男の子、彼のお父さんとおじいちゃんらしき人。
三人はそれぞれタモを片手に、一本一本の木を仰いでいる。
男同士、親子三代の蝉取りをしていた。

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伊佐布の滝

2007年08月14日 | 静岡


庵原川沿いを北へ、伊佐布(いさぶ)の滝へ向かった。
以前、出かけたのは庵原に住んでいたときで、ウォーキングを始めて数ヵ月経ったころの冬だった。
滝周辺は凍りつき、つららが下がっていた。
それほど寒かった年ではないのに、つららがあったということは、この猛暑の中ではきっと涼しいはず。
車を走らせた。



第二東名の建設で、橋脚がたくさん立ち並び、風景がだいぶ変わった。
が、車道から少し歩くと、ひんやりとした空気に包まれる。
森林浴も味わえるし、マイナスイオンも豊富のよう。



およそ800年前、真言宗の修行の場として開かれたところだそうだ。
高さ約10メートル、幅約2メートルで、清水区内では最大規模とのこと。

滝の近くの岩に、卵の殻やごはん粒がこぼれ落ちていた。
それを見て、小学生のときのお別れ遠足はここだったことを思い出し、今度はお弁当を持って出かけてみるのもいいなと思った。


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追記:滝の入り口に「イズミプロセス」という会社がある。
   途中、道がわからなくなったら、電柱などに掲げられている、「イズミプロセス」さんの案内表示に従っていけば大丈夫。

水辺の風をうけながら

2007年08月09日 | 静岡
暑いけど自転車で風を切りながら走るのは気持ちがいい。
とはいえ、やっぱり木陰の道や、涼しい風をうける水辺の道を選んでしまう。

スピードを緩め、川をのぞいてみると、タイルの壁画に気付いた。



近くには数ヵ所、階段もあり、水に親しめるようになっている。



さらにもう一本の川へと進んでいった。



鴨の親子を発見。
どれがひな鳥でどれが親か、私でもすぐに当てることができそう。
雛がエサをついばむときは、人間の子どもみたいに、どこか遊び感覚で、一見無駄とも見える動きが多い。
でも、そうやっていろいろ覚えていくんだろうなぁ。

鳥たちの様子を眺めているうちに、暑さで眉間に力が入っていた顔の緊張がほぐれていくのを感じた。



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秋の気配

2007年08月08日 | 清水ともゑ帳
今日は立秋。
6月22日の夏至から、およそひと月半。
近ごろ、日の入りが少し早くなったように感じていた。
時折、空を仰ぎ見ると、空は一足先に秋をまとって涼しげな表情をしている。

幹線から山の方へ、ほんの百メートルほど入ったら、穂をつけたススキが風にそよいでいた。



立秋の富士。
私には、久しぶりの富士山。


(忠霊塔より)


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追記:ススキだと思ったこの植物は、パンパスグラスのような気がする。


杉原山(すぎはらさん)

2007年08月06日 | 静岡
前の記事、言い成り地蔵尊への道を入ったところが、この写真↓。
正面に池があり、左へ折れると「言い成りさん」、右へ行くと、杉原山虚空蔵堂。



虚空蔵堂について書かれている。



この文中にある「本能寺」は、以前、散歩の途中に偶然通りかかかり、清水にも本能寺があったのかと興味を持った。





そして、杉原山。



実は以前から気にかかっていた山。
友人が子どもを連れて、よく登りに行くと言っていたから。
就学前の子どもでも充分に歩ける山らしい。

ほんのちょっと踏み込んで、私は登るのをやめた。
マムシやら大きな蜂が怖くて、その先に進めなかった。
季節を変えて、再度、トライしてみよう。

言いなりさん

2007年08月05日 | 静岡
あまりに暑くて、目的地まで歩くのを断念した散歩の帰り道、偶然見つけた「言いなり地蔵尊 入り口」。



この道へ入ったとたんに、涼しい風を感じた。
今しがた熱風を浴びながら歩いてきた続きにある、同じアスファルトの道と思えないほど。
山から吹き降りてくる風が、付近にある池の水面をなでてくるからだろうか。
池の脇に地蔵尊の由来について書かれた案内板がある。



木々に囲まれた、ほの暗い中に、お堂があった。
木陰のベンチで一休み。



たくさんの人の願いが込められている。



言い成りさん…願い事が叶いそうだ。


清水港に護衛艦集結

2007年08月04日 | 静岡
清水みなと祭りのイベントで、清水港日の出埠頭に、護衛艦が集結。

海上自衛隊佐世保所属の護衛艦「まきなみ」。



多くの見学者が乗船していた。
船内はどんなふうになっているんだろう。
そして、船の上からは、どんな景色が広がっているんだろうなぁ。



横須賀地方隊 護衛艦「しらゆき」「さわゆき」




始まるネ!

2007年08月03日 | 静岡
今日から始まる、第60回清水みなと祭り。



メインストリートのさつき通りには、「清水区ブルー」と言われる青い提灯が、待ちきれないとばかりに踊っている。