風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

「ちきゅう」

2019年11月30日 | 静岡
昨日、清水港の日の出埠頭に入港した地球深部探査船「ちきゅう」。


興津(おきつ)埠頭に停泊しているのを遠くから見たことはあったけど、間近で見るのは初めて。
遠くからでもすぐにその姿がわかるくらいの「ちきゅう」号は、カメラにどうおさめようかと思うほど ほんとに大きい。


後ろ姿もどっしりしている。


名前の通り、地球の深いところマントルまで到達できる能力を有しているのだとか。


ここ数日の雨と寒さで、富士山が真っ白。


(11月29日 11:54amの富士山)

12月2日に出港するそうだ。

たんぽぽと雀

2019年11月28日 | 俳句・俳画・墨彩画
9月上旬、熊本県で開催されている「草枕 国際俳句大会」の「俳画部門」に作品を応募した。
4年前、この俳句大会のことを新聞記事で知り、いつか応募してみたいと、俳画を習う目標にもなった。

俳画作品の句のテーマは三つあり、句のイメージを作品に表現する。
一人2作品まで応募できるので、私は夏目漱石の「春の雨 鍋と釜とを運びけり」と中村汀女の「たんぽぽや日はいつまでも大空に」を選んだ。
箸にも棒にも掛からないだろうけれど、チャレンジだけはしておきたかった。

10月下旬、大会事務局より封書が届いた。
たぶん、また次の機会の応募を……かな、と思いつつ開いた。
「優秀賞」という文字が目に飛び込んできた。
私が? 私の作品が?
翌日も翌々日も、しばらくは毎日、夢じゃないだろうかと、何度も通知を読み返した。

賞をいただけた作品は漱石か中村汀女のほうか、どっちだろう。
わからないまま、11月16日に行われる表彰式に出かけた。
会場となる熊本市民会館シアーズホーム夢ホールに入っていくと、ロビーに展示されていた。
受賞作品は、中村汀女のほうだった。
これを描くとき、たんぽぽの句にたんぽぽを描いたのではベタ過ぎるかなと何度も思案した。



大賞の方、熊本賞の方、特選の方々など、ほかの方の作品を見ていくと、味わいのある素晴らしい作品ばかりだ。
とても刺激を受ける。
そして、俳画ってやっぱりいいなと思った。
飽きっぽくて何でも中途半端で投げ出してしまう私が、俳画は8年続いている。
好きなもの、好きなことの輪郭がはっきり見えてきた。

熊本での記事:2019年11月24日
       2019年11月25日


熊本へ(2)

2019年11月25日 | 清水ともゑ帳
熊本二日目。 
前夜は熊本行きの緊張で、あまり眠れなかったので、ホテルでぐっすり眠れるのではと思っていたけど、気分が高まっていたのか、ほとんど眠れず朝が来た。
 
ホテルのモーニングビュッフェも一人でテーブルに着くのは緊張した。
けど、品数の多さにあれもこれもと食べたくなり、一度おかわりに立つと、だんだん気が大きくなって、平らげてはお皿に料理を盛りに行くを繰り返してしまった。
阿蘇のジャム、豚の角煮、明太子、高菜漬けなどなど、どれもほんとうにおいしかった。
 
午前9時、満腹のおなかを抱え、市電に乗り、水前寺公園へ。
どこまで行っても170円の市電は利用しやすい。 
熊本駅から約30分で着いた。 
打ち水がされた参道が清々しい。 
 
 
 
夏目漱石の句碑。
 「湧くからに流るるからに春の水」 
 
 
 
富士山に見立てた築山。 

 
 
きれいな庭園、
 
  
 
そして、能楽殿。 
 
 
 
 
 
かやぶき屋根の古今伝授の間と紅葉。 
いい季節に来られてよかった。 
 
 
 
10時半ごろまでには熊本駅に戻らなければならないため、早足で歩いた。 
最初は不安だった一人での行動も、動いてみればそれはそれで案外気楽だった。 
 
熊本市民会館のホールで、ほかの方々の作品を直に見られてとても勉強になり、これから俳画に取り組む意欲にもなった。 
もし、また熊本へ行ける機会に恵まれたら、もっと足を伸ばして、阿蘇の方やいろいろな場所へ行ってみたい  
 

熊本へ(1)

2019年11月24日 | 清水ともゑ帳
10月下旬、届いた知らせはとてもうれしかった。
熊本市で開催されている国際俳句大会の俳画部門で、私が応募した作品が入賞し、表彰式は11月16日とのこと。
 
俳画を習い始めて4年目だった4年前の7月、父が購読している新聞を実家でふと手にして、熊本市のこのコンクールのことを知った。
いつかこのコンクールに作品を出せたらいいな、が、出してみたい、と気持ちが変わったのは、昨年4月から受講していた俳画の通信教育が修了した今年8月。
 
カルチャーセンターで受講した期間も含めて、俳画を習い始めて8年ほど経っているとはいえ、絵心はなく下手の横好き。
箸にも棒にも掛からないだろうと思いつつ、チャレンジだけはしたかった。
 
賞状をいただけるなんて夢のよう。
これはなんとしても熊本まで行きたい。
夫も喜んでくれ、快く送り出してくれた。

まったく見知らぬ土地へ一人で行くのは不安があったけど、静岡から新幹線で約5時間。
着いてみると九州 熊本は意外に近かった。
その気になれば日帰りもできる。
 
熊本駅から市電に乗り、表彰式が行われる熊本城近くの熊本市民会館シアーズホーム夢ホールへ。
市電の床が板張りで、懐かしい雰囲気の車内だった。
 
(熊本市民会館シアーズホーム夢ホール)
 
表彰式のあとは、熊本城へ向かった。
加藤清正の像。
大河ドラマの「真田丸」を思い出しつつ眺める。
 
 
熊本に着いたとたん、あちこちでくまモンを見かけるけれど、熊本城のこのくまモンもとってもいい!
 
 
 
堀の水面に映る姿もいいな。
 
 
復興が進む熊本城。
 
 
 
夕方、日が落ちて、大きなクリスマスツリーが輝き出す。
 
 
還暦にして人生初の一人旅。
一人での夕食に緊張しつつも、喉がカラカラで生ビールが欲しくなる。
 
 
ビールを一口飲んだら、気持ちが落ち着き、ここからは井之頭五郎さんのように「孤独のグルメ」を楽しもう。
熊本に来たら、ぜったいタイピーエン(太平燕)を食べたいと思っていた。
 
 
タイピーエン、めちゃおいしかった!
ほろよい気分で熊本駅構内の土産物店を巡り、駅近くのホテルへ。
朝6時半過ぎに静岡を出て、昼前に熊本に着き、あっという間に一日が終わってしまった。
                 (つづく)
 

うな竹で食事して、コストコ浜松倉庫店へ

2019年11月14日 | ラーメン店とコストコ
たいてい月に一度、コストコ浜松店へ出かけているのだけど、先月は忙しくて行けなかったため2ヵ月振り。
コストコへ行くときには、浜松市内のラーメン店で昼食をとるのが常だけれど、今回はうなぎを食べることに。
先月、これまでにないくらいハードな日々を、夫婦二人でなんとか乗り切ったので、自分たちだけの打ち上げ会と称して、ちょっと気張った。

お店は浜松市東区の「うな竹」へ。



朝9時ごろ清水を出て、国1バイパスを車で2時間弱。
開店時間の11時10分より少し早く店に着いた。
駐車場で待つうちに店が開き、一番乗りでテーブルへ。

夫も私も、うな重(特中)フルーツ付きをオーダー。
静岡県西部はメロンの産地として有名。



うーん、おいしかった!
うなぎもメロンも。
それらに負けないくらい漬物も。
何度も食べられるものではないから、ひと口ひと口、しっかり味わった。

うなぎの余韻を味わいながら、コストコへ。
買ってきたものの一部。



今回の目当ては、なんといってもモンブランバーケーキ。
モンブランは大好きなケーキの一つ。
長さ30センチ、幅10センチ、高さ6センチ、栗は12個、スポンジの層にはマロンクリーム、これで1998円。
切らずにそのままフォークを入れて食べたい。




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〈追記〉モンブランケーキ、期待どおりのおいしさ!
コーヒーと一緒に、至福のときを味わえました。


今朝の富士山と今夜の月

2019年11月12日 | 清水ともゑ帳
昨日は忙しい天気だった。
午前中、晴れていたかと思ったら昼過ぎには大粒の雨、そして雷……からの虹。
静岡県西部では雹も降ったそう。

今朝、富士山は五合目付近まで真っ白。


(8:48amの富士山)

昨日の雨で冬の姿に変わった富士山。





夕方、東側のベランダに出るドアのガラスが明るかった。
ベランダの電気を消し忘れたのかと思ったら、月明かりだった。


今夜は満月。



うん、いい月だな!