風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

ダイナミックだね

2007年07月31日 | 三保


海への道を行くと、その先に…



おお!



カイトサーフィン、ダイナミックだね。


どっちが先?

2007年07月17日 | 清水ともゑ帳
ふと見上げた先に、つばめの巣が…。



つばめが巣を作ったので時計が壊れてしまったのか、
それとも、元々故障していた時計につばめが巣を作ったのか…。
どちらが先かはわからない。
いずれにしても、幸運の使者と言われるつばめだから、時刻などわからなくても、誰もが寛容になり、巣立つまでを見守りたくなってしまうんだろうなぁ。



親鳥らしき2羽が向こうから飛んできたので、この子は羽をパタパタさせて、「ここにいるよ」とばかりに一生懸命鳴いていた。


ガッテン流でニラみそ汁

2007年07月08日 | 食べもの帳
4日(水)に放映されたNHKの『ためしてガッテン』の内容は、煮干新調理術だった。
煮干でだしをとるのは面倒で、しかもちょっと間違えると魚臭さの方が引き立ってしまいそうで、私は苦手だ。
で、いつも、サバ、イワシ、カツオと時々昆布といった具合。

ガッテン流では、下記のようにしてだしをとる。

水1リットルに煮干5~10グラム(みそ汁1杯あたり、煮干1~2本)を、
頭と内臓は取らず、そのまま入れ、一晩つける。
あとは煮干を取り出し、だしが溶けこんだ水を吸い物やみそ汁に使う。

と、これだけ。
それが、「味噌や具を引き立てる上品な味」になるのだとか。

本当? 早速、試さなくちゃ、と煮干を買ってきた。
そして、このだしでニラみそ汁を作ってみようと思い立った。

先月、藤枝の講座のとき、受講生のKさんからニラのみそ汁のお話をうかがった。
Kさんは、平松洋子氏のエッセイで知ったのだそうだ。
Kさんのお宅の菜園では、春になるとニラが採れ、いろいろな料理に使うものの、使い切れないうちにニラが硬くなってしまうのだとか。
それで、これまでのレシピ(レバニラ、ニラ玉など)の他、ニラみそ汁を作ったら、ご主人にもお孫さんたちにも大好評だったそうだ。

ニラは細かく刻み、刻んだあとは5分ほどそのままにし、味噌を溶いたあと、煮えばなにどさっと入れ、鮮やかな深緑に変わったら、すぐに火を止める。

う~ん、これは絶品。
ガッテン流も、番組で言っていたとおり、ホントに”上品”な味。
そして、ニラと味噌は合う。
ニラだけでこんなにおいしいのか、と思うくらい。

ところで、煮干のだしがらを使った料理が番組でいくつか紹介されていた中で、トーストにするのはおいしそうだった。
フランスパンに煮干とモッツァレラチーズ、ピザ用チーズなどをのせ、こんがり焼くもの。
今度は、このトーストも作ってみようっと。



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茶碗豆腐

2007年07月06日 | 食べもの帳
先日、スーパーで、「おお!」と思うものを見つけた。
それは、半円形の(半球体と言った方がいいのか)お豆腐。
名前こそ違うけど、これはもしかして「茶碗豆腐」?
形もちょっと違うものの、大きさはほぼこのくらい。
味は、どうなんだろう…。
大いに期待した。



能登半島の七尾市に住んでいたころ、茶碗豆腐が大好きだった。
初めて、店頭で見つけたとき、能登の豆腐は丸いんだ、と驚いた。
名前のとおり、ご飯茶碗よりちょっと小さい茶碗に豆腐が入っていて、器ごと水に浸かっている。
注文すると、茶碗からスルリと豆腐をパックに入れてくれる。
店やメーカーにもよるけど、和辛子が豆腐の中に入っていたり、別添えだったりする。

子どものころから、こってりしている物が好きな私は、冷奴や湯豆腐というのはあっさりしすぎていて、好んで食べることはまずなかった。
でも、この茶碗豆腐だけは、本当においしくて、毎日のように食べていた。

そんな茶碗豆腐を、やっと清水でも見つけたと思った。
近ごろの流通形態なら、能登の物が清水で出回っていてもおかしくはない。
が、残念ながら茶碗豆腐とは違った。
この豆腐はこれでおいしかったんだけど…。

それで、ふと思った。
茶碗豆腐を湯豆腐で食べたことはなかったのは、なぜだったんだろう、と。
思い出のシーンは、夏ばかりで、冷たい豆腐しか口にしたことがなかった。

そうだ、こういうときこそネットがあるじゃないか、と調べたところ、「茶碗豆腐は、能登の夏の風物詩」と出てきた。
かの地を離れて25年、初めてそれを知った。
能登を訪ねるのなら、日本海の幸がおいしい冬がいい、と思ってきたけど、茶碗豆腐だけを味わいに、夏、出かけてみたい。


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七夕祭りとメガネ

2007年07月05日 | 清水ともゑ帳
メガネの買い替えに駅前商店街の春田さんへ出かけた。
5、6年前に一度ぶつけてしまい、歪んだフレームを直してもらった。
以来、丁寧に扱ってきたつもりだけど、一度歪んでしまうともろいのか、メガネのバランスが悪くて、近ごろは耳が痛く、一日中、掛けているのが辛かった。

10時の開店時間に合わせて行ったら、七夕祭りの飾りつけが始まっていた。
私は、明日からがお祭りだと勘違いしていた。

私のメガネのデータを調べてもらったら、使用中のメガネは14年前の7月17日に作ったものだった。
ふだん、私は夫から、「丁寧に扱えば長持ちする物も、おまえが使うとすぐに壊してしまう。無駄な買い替えが多い」と言われている。
同じことを、子どものころから、母親にも言われてきた。
今回の買い替えも、気がひけていた。
まだ7~8年しか使っていない物だと思っていたけど、使用年数14年と知り、とたんに気が大きくなった。
思い切って、発売されたばかりという ちょっといいレンズに決めた。



オーダーをして、晴れ晴れと店の外へ出たら、七夕の飾りつけがほとんど終わっていた。
アーケード街は、園児や小学生、地元テレビ局の取材クルーで、すごい賑わい。
清水の七夕祭りは、今日から8日(日)までの4日間。
1週間後のメガネのでき上がりを楽しみに、活気の中を歩いてきた。

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比いず、似ず、至妙

2007年07月03日 | 清水ともゑ帳
進物用のお菓子などに添えられているしおりを読むのが好き。
製品の由来やその店(メーカー)のこだわり、地域の歴史などに興味がわく。
「赤福」に入っている「伊勢だより」は、毎日変わるので、名古屋方面へ出かけた折に買ってきたときなど、その日のものを読む楽しみがある。

先日、いただいた京都「鼓月」の「千寿せんべい」のしおりには、このように書かれていた。
  
  千年の栄伝えしここ山紫水明の地
  いま和魂洋才の意(こころ)を以って
  甦れる菓匠の誇りあり
  ”滋味桂煎”
  見立てし千波に鶴翻しるすは千寿の兆(きざし)
  その軽味雅心 比いず 似ず 至妙──。
  よろしくご賞味下さいませ  
                 鼓月謹製


「比いず 似ず 至妙」
いい言葉だなぁって思い、繰り返し唱えた。
特に「比いず 似ず」っていう部分は、心のページのしおりにもしたくなった。