去年の8月下旬に図書館に予約した本の順番がやっと回ってきました。
予約したとき、私は389番目でした。
買って読もうかとも思いましたが、他にも読みたい本がいろいろあって、そのまま待つことに。
1年と2週間経って、やっと手にできた、宮部みゆき著/小暮写眞館。
よーし、読むぞ、と意気込んでいたけれど、ページを開くと眠くなってしまう始末。
遅々として進みません。
あとがきも含めると 716ページの長編です。
本の厚さは、4.3センチ。
この作品は人気が高く、私のあとも順番待ちしている人がたくさんいて、
2週間で読めなかった場合、貸し出し期間の延長はできません。
待ち続けた期間を思うと、読み終えずに返却するのはもったいない気がします。
私は、映画や本、旅行なども、予め情報を得たり、調べたりということをほとんどしないので、
この本についてもどんなあらすじかまったく知りませんでした。
それなのに予約して長い順番待ちでも読みたいと思ったのは、菜の花と桜に彩られた春色の表紙から、
温かい物語のように漠然と感じたからでした。
でも、どうしても先へ読み進めなくて、いったいどんな物語が展開するのか気になり、とうとうブックレビューをいくつか読みました。
前半部分はやや退屈に感じる人もいるかもしれないけれど、その先は面白くなるので、
とにかく読んでみるといいということなどが書かれていました。
いま物語はだんだん面白くなってきたところ。
返却期限まであと1週間。
でも、その前に読み終えてしまいそうです。