風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

ふわふわ酒粕

2005年03月02日 | 食べもの帳
すごい酒粕があります。
ふわふわっとしていて、白い花が咲いているみたいなんです。
ここ数年、寒い季節にはお店まで何度も足を運んでしまいます。
ネットでも買えるというのに…。
車で1時間以上もかかるというのに…。
そうまでして、手に入れたいものです。



甘酒は酒粕よりも麹で作る方が私は好きだったのですが、
これは麹と同じくらいにおいしいです。
米の甘みがとてもいいです。
甘酒を飲み干したあとに器の底に残る酒粕…というよりも米粒をすくって食べると、
なんともいえないうまさで、お米の国に育ってよかったと思えます。
もちろん、粕汁などお料理に使ってもマイルドでいいんです。

この酒造店の「喜久酔(きくよい)」というお酒がまた美味いんです。



先日、ちょっといいマグロの刺身を買って、一杯いったらもうたまりませんでした。
表示には「やや辛口」とありますが、酒の肴と一緒になると一層米の甘みがふわーと口の中に広がって、お酒であることを忘れてしまうくらいです。
私は日本酒を積極的に飲むたちではないのですが、これを飲んで日本酒のイメージが変わりました。
あとで、お店のHPをのぞいてみました。
するとこの写真と同じものは、皇太子殿下浩宮様も大変お気に召されたそうで、
宮内庁に納めたということです。

つい、こうして美味しさの感動を語りたくなってしまうお酒と酒粕を売っているところは、
藤枝市のこちらなんです。
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