風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

秋の色

2011年09月28日 | 清水ともゑ帳

秋晴れの日、義母と夫と一緒に藤枝へ行ってきました。
お彼岸より少し遅れての墓参です。
稲が実り、彼岸花が咲き、義父のお墓の周りはすっかり秋色。



帰りは焼津の瀬戸川緑地で散歩。
河口方面には、虚空蔵山、



瀬戸川の向こうには高草山。



ここまで来たら、もう一つ気になるところがあり、寄ってみることに。
数年前の秋、偶然出合った場所。



あっ、今年も案山子が立ってました。
きっと先日の台風の中でも踏ん張っていたのでしょう。



実りの秋の景色を満喫できた一日でした。

冠雪。今朝の富士山

2011年09月27日 | 静岡
          (9:29amの富士山)

三日前の24日、初冠雪が観測された富士山。
その日、自宅からは雲がかかっていたため、初冠雪の富士山を望めませんでした。
今朝は曇り空ながら、裾野までのシルエットを眺めることができました。



深まる秋を感じた朝、厚手のソックスを箪笥から取り出しました。





山芋の赤ちゃん

2011年09月26日 | 清水ともゑ帳
先日、店頭で「むかご(零余子)」を見つけ、むかごご飯を作りたくなりました。
秋を感じる味覚のひとつです。



初めてむかごを食べたのは、30年くらい前。
職場のT子先輩に、丸子(まりこ)のとろろ汁のお店に連れて行ってもらったときのこと。
お酒のおつまみに先輩がオーダーしたのが、むかごの素揚げ。

「これって何か知ってる?」と聞かれ、まったくわからない私は、「なんですか」と質問しました。
「山芋の赤ちゃんだよ」
ふだんは厳しい先輩が、ちょっといたずらっぽく笑って教えてくれました。
「こうしてね、お塩を少し振って食べるとおいしいの」

以来、むかごは私の大好物のひとつになり、
食べるたびにあのときの先輩のいたずらっぽい笑顔を思い出します。

私の方が先に職場をやめ、その後、先輩も子育てやご両親の介護など忙しかったようで、
交流が途絶えてしまいました。
この春 人づてに、先輩が数年前に永い旅に出てしまったことを聞きました。
まだ五十代半ばだったと思います。

読書が大好きだった先輩からは、仕事以外にもたくさんのことを教わり、本もたくさんいただきました。
この秋最初のむかごご飯は、ひと味足りないようなさびしい味でした。



いつか私も永い旅に出たら、また先輩と山芋の赤ちゃんをおつまみに、
尽きないおしゃべりをしたいと思いました。

朝の散歩(2)

2011年09月25日 | 清水ともゑ帳
          (稚児橋から眺める巴川)

初めて入る小芝神社の境内にはサッカーボールの碑がありました。
その向こう側にもサッカーボールがデザインされたような赤い何かが。



絵馬が掛けられています。



さらに近づいてみるとサッカーボールの形の絵馬でした。



サッカーボールの碑といえばあそこにも。
さらに先へ進み、魚町稲荷神社へ。



こちらのはとても大きいです。
台座の部分も入れると私の背丈ほどだったので、直径は1.5メートルくらいあるのではないかと思いました。



神社を出て、巴川に架かる稚児橋を渡ります。
カッパの言い伝えがある場所なので、橋にはカッパの像やこのようなデザインが。



人通りの少ない休日の朝、のんびりと自宅周辺を散歩して帰ってきました。


朝の散歩(1)

2011年09月24日 | 清水ともゑ帳
          (国鉄清水港線跡の歩道)

今朝はジョギングでなく散歩に出かけました。
昨日とは反対方向、JR清水駅に向かい、国鉄清水港線跡の歩道を歩いて行きます。
駅の東側「みなと口」。



みなと口では、清水文化会館「マリナート」の建設中。
マリンとアートを組み合わせて「マリナート」。



駅舎内の東西自由通路を通り、西側の「江尻口」へ。



江尻口では、複合ビル「えじりあ」の建設中です。
江尻と、連携の意味をもつ「liaison(リエゾン)」を合わせて「えじりあ」。
だんだん高くなってきました。



国一沿いを歩きながら、自宅方面へ向かいます。



小芝神社の前は数え切れないほど通っているのに、境内には入ったことがなかったので、
お参りしていくことに。



                          (つづく)

三保まで早朝ジョギング

2011年09月23日 | 清水ともゑ帳
          (旧三保駅で咲いていた彼岸花)

久しぶりに早朝のジョギング。
自宅を5時45分に出て、三保までを往復しました。
片道約7km、往復で14kmほど。
曇っているせいか辺りはまだ薄暗く、時折行き交う車はライトを点灯していて、街灯も灯っています。


        (エスパルスドリームプラザの観覧車)

家から40分ほど走って、もうすぐ旧三保駅。
かつて国鉄清水港線が走っていた線路は自転車歩行者道となり、駅だったところは公園に。



旧三保駅に到着。
来た道をそのまま折り返します。



空は相変わらず雲が厚く、晴れる気配がありません。



天気が良く、霞んでいなければ、富士山がこの先に見えるのですが…。
ここは何度も通ったことがあるのに、そして写真も撮ったことがある場所なのに、
「ハーバーブリッヂ」は「チ」に濁点がついているのだと、今日初めて気づきました。
曇り空の下でのジョギングでしたが、走るのにはちょうどよい涼しさでした。

一年越し

2011年09月20日 | 清水ともゑ帳
去年の8月下旬に図書館に予約した本の順番がやっと回ってきました。
予約したとき、私は389番目でした。
買って読もうかとも思いましたが、他にも読みたい本がいろいろあって、そのまま待つことに。
1年と2週間経って、やっと手にできた、宮部みゆき著/小暮写眞館。



よーし、読むぞ、と意気込んでいたけれど、ページを開くと眠くなってしまう始末。
遅々として進みません。
あとがきも含めると 716ページの長編です。
本の厚さは、4.3センチ。



この作品は人気が高く、私のあとも順番待ちしている人がたくさんいて、
2週間で読めなかった場合、貸し出し期間の延長はできません。
待ち続けた期間を思うと、読み終えずに返却するのはもったいない気がします。

私は、映画や本、旅行なども、予め情報を得たり、調べたりということをほとんどしないので、
この本についてもどんなあらすじかまったく知りませんでした。
それなのに予約して長い順番待ちでも読みたいと思ったのは、菜の花と桜に彩られた春色の表紙から、
温かい物語のように漠然と感じたからでした。

でも、どうしても先へ読み進めなくて、いったいどんな物語が展開するのか気になり、とうとうブックレビューをいくつか読みました。
前半部分はやや退屈に感じる人もいるかもしれないけれど、その先は面白くなるので、
とにかく読んでみるといいということなどが書かれていました。

いま物語はだんだん面白くなってきたところ。
返却期限まであと1週間。
でも、その前に読み終えてしまいそうです。

今朝の富士山

2011年09月12日 | 静岡
          (7:16amの富士山)

富士山の姿がくっきりと見えました。
秋の気配とともに、富士山のシルエットも色濃く、輪郭がはっきりとしてきました。
宝永山のすぐ上のあたり、刷毛でひと塗りしたような雲がきれいです。



月曜日の朝、通行量が多くなり、街が活気づいてきました。



今日も一日いい日でありますように。

またまた新しい仲間

2011年09月10日 | 食べもの帳
私の大好物、薄皮シリーズ。
先日のマスクメロンクリームに続き、新しい仲間をまたまた見つけました。
「薄皮ネクターピーチクリームパン」です。



不二家のネクターピーチをイメージしたクリーム入りと、パッケージに書かれています。
思ったより甘味がおさえられていて、あっさりした味でした。
パン生地の柔らかさとしっとり感がクリームと合って、やっぱり大好きです。

登録?

2011年09月08日 | 清水ともゑ帳
横浜からの帰り、高速バスの座席をふと見ると珍百景と思える光景が…。
乗ったバスは往復とも同じなのに、行きには気づきませんでした。



温かい眼でご覧ください。(ナニコレ珍百景のナレーション風)
♪ジャンジャンジャンジャンジャンジャンジャジャジャ~ン♪




シートの裏にあるテーブルの出し入れをするつまみの部分が、象のような動物の顔に見えました。
「珍百景登録ならず」と思いますが、見つけたときにはちょっと和みました。
ちなみにほかの座席を見てみると、上あごと下あごに見える部分が微妙にずれていました。

横浜ライナーで…(2)

2011年09月07日 | 清水ともゑ帳
父と妹と私の三人で、横浜へ出かけました。
私にとっては20年ぶりくらいの横浜。
結婚3年目ごろだったか、夫と来て以来のことです。

静岡から遠くはないけれど、こういう機会でもないと、なかなか出かけなかったかもしれません。
私は、ずっと前からバス旅行もしてみたかったので、遠足みたいにはしゃいでしまいました。
終点の「人形の家」に着いたのは正午少し前、そのまま中華街へ向かい、ランチを取りました。

お腹を満たして外へ出ると、また雨足が強くなってきました。
雨の中を、山下公園目指して歩きます。
山下公園通りまで来ると、雨が上がり、日が差し始めました。
雨に洗われたように緑が鮮やかです。



父のお目当て、氷川丸の船体が目前に。
「ああ、これだ、これだ」
懐かしい友人との再会を喜ぶように、父が急に早足になります。
船内を見学したかったけれど、月曜日はあいにくお休み。



青空が広がってきて、向こうにはみなとみらいが。



休んだり歩いたりしながら、ゆっくり公園内をめぐり、再び中華街方面へ。
途中、お茶をしたり、お土産を買ったりして、帰りのバスの時間までを過ごしました。
帰りの車内では、三人ともぐっすり寝ました。
停留所は家から近いし、仮に離れていても、駐車場が利用できる停留所もあり、高速バスは便利でした。

バスを降りると父が、「またどっか行こう」と言いました。
時間や事情が許す限り、父との時間をできるだけ作ろうと思いながら、
夫へのお土産の崎陽軒の袋を手に帰りました。

横浜ライナーで…(1)

2011年09月06日 | 清水ともゑ帳
しずてつジャストラインの高速バス「横浜ライナー」に乗り、父と妹と私の三人で横浜へ行ってきました。
近ごろの父の体力も考慮し、横浜で5時間ほどを過ごしての日帰りです。

「横浜へ行きたい」と父が言ったのは先週木曜日のこと。
母の生前、家族みんなで出かけたときのことを思い出し、もう一度行ってみたくなったと言います。


   (バスの車内から眺めたみなとみらい)

鉄道を利用するとなると、84歳の父には乗り換えなどがちょっと大変。
横浜ライナーなら、実家の近くに停留所があるので、バスに乗ればそのまま横浜へ行けます。
すでに台風12号が接近していたけれど、月曜日なら天気も回復するのでは、と
妹の仕事の都合などとも合わせ、5日に出かけようということになりました。
ところが、あいにくの雨模様。
でも、妹と私は、父にとっての「出かけたい気持ちの旬の時期」を逃すわけにいきませんでした。


(11:46、大観覧車コスモクロック21のデジタルの光が、雨空の下でひときわ明るく見えました)

今回の父の目的は、中華街での食事と氷川丸を見ることなので、まず中華街でお昼を取りました。
ランチの値段がどこも手ごろでびっくり。



私にとっては楽しい路地歩き。



どこのお店で食べようかと、いろいろ迷って入ったお店も、お値段以上の味とボリュームでした。
腹ごしらえが終わり、次は山下公園へ。
                        (つづく)

3ヵ月目

2011年09月03日 | ゴルフレッスン
7月から始めたゴルフ。
早いもので今月から3ヵ月目、アイアンの練習に入りました。
3ヵ月ワンクールのレッスンなので、今月で一区切り。
継続もできるし、終了もできるし、自分次第。
どうしようかなぁと思案中。

先月、夫に練習に付き合ってもらい、私のスウィングを動画や写真に撮ってもらいました。
実際にどんな打ち方をしているか、自分で確認してみないとってことで。



20年ぶりにクラブを握り、しかも過去の変なクセがついてしまっているので課題だらけ…というより、
やることすべてが課題です。
まず直したいのが、テイクバックのとき、前のめりになってしまうクセ。
クラブの軌道がずれてしまって、うまく振りぬけたかなと思うと、球はそのまま。


          (思いっきり空振り

こんな状態だけど、今月末のラウンドレッスンはとても楽しみ。
コースに出るのも20年ぶり。
当日、お天気がいいといいな。

父との外出

2011年09月01日 | 清水ともゑ帳
先日、実家へ行った折、84歳の父が 三保に住んでいる旧知の人を訪ねたいと言い、一緒に出かけました。
突然だったこともあり、その方とはお会いできませんでしたが、
ついでなので少し車を走らせて周辺を回ってみることに。

散歩を日課としていた父は、1日3~4時間は歩いたものですが、
近ごろは足腰に痛みを感じるようで、あまり外出をしなくなりました。

まずは清水灯台へ。



海岸へ出ようと思いましたが、工事中だったので、羽衣の松へ行ってみることに。



私たち夫婦は犬を連れて度々出かける場所ですが、父にとっては30年ぶりらしいです。
日中の日差しはまだ強いけれど、松林の木蔭は涼風が吹き抜けて心地いいです。
昨秋、羽衣の松は代替わりし、新しい碑も建てられています。


(羽衣伝説を読む父)

このあと海沿いの国道150号バイパスへ。
潮風を感じながらのドライブでした。