「シベリア」を探していた。
「シベリア」とは、カステラの生地に餡(または羊羹)がはさんであるお菓子。
私たち夫婦には、子どものころを思い出す懐かしいお菓子の一つ。
そして、二人に共通している好みは、餡が小豆餡でなくて、白餡が緑色に着色されたものの方が好きだということ。
小豆餡がサンドされたものは時々見かけるけれど、緑色したものはなかなか出回っていない。
ずっと前、駅前銀座アーケード街の青果店で、緑色の「シベリア」を見つけた。
以来、また並んでいないかと、通るたびに店頭をのぞいていた。
やっと、出合えた。
でも、全部が緑ではないので、達成率は50パーセント、と言ったところ。
レジへ持って行ったら、お店のおばさんが、(って私も充分おばさんのくせにだけど)「これはおいしいよ~!」と、うれしそうに袋に入れてくれた。
二人で早速、食べてみた。
子どものころにおいしいと思ったものを、数十年ぶりに大人になって食べるとき、私の感想は二つに分かれる。
いろいろな味を覚えてしまった舌が、その味に落胆するか、あまりおいしくなくても、懐かしさや思い出も一緒に噛み締めておいしいと思えたりするか、どちらかになる。
けど、このシベリアはそのどちらでもなく、ちゃんとおいしい。
カステラがふわふわで、餡と生地の馴染みもいい。
おばさんが言ったとおりだった。
ラベルを見たら、名古屋の川原製菓というところで作られている。
ネット販売をしてないかなぁと検索したけれど、していないみたい。
どこか他でも売ってないかしら。
今度、いつ入荷するんだろう。
この希少性が、おいしさをさらにアップさせているのかもしれない。
「シベリア」とは、カステラの生地に餡(または羊羹)がはさんであるお菓子。
私たち夫婦には、子どものころを思い出す懐かしいお菓子の一つ。
そして、二人に共通している好みは、餡が小豆餡でなくて、白餡が緑色に着色されたものの方が好きだということ。
小豆餡がサンドされたものは時々見かけるけれど、緑色したものはなかなか出回っていない。
ずっと前、駅前銀座アーケード街の青果店で、緑色の「シベリア」を見つけた。
以来、また並んでいないかと、通るたびに店頭をのぞいていた。
やっと、出合えた。
でも、全部が緑ではないので、達成率は50パーセント、と言ったところ。
レジへ持って行ったら、お店のおばさんが、(って私も充分おばさんのくせにだけど)「これはおいしいよ~!」と、うれしそうに袋に入れてくれた。
二人で早速、食べてみた。
子どものころにおいしいと思ったものを、数十年ぶりに大人になって食べるとき、私の感想は二つに分かれる。
いろいろな味を覚えてしまった舌が、その味に落胆するか、あまりおいしくなくても、懐かしさや思い出も一緒に噛み締めておいしいと思えたりするか、どちらかになる。
けど、このシベリアはそのどちらでもなく、ちゃんとおいしい。
カステラがふわふわで、餡と生地の馴染みもいい。
おばさんが言ったとおりだった。
ラベルを見たら、名古屋の川原製菓というところで作られている。
ネット販売をしてないかなぁと検索したけれど、していないみたい。
どこか他でも売ってないかしら。
今度、いつ入荷するんだろう。
この希少性が、おいしさをさらにアップさせているのかもしれない。