風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

恋と脳細胞

2005年03月19日 | 清水ともゑ帳
今週の水曜日に放映されたNHKの「ためしてガッテン」で、私はほんとにガッテン!ガッテン!しました。
「恋愛をする」という「脳細胞を増やす方法」の一つ。
私には、過去にその経験があるからです。

中学2年のとき、ひとつ年上の先輩を好きになりました。
初恋です。
友人に頼んで、「交換日記をしてほしい」と彼に伝えてもらいました。
そしたら、「好きな人がいるけれど、日記だけならいいよ」とOKしてくれたのです。
1学期の中間テストが迫ったころに、彼が「テスト、俺もがんばるから、君もがんばれ」と書いてくれました。
その言葉で、私はしたこともなかった勉強をモーレツに始めたのです。

小学生のころ、私の通知表は、「1」と「2」だけでした。
私が通う中学では、テストの結果は学年順位50番まで、廊下に名前が張り出されていました。
私は少しでも彼に認めてもらいたくてがんばり、中間テストでなんとか50番以内に入ることができ、それから成績がぐんぐん上がりました。

最初からわかってはいたことですが、彼の気持ちが私に向くこともなく、1年間、続いた交換日記は、彼の卒業とともに終わりました。
私は彼と同じ高校に入りたくてがんばってきたのに、親の反対で受験ができませんでした。
彼がいない高校へ進学しても、もう勉強など、どうでもよくなってしまい、ほとんど登校しませんでした。
あとにも先にも、私があれほど勉強をしたのは、中学生のときだけです。

恋愛が脳を活性化させる…というのは、そのとおりだと思いました。
小学校で学習の基礎をしっかり学んでこなかった私でも成績が伸ばせのは、恋の力の何ものでもありません。

恋愛は認知症予防にもいいようですが、だからといって、今の私は「じゃぁ、しましょう」というわけにはいきません。
何かにワクワクドキドキときめくことで、心もからだも活性化させたいものです。


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