風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

山原堤(やんばらづつみ)

2020年12月28日 | さんぽ帳
昨日の午後、山原堤を目的地に散歩へ出た。
けれど、山原無線中継所への登り口まで来たら、山へ向かいたくなった。
あまり時間は取れないので、途中まで行ってみることに。



今月10日にここへ来たとき、頂上近くでサルに遭い、山から足が遠のいていた。
でも、やっぱり山への道は歩きたいし、景色も見たい。
登り口から7、8分のところで、視界が開けた。
南に日本平方面。



富士山は頭の部分だけ。
それにしても今年は雪がなくて、夏の姿みたいだ。



中継所山頂の鉄塔。あそこまで行ければいいけど、次の機会としよう。



時計を見て、下ることにした。
そのまま帰ろうかと思いつつ、やっぱり最初の予定どおり、山原堤に寄ってみる。
山の名前をつけて「逆さ〇〇」となりそうに、水面に山が映っている。



池の周りを歩こうと、遊歩道に入ったら……、
おお、なんときれいなこと。





思いがけず見ごたえのある紅葉を満喫できた散歩だった。



北があれば南も…押切南公園

2020年12月21日 | さんぽ帳
昨日の午後、散歩に出かけた。
高部みずべ公園に向かう途中、いつもなら天王町から静清バイパスの側道の歩道を歩くところ、ちょっと気が変わって北街道(きたかいどう)を行くことにした。
……と、今まで知らなかった遊歩道を見つけた。
北街道は車ではよく通るけれど、車でピュッと過ぎてしまうため、その歩道に気づかずにいた。
高部みずべ公園に行くのはやめて、遊歩道へ入った。
歩道は巴川の支流の川沿いに北へ延びている。



途中、公園があった。
「押切南公園」とある。



実家の近くに押切北公園がある。
押切北公園には長い間親しんできたけれど、その名称を特に意識したことはなかった。


(押切北公園)

そうか北があれば南もあるんだ……と、昨日初めて気づいた。

この遊歩道はどこまで続いているのか、もう少し先へと歩いてみた。
その先もやはり車は入れないようになっていて、まだまだ北へ延びている。



川沿いに水仙が咲いていた。
水仙というと、私はここ何年も初詣のときに見ていたけど、今年は年が明ける前にもう見つけた。



筆の穂先を逆さにしたような木。
枝先がすぼむように幹の中心に集まっている。



歩道をさらに歩いていたら、押切北公園の近くまで来た。



遊歩道は押切北公園よりもう少し北へ行ったところまで続いていた。
折り返して来た道をまた歩いた。
初めて知った道とそこから眺める景色は新鮮だった。


足慣らしの散歩

2020年12月19日 | さんぽ帳
このところ、図書館から借りた本を読むのに追われていた。
予約を入れていた2冊の本が、予約した時期も順番も違っていたけど、ちょうど前後して順番が回ってきた。
予約多数の本なので、借りる期間の延長はできない。
読み終えることができなくてまた順番を待つのは避けたいので、できるだけ時間を作り、ひたすらページをめくった。
年末で何かと用事が重なって焦ったけど、なんとか読み終え、昨日までに2冊返却して、今日はすっきりした気分だった。

10日間ほど歩いていないので、また体が鈍ってしまった感じ。
山へ歩きに行きたかったけれど、今日は足を慣らす程度の散歩にとどめることに。
先日、車で出かけたとき、信号待ちで見かけたイチョウの木がきれいだったので、見に行ってみた。



何年か前から、この時期のこのイチョウが気になりつつ、車で通り過ぎるばかりだったけど、今日初めて近くで眺めた。

清水駅へ向かい、構内の東西自由通路へ。



デッキで富士山をカメラにおさめて、



海側へは渡らず、そのまま引き返した。

「えじりあ」のそばに建つ、久能山東照宮里程標塔。



先日、夫と徳川家康の遺訓の話をしていて、二人とも正確に思い出せなかった。



今日、塔の前であらためて読んでみた。
若いときより、この言葉が深くわかるようになった気がしながら、家に帰った。



行く手を阻まれた8度目

2020年12月11日 | 低山歩き
昨日は天気と自分の都合がうまく合い、長いめの散歩ができそうだった。
庵原(いはら)へ行こうか、山原(やんばら)へ行こうかと迷った末、山原へ出かけることに。
10月5日から数えて8度目の山原無線中継所。

山原川沿いを歩くとき、川の様子が気になり、つい眺めてしまう。
サギが一羽、小魚らしき何かをついばんでいた。



「中継所山頂」と書かれた、いつもの登り口。



登り口から5分ほどのところ、黄金色のイチョウが。
この前は気づかなかった。



さらに歩いたところで、ニャンに出合った。
山原堤のあたりにもたくさんの猫がいるので、そこから来たのかもしれない。
私が20代のころ飼っていた猫によく似ていたので近寄ってみた。
鼻筋の白いところも、四本足の白いソックスもそっくりだ。
カメラを構えたら、こちらへ目線を送ってくれたけど、ほんとは食べ物が欲しかったのかも。



猫と別れ、歩き進み、あと10分ほどで頂上というあたりで、向こうから人が下りてくるのが見えた。
すれ違うとき挨拶を交わすと、その年輩の男性が、
「僕、いまそこでサルの親子を見たよ。僕が通るときはもうガードレールの向こうへ行ったから大丈夫だと思うけど」
と教えてくださった。
そっか、じゃぁ大丈夫か。
と、しばらく進むと……、いた
写真には撮れなかったけど、確かにそばに子ザルも。
さっきの男性が通り過ぎたのを見て、ガードレールの向こうの茂みから道路へと戻ったのかもしれない。
行く手を阻まれてしまった。
頂上まではあと少しだったけど、退散することに。



熊やイノシシには心配して歩いていたけど、サルもいるとは。
都会でも住宅街でサルが目撃されるから、ここにいても不思議はないか。

いつもの坂から海を眺めながら下る。



視界が少し開けたとこで、富士山の頭の方だけカシャ



東名高速の法面にきれいな赤。
ここも前回のとき気づかなかった紅葉。





頂上まで行けなかったけれど、飼い猫に似ていた猫、そして猿、紅葉した樹木など、思いがけない出合いがあり、いい散歩だった。


また途中まで……

2020年12月08日 | 低山歩き
      (12月7日 午後2時25分 庵原の高山からの富士山)


天気と自分の都合がなかなか合わない。
昨日はせっかくの快晴なのに、午前中、済ませておかなければならない用事でバタバタしていた。
昼ごろ一息ついて外を見たら、散歩に出ないのはもったいない気がして、自宅の周囲を少し歩いてこようと思って家を出たのだけれど、先日、途中で引き返したことが心残りだった庵原(いはら)の高山へ向かうことに。

高山の近くまで来て、大きな葉っぱの植物が目に入った。
何か実が生りそうな感じ。
なんていう名前なんだろう。



先日と同じ場所で高山へ続く坂道を写す。



登り口から10分ほどのところ、眼下に庵原球場、そして清水港方面。
海の向こうの山並みは伊豆半島。



富士山はどの角度から見てもいいな。



市街地方面もカシャ



初冬の午後2時半、もう影が長くなっている。
頂上まで行くのはやめて、来た道を下ることに。
また心残りになりそうだけど……。



先日も蔦紅葉とツルウメモドキを写した場所。
西に傾きかけた日が差して、一層 色が冴えて見えた。



帰宅途中の道路脇で見かけた皇帝ダリア。
やっぱりこの花、大好き。



朝は寒かったけれど日中は暖かくて、いい散歩日和だった。
次はいつ行けるかなぁ、そのときには以前 庵原に住んでいたころのように、この高山から山原(やんばら)の無線中継所までを歩いてみたい。


笠雲の富士山、そしてラーメン

2020年12月06日 | 食べもの帳
今日の午前、車の点検のためディーラーへ。
点検が終わるまでは約1時間。車を預け、早い目の昼食に近くのラーメン店へ出かけた。

途中、歩道橋を渡るとき富士山が見えた。
笠雲がかかっているから、天気は下り坂になるかもしれない。



久しぶりの外食。
夫は醤油伝丸らーめん、



私は白味噌ねぎらーめんを。
店員さんから「大盛も同じお値段でできますが……」と聞かれ、二人ともすかさず大盛に。



そして、餃子1皿を二人で分けることに。



大盛、食べごたえがあったぁ。食べきれそうになくて、夫に手伝ってもらった。


店を出てディーラーに戻る途中、また歩道橋から富士山を眺めた。


(午前11時53分)

洗車も頼んであったので、すっきりした視界が戻った。
できるだけきれいな状態の車が維持できるよう、笠雲の富士山の予報ははずれてほしい


7度目の山原無線中継所

2020年12月04日 | 低山歩き
10月初旬に8年ぶりに出かけて以来、昨日は7度目の山原無線中継所。
家を出るときは曇っていて、寒いくらいだったけど、歩き始めてしばらくしたら、日が差してきて、上着を脱ぎ腰に巻いた。
いつもの登り口に着いたときには、ちょっと汗ばむほどだった。



登り口から52分、頂上に到着。
このところ何度か登ってみて、だいたい52分で着くことがわかってきた。
富士山の眺めは残念ながら望めなかった。



日が差していても山の方は雲が厚い。
先週はきれいに咲いていた山茶花はほとんど散っていた。



頂上で小休止して、山を下る。
いつもとは違うところで鉄塔を写す。



さらに下って、ここはいつもの場所で坂の先に広がる景色をパチリ。
昨日は客船「飛鳥Ⅱ」が清水に入港していて、山からも船体が眺められた。



この山を登るのはちょっと大変だけど楽しい。
山頂までずっと舗装道路で転倒する危険が少なくて、ほどよく心拍数が上がって、いまの私にはちょうどいい運動。


太ネギの青いとこ料理

2020年12月02日 | 食べもの帳
太ネギをよく使う季節になった。
以前から、太ネギの青い部分は何かしらの料理には使っていたけれど、ここ十年ほどは「ネギの青いとこ料理」を作ることが多い。
4年前、私が足の手術をしてからというもの、夫が調理担当になったけれど、”これ”に限っては私が作っている。

先日も太ネギ3束(6本)を買ったので、いつもより多い量ができそうで、私としては意気込んだ。



太ネギの青い部分が新鮮なうちに早速 切り落とす。



他に豚ひき肉(150グラムほど)と糸こんにゃく(1袋)を用意。



太ネギの青い部分はなるべく細い(薄い)輪切りに。
糸こんにゃくは食べやすい長さに切っておく。



鍋に豚ひき肉と一緒に入れ、じっくり炒める。
豚ひき肉から出る油で充分なので、あえてサラダ油を入れなくても大丈夫。



玉ねぎをあめ色になるまで炒めるのと同じ感じで、ネギをじっくり炒めるのがポイントじゃないかと思って作っている。



糸こんにゃくを加え、麺つゆや醤油、鷹の爪か七味唐辛子を入れ、好みの味で調えたら出来上がり。
日ごろ、甘いめのものが好きな私だけど、この料理に限っては、みりんや砂糖などの甘味を加えるのはちょっと合わない気がしている。



夫婦二人分にしてはどっさり作ったつもりでも、私たちはお酒のあてに、ご飯のお供にと、1日2日で平らげてしまう。
この料理だけは、太ネギのちょっとクセの強い青い部分でなくちゃならない。
太ネギが旬のいまの時期の大好物。


庵原の高山の途中まで

2020年12月01日 | 低山歩き
一昨日の日曜日、散歩で向かった先は庵原(いはら)の高山。
途中で見かけた斜面に広がる畑。
茶畑とみかん畑が隣り合って、「The 静岡」の感じ。



さらに歩いたところで、トレセンと庵原球場への標識。
こちらへ進んでいくと高山への登り口だけれど、



そこから始まる坂道はけっこうな傾斜。
きついけど嫌いじゃない。
写真左手の山が目的地の高山。



高山への登り口から約10分。
眼下に庵原球場、



三保半島と、その向こうに伊豆半島。
曇り空ながら、遠くまで眺められた。



富士山はほとんど雲の中だった。



高山の途中まで登ったところで時計を見た。
このまま頂上まで歩き続けて折り返すと、午後3時から放映される女子ゴルフの「リコーカップ」に間に合いそうにない。
LIVE中継ではないので録画予約しておいてもよかったんだけど、やっぱりこの時間に観たくて帰ることに。

ちょっと早足で下りつつも、登るときに見逃していた景色が目に入り、カメラを向けてしまったりして……。
そんなふうに歩いていたら、青紫の実が目に入った。
以前、俳画の課題としても描いたことのある野葡萄……じゃないかな。
俳画を習っていなかったら見過ごしていたかも。
実の色がきれい。



農機具小屋の周りの蔦紅葉。
蔦紅葉の近くにはツルウメモドキも。
どちらもこの季節を感じる。



テレビを観たいがために山頂まで行かず途中で引き返してしまったけど、この日にしか見られなかったかもしれない景色をおさめることもできたので、それはそれで満足の散歩だった。
また近いうちに出かけてみようっと。
できれば快晴の日に。