風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

面倒じゃないこと

2004年11月30日 | 愛犬ポポ
「面倒だけどイヤなことじゃないですねぇ」と、その人はインタビューに答えていた。
大型犬を数頭、多頭飼いしている奥さんで、犬のために都内にあった家を売り、八ヶ岳に引越したそうだ。
当時、私は自分が犬を飼うなんて思ってもみなかったので、ここまでして犬に思い入れができるってすごいもんだなぁと、感心した。
ただ感心したのなら、それほど記憶に残らなかったと思うのだけど、「面倒だけど嫌なことじゃない」という感覚がどんなものなのかが、ずっと気になっていた。
何事においてもぐうたらな私は、とにかく面倒なことが大嫌い。
つまり、面倒イコールイヤなこと、嫌いなことだ。
犬を飼うと決めたとき、私はその面倒さと付き合っていけるだろうかということが一番心配になり、何度も自問自答を繰り返した。
ポポと暮らし始めて、早3ヵ月。
実は一度も面倒だなんて思ったことがない。
かといって何でも居酒屋のごとく「ハイ、よろこんで!」というふうでもない。
ポポのケージやトイレを掃除することなど、自分が食後に歯を磨くことと同じくらい当たり前の営みの一つになっている。
ポポと生活することで、私にとって「面倒なこと」というのはありえない気がしている。
たぶん、これからもずっと面倒など感ずることなく、その当たり前のような営みができることにささやかな喜びを感じながら、一緒に生きていけるのではないかと思っている。






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渾身の記事が…

2004年11月29日 | 清水ともゑ帳
残業で帰宅が遅かったのにもかかわらず、どうしても書きたいことがあって、渾身の記事を書いたのに、「アクセスが集中して…」のgoo blogのメッセージと共に、消えてしまいました。
そのときの熱い気持ちがないと書けないこと、言葉にチカラが入らないことってあるのに、すごくショック!!
でも、また、きっと書くと思います。
昨日も今日も仕事の密度が濃すぎて、そして、記事の内容も濃かったのに消えてしまい意気消沈したので、今宵はgooっすり休みます。
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道場ドット釜めし

2004年11月28日 | 清水ともゑ帳
電車やバスに乗ると、「○○へお越しの方はここでお降りが便利です」という車内アナウンスがある。
私は今、電車で通勤しているのだけど、そのアナウンスでどうしても聞き取れない言葉がある。
それは、「~と釜飯の○○へお越しの方は…」と、言っているのだろうけれど、私には、
「みちばドット釜飯の…」と聞こえてしまう。
和食の店のイメージが、私の頭の中で、「道場六三郎」と一致してしまい、なぜかそこに「ドット」と聞き取れる部分がある。
この2年間というもの、気になって仕方がない。
たとえばそれは、大型自動車が後進する際の「バックします、ご注意ください」が、
「ガッツ石松、ご注意ください」に聞こえるがごとくに。
他にも、聞き取れない物売りの声があった。
うちの周辺に来るわらび餅屋さん。
「わらび~もち、わらびもち」のあとに、「~な、ポテトもあるよ」と言っている。
なんて言っているんだろうと、長いこと、友人たちや私たち夫婦の間で話題になっていた。
夫は「大事なポテト」に聞こえると言った。
いったんそう思ってしまうと、どうしてもそう聞こえてしまう。
でも、「大事なポテト」じゃ、やっぱりおかしい。
ある日、やっとわかった。
「わらび~もち、わらびもち、チャイナポテトもあるよ」だった。
チャイナポテトってどんな食べ物だろうと気になった。
でも、食べたことがない。

ところで、話は戻って、今日やっと「道場ドット釜飯」がわかった。
それは、「市場丼と釜飯」だった。
「市場丼」…これも気になる食べ物になった。
新鮮な魚介類がのっているのかなぁ。
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文字がつぶれちゃうので…

2004年11月27日 | 清水ともゑ帳
昨日までのテンプレート「レコード」も好きだったのですが、実は一つ、不満がありました。
それは、コメント欄の文字がつぶれて読みにくかったからなんです。
私は結婚前まで、今では、死語のようになってしまった「写植オペレーター」という仕事をしていました。
写真植字と言って、印刷される文字を印画紙に打っていくものです。
時代の流れとともに、パソコンでできるようになったので、今ではこの仕事そのものがあるかどうかわかりませんが…。
そのような仕事に携わっていたので、フォントや書体に対するこだわりが抜け切れません。
「レコード」のテンプレートのコメント欄の文字は、小さいのにもかかわらず文字のラインが太くて、画数の多い字は黒い塊のようで読みにくくなってました。
ただ、「レコード」のテンプレのいいところは、記事欄の文字数が適当であるところでした。
改行がきれいなので、1行を目で追うには、ちょうどいい文字数であったと思っています。

今のテンプレは、本文の1行の文字数も適当で、コメント欄の文字も読みやすかったので、変えてみました。



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誰に似てるかな?

2004年11月27日 | 清水ともゑ帳
徒然日暮さんの「よしなしごと」で、徒然家の食卓での楽しい話題がありました。
家族が有名人の誰に似ているか…という、お話です。
…で、我が清水家のことを披露してみたいと思います。
まず、夫はあの有名芸能人タクヤに似ています。
以前は、インスタントラーメンのCMに出ていましたが、最近では同じメーカーのうどん(?だったかな)編にも出ています。
姪には「岡倉のお父さんやなぁ」と言われたりします。
そうです、藤岡琢也に似ています。
夫は、21歳のときに18歳の男の子のお父さんと間違えられ、最近では母親と夫婦に見られたり…と、結構老けて見えるので、「岡倉のお父さん」でもまったく違和感がありません。
ポポは近ごろ、つまみ枝豆の顔に似てきました。
これは、私たち夫婦の一致した見方です。
ポポの走る姿は、「欽ちゃん走り」です。
私は、高校生のころからずっと、テレサテンに似ていると言われてきました。
でも、私はやることなすことずっこけばかりなので、「テレサスッテンテン」だと言われてました。
カラオケは苦手なのですが、マイクを断れないときは、テレサテンメドレーを歌うとちょっとウケます。
ウケるのは他でもなく、歌姫テレサテンにはほど遠く音痴だからです

みんなのおうちには、どんな有名人さんがいるんでしょう。





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Sleepy Sleepy

2004年11月26日 | 清水ともゑ帳
近ごろ、どこでも眠ってしまう。
職場の休憩室でも、椅子に座ると5分もしないうちに舟をこぎ始めている。
お風呂では、湯船に入ってほっとすると、睡魔に襲われる。
一昨日は、ロルフィングのセッションで熱海まで出かけるのに、電車の中、約1時間半ほど往復ともぐっすり寝た。
いつもなら、車窓の景色を楽しみながら揺られていくんだけど。
朝も起きるのが辛くなった。
目覚ましが鳴ったのにすぐとめて再び寝てしまい、昨日も一昨日もかなり寝坊し、慌しい一日の始まりとなった。
そして、今日の帰りの電車では、ほんとに眠かった。
金曜日ということもあり、9時過ぎでも車内が混んでいて、久しぶりに座ることが出来なかった。
出入り口付近に立ったのだけど、一つ目の駅に着く前に、すでにうとうとし始めた。
一度眠くなると、もうどうにも目を開けているのが大変になってしまった。
何度も膝がカックンカックンして、ふらふらしながら手すりにつかまっていた。
この場にふとんを敷いて朝まで眠れたらどんなに気持ちいいだろうと思った。
「今夜はパソコンには触れず、ベッドに直行だ」と思っていたのに、帰宅した私を迎えるポポがあまりにもかわいくて目が冴えてしまった。
そして、今、こうしてブログの記事を書いている。
ブログとポポ、元気の素だなぁ。


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お小遣いの行方

2004年11月25日 | 清水ともゑ帳
今回のバイト代は何に使おうか…と、いろいろ考えている。
毎回、収入があるたびに、ふだんの生活費と別に、自分が欲しいものを買っている。
お中元のときは、ヴィトンのエピシリーズの財布を買うつもりだった。
けれど、それはポポに変わった。
…で、今度こそ、ヴィトンの財布にしようと90%くらい決めていた。
でも、つい先日、もう使えないと思っていたノートパソコンがちょっと復活した。
そのパソコンに残っているデータのバックアップをしようと立ち上げてみたら、だめだと思っていた液晶がしばらくの間、映ったのだ。
修理代が5~6万円かかると聞き、新しい機械にしてしまったけれど、修理して使いたくなってしまった。
この前までの小遣いの使い道は、財布かパソコンの修理かの二者択一だった。
ところがところが、他にも欲しいものを見つけてしまった。
mikaさんがマクロレンズを購入されたとの記事を読んで、デジカメの買い換えをしたくなった。
以前から、次はデジカメ一眼が欲しいと思っていた。
う~ん、三者択一、何にしよう。
全部? それは無理無理。
ポポの注射代、お正月の支度代、微々たる蓄え、いろいろあるから。
欲張りな物欲だなぁ。


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1枚のメモ

2004年11月22日 | 清水ともゑ帳
郵便局から封書が届いていた。
中身は開けなくてもわかっている。
数日前、オーダーしたゆうパックの領収書が入っているはず。
職場の友人、マーチャンのご主人が郵便局にお勤めなので、彼女から頼んでもらった。
だいぶ時間が経ってから、私は封を切った。
案の定、領収書だったけれど、それにはメモが1枚、クリップでとめられていた。
失敗したコピーの裏を使っているメモ用紙には、「ご注文ありがとうございました」のほかに、数行が書かれていた。
50にも満たないその文字には、マーチャンを思う気持ちと私たち夫婦への優しい気遣いがこめられていた。
ご主人には、お目にかかったことはないけれど、どんな方なのかは十分に想像できた。
きっと、近いうちに夫婦ぐるみ4人で飲み会をすることになると思う。
今から、とても楽しみだ。


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ほら、富士山も…

2004年11月22日 | 静岡
ほら、富士山が、
今日も一日、笑顔でがんばっておいでって
応援してるよ。
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生まれたての朝

2004年11月22日 | 静岡
今日もいい日になる。
そんな確信がもてるような
生まれたての朝。
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懐かしくて、新しい

2004年11月21日 | 清水ともゑ帳
今日は、懐かしくて新しいものに出会った。
JAしみず主催の「農業まつり」でのこと。
小春日和にさそわれ、多くの人でにぎわう会場に着くと、軽快なリズムとともにチンドン屋さんが練り歩いていた。
私はついつい後について、歩いてしまった。
子供のころにも、よくそうしていたっけ…と、久しぶりに見たチンドン屋さんに懐かしさを覚えた。
ステージでショーが始まると、昔懐かしいチンドン屋さんならではの曲を演奏してくれた。
そうそう、この曲だ。
なぜか短調のメロディが多かったので、当時としてはちょっと奇抜な服装と物悲しい雰囲気が子供心にミスマッチだった気がした。
ステージに上がる前、この写真を撮らせてもらったときは、ちびまる子ちゃんの曲を演奏してくれた。
昔は、ちょっと目立つ服装をするとすぐに比喩の対象になってしまったけれど、どうしてどうして、時代の先端をいっているファッションであったかもしれない。
今日のこの衣装だってかなり派手であるはずだった。
でも、個性的な服を着る人が多くなったせいか、昔ほどは目立たなくなってしまった気がする。
チンドン屋さんというのは、ストリートパフォーマーのはしりだったんだなぁ。
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我ら魚肉世代

2004年11月20日 | 清水ともゑ帳
近ごろ、魚肉ソーセージの生産高が上がっているそうだ。
我が家は夫が魚肉大好き人間なので、よく買っている。
特に、二人で山登りするときには必ず持っていく。
日ごろは積極的に魚肉ソーセージを食べない私も、山頂で口にするときだけは格別においしく感じる。
…で、なぜ魚肉ソーセージが売り上げが上り調子かというと、BSEや鳥インフルエンザによる食に対する不安が増しているからだそうだ。
肉でないけど肉に似た満足感が得られるのがいいらしい。
正直なところ食に対する不安は、魚肉ソーセージもあまり変わらないのではないかと私は思ってしまう。
汚染海域で獲れた魚でも、ミンチにしていろいろなものと混ぜてしまったらわからないのではないかと考えてしまうからなんだけど…。
まっ、それはともかく、たまに食べるとおいしいし、工夫しだいで料理の幅も広がる。
過去、魚肉ソーセージの生産高のピークは、1960年から70年代までだったそうだ。
…とすると、私はまさしく魚肉とともに育ってきた世代だ。
お弁当のおかずに入っているとうれしかった。
けど、いつしかもっとおいしい、あら引きウィンナーなどの登場で、魚肉はお弁当箱から姿を消していった。
おいしさというのは、その味覚だけでなく、いろんな思い出がセットになってもっとおいしく感じることがある。
私が山で味わう魚肉ソーセージがことのほか好きなのは、小学生のころの遠足のお弁当を思い出すからかもしれない。



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合併、合併

2004年11月19日 | 清水ともゑ帳
今、仕事でお歳暮の承りをしている。
デパートのギフトコーナーのカウンターで、パソコンにお客さまの名前やお歳暮を贈る先の住所などを打ち込んでいく。
ところが、最近、市町村合併の進み方が早くて、ソフトが追いつかない状態にある。
そのつど、新市町村の名前を手入力していく。
県内のことですら、どこの町が合併して何市になったかということの把握が難しかったりする。
私のいる清水は、昨年、静岡市と合併したんだけど、来年度からは区分けされる。
そうなるとまた、パソコンに新しい情報が入るはずなんだけど、追いつくんだろうか…と思う。
何かで耳にしたことけど、銀行の合併が進みすぎて、自分が預金している銀行がわからなくなったという話があった。
保険会社も合併。
この先、どこまで合併が進んでいくんだろう。
静岡県内では、今、西部地区の一部が、隣の愛知県の市と合併する話もあるようだ。
そんなふうにいったら、そのうち、県と県が合併して、東海県、北陸県、甲信越県なんてどんどん膨らんでしまいそうだ。
…で、しまいには、日本国でひとつにまとまっちゃっって、同様に銀行も、果ては、日銀のひとつになっちゃったりして…と、ばかなことを考えてしまう。
私は、清水が大好きなので、静岡市との合併には絶対反対だった。
それは私個人の感情的なことにすぎないのだけれど、私は時事関係に疎いので、財政的なことなども含めて、本当に合併というものが意義があるものなのかどうなのかよくわからない。
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ほんとのところは…?

2004年11月18日 | 清水ともゑ帳
近ごろ、いきなり抱きつかれたことが二度あった。
最初は、スーパーでレジ待ちしていたとき。
私のお尻に顔をうずめるように、太もものあたりに両手を回され抱きつかれた。
驚いて振り向くと、一歳半くらいの男の子だった。
私の顔を見て人違いであることはわかったようなのに、なおも両手を伸ばして抱っこをせがんできた。
その姿がとてもかわいくて、私も彼を抱きかかえようと両手を差し出したら、父親があわてて走ってきた。
子供を見るなり、「ママと間違えちゃったんだねー」と言い、私に一礼して去っていった。
その様子を見送った先に「ママ」がいた。
20代前半くらいの母親は、黒っぽく長いフレヤースカートをはいていて、私はベージュのチノパンだったので、子供が何を見て間違えてしまったのかわからなかった。
でも、そんな若い女性の後ろ姿と間違えられて、ちょっといい気分だった。
二度目は、耳鼻科の待合室だった。
やっと歩きだしたくらいの女の子が、待合室を行ったり来たりしながら、私のもとへ抱きついてきた。
座っている私のひざに乗せてほしいらしく、私のすねのあたりからよじ登ろうとしている。
お母さんと間違えてるんだなぁって思いながらも、やっぱり私はうれしくて、抱きかかえようとした。
すると、母親が来て「すみませ~ん」と言って連れて行った。
このところ、ちっちゃい子にもてるなぁって、またまたいい気分だった。
彼らのお母さんの世代って、私の年齢の半分くらいなんだもの。
私って同世代に比べればまだまだ若く見られるほうかも…と、うぬぼれながら、40代の友人の顔を思い浮かべた。
「!」しばらくして、はたと気がついた。
そういえば、ハルミちゃんちはこの前、息子さんが学生結婚して初孫が出来たって言ってたっけ。
そっかぁ、スーパーで抱きついてきた子も、耳鼻科の待合室の子も、私を「ばあば」と間違えたのかもしれない。
…だとしたら、ちょっとショック!
う~ん、キミたち、ほんとのところはどうなんだろう?





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スーパーおばちゃん

2004年11月16日 | 清水ともゑ帳
夫がどうしても行きたい雑貨屋があるというので、しぶしぶ付き合った。
なぜ、しぶしぶかと言えば、私が大嫌いな店だからだ。
16年前、私たちが新婚生活を始めた借家の近くにその店はある。
大手ホームセンターより小規模だけれど、個人商店より駐車場と店舗の規模は大きい。
私はその中途半端さが気に入らないのだけど、物は言いようで、店員とのフレンドリーな会話もできると、地元では重宝されている。
つまり、夫は後者である。
夫がまだ私と知り合う前のこと、清水に赴任してすぐ、その店でいろいろな生活必需品を揃えた。
今も、当時のものをそのまま使っている。
中でも、夫が一番のお気に入りは、炊飯器、電子レンジなどを狭いスペースで収納できるワゴン。
それと同じものを、私たち近くに引っ越してきた義母のために、ぜひ買いたいという。
「あそこの雑貨屋なら、絶対あるはずだ」と、彼はゆずらない。
店に行って、店内くまなく探してみたが置いてない。
そして、オーナー夫人のおばちゃんに訊いてみた。
「あ~、それはね、ヨ○コウで作ってたっけだよね。だけん、もう製造中止になっただよ。あれは、人気があったっけね。コンセントも差せてね、このぐらいの幅のワゴンでしょ」
身振り手振りで、ワゴンの様式から製造年数まで細かく言えるおばちゃんに、私はすっかり見入ってしまった。
生き字引ならぬ「生きカタログ」みたいに、製品のことがしっかり頭に入っている。
よく動く口元には、何本もの縦じわが通っていて、たぶん年齢は70代半ばくらいかな。
その世代の女性にしては背が高く、158cmの私がちょっと見上げるくらい。
背筋がすっと伸びていることもあって、おばあちゃんなんて言葉が似合わない。
「せっかく来てくれたに、悪いっけねぇ」※
ひとしきり説明が終わると、おばちゃんはほんとに申し訳なさそうに、そう言った。
そんなおばちゃんの応対に、夫もあきらめがつき、車に乗り込んだ。
彼には残念な結果だったけれど、私はなんだか心が浮きだっていた。
「すごい販売のプロだよねー。長年の経験っていうだけじゃなくてさぁ、スーパーおばちゃんだよねぇ」
私はつい先日、大手家電店でパソコンを購入したのだけど、そのときの販売員の間違ったいい加減な説明のために、セットアップに手間取ってしまったことを思い出した。
大手ホームセンターもあちこちに出店しているけれど、そこに押されず、地域の人々に愛され続けている店である理由がよくわかった。
おばちゃん、今まで毛嫌いしていてごめんなさい。
今度、欲しいものがあったら、真っ先に行くね。

※「せっかく来てくれたに…」は、「の」が抜けているのではなくて清水弁です。
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