風の数え方

私の身の回りのちょっとした出来事

大沢川沿い ~ 有東坂池公園

2023年06月25日 | さんぽ帳


このところの散歩は初めての道やふだんはあまり通らない道を歩くということをしていなかった、と今朝はそんなことを思いながら巴川沿いを散歩していた。

巴川に架かる渋川橋のあたりまで来たところで、向こうから自転車でやってくるおじいさんがいて、私の目の前でスーッと川の方へ折れていった。

その方向に道があるという記憶が私にはなかったので、私も同じ方へ行ってみると、そこから先は民家の庭に続いているように見え、ああ、この家の人だったのかと思ったら、そうではなかった。

民家のすぐ横には巴川の支流の大沢川が流れていて、川沿いに遊歩道がのびている。
おじいさんはその道を抜けていったようだった。
さっきまで思っていたことが通じたような”初めての道”の発見。



歩道沿いの花壇のムクゲがきれい!



川に沿ってずんずん進む。



国道1号線に出たところで歩道橋を渡り、



再び大沢川に沿って行く。



東海道へ出たところで、



大沢川と別れ、線路沿いの道へ。
ちょうどJRの上り電車が通過していく。
ここまで来たら、有東坂池(うとうざかいけ)公園まで行ってみようという気になった。



わぁ! やっぱり来てよかった!
グラジオラスのきれいなこと!







アガパンサスも!
見ごろは終わってしまったかなと思っていたから、良かった。





大沢川というと私はこれまで桜並木のあるエリアしか歩いたことがなかったので、今朝歩いた道は新鮮だった。
車の往来を気にせずのんびり歩けるのがいい。
初めての道を通って、公園では色鮮やかな花々を見て、いい散歩になった。


二日続けての「ふるさとさんぽ道」

2023年06月24日 | さんぽ帳
昨日、「飯田ふるさとさんぽ道」から帰ってきて、ああ、田んぼも見てくればよかった、と思った。
ここ数年、「ふるさとさんぽ道」の近くにある田んぼの稲の生育がなんだか楽しみ。
そろそろ田植えが終わったころかも。
今日も行ってみることに。

家を出てすぐのところの柿の木。
青い実が少しずつ大きく育っている。



近ごろ、朝の散歩のときに香ってくる花。
アベリアという名らしい。



さてさて、昨日も通った山原川(やんばらがわ)沿いの「さんぽ道」。



カルガモの親子はいないかと川をのぞきながら上流方面へ。



やっぱり田植えは済んでいた。
水が張られた田んぼに景色が映るのを見るのが好き。



たいていは川で見かけるカモが、今朝は田んぼでくつろいでいる。
これからの季節、稲が青々と育っていくのを見るのが楽しみ。
秋の刈り入れの時期も。



さらに上流へ進んだところの歩道は緑が豊か。



花壇の花もきれい!







そろそろ帰る時間。
来た道を引き返そうとしたら、ジージーともミーンミーンともつかない鳴き声が聞こえてきた。
どうやら東名高速の法面の木のあたりから声がしている。
蝉が鳴き始めているようだ。
去年は7月1日に塩田川のあたりで聞いたっけ。そういう季節なんだな。



カルガモの親子には会えなかったなと思いながら、「さんぽ道」を下流方面へ進んでいると、いたいた。
茂みのところで親子で休んでいる。
元気に育ってね。



今日もまた散歩中に目まいがしたら…と、ちょっとばかり不安だったけど、気持ちよく歩いてくることができた。


目まいのおかげで……

2023年06月23日 | さんぽ帳
数日前から『水車小屋のネネ』(津村記久子/著)という本を読んでいる。
読み進むうちに、清水区梅ヶ谷の「ふれあいの里」の水車小屋へ行ってみたくなり、今朝の散歩は梅ヶ谷方面へ。
5年ほど前、妹がこの水車小屋まで案内してくれて、以来、自分でも何度か出かけている。

山原川(やんばらがわ)を渡りながら、蜂ヶ谷地区を抜け梅ヶ谷地区へ。



ところが梅ヶ谷新道を横断すれば梅ヶ谷に入るというあたりで、目まいが。
公園でも近くにあればベンチで休もうと思うけれど、あいにくそういった場所が見当たらず、思いつかない。
梅ヶ谷へ行くのはやめ、帰ることに。
歩調を緩め、梅ヶ谷新道をゆっくりゆっくり南下しながら、車通りの少ない住宅街へ。



10分ほどして、体が元に戻ったことが実感できた。
そして、飯田地区に入ったところで、山原川沿いの「飯田ふるさとさんぽ道」を行く。
さっき渡った山原川より下流あたり。



川沿いを歩くときの常で、川を覗きながら進む。



……と、おっ、カルガモの親子!



この川では去年も、一昨年もカルガモの親子を見ていたので、今年も先月から何度か探しに来ていたけど、今年は会えずじまいだとあきらめていた。
それが、今日会えるとは。



しばらく写真を撮っていたら、対岸に散歩中の人たちが来て、川をのぞき始めた。
「おっ、いるいる、1、2、3、4、5、全部いるぞ」
「大きくなったな」と、言葉を交わしている。
5羽ともみんな元気に育ってきたよう。



ひとしきりエサをついばむと、それぞれ羽繕い。
小さいながら水かきが張った足がかわいい。



目まいのおかげで、今日は予定になかった場所を通り、カルガモの親子に出会えた
梅ヶ谷の水車小屋はまたこの次の機会。


早朝の秋葉山公園

2023年06月21日 | さんぽ帳
今朝の散歩は秋葉山(あきはやま)公園へ。
ちょうど6時に着いた。



園内の階段を上っていく。
朝日がまぶしい



緑がきれい!



落ち葉の上をサクサクサクサク。
階段のアップダウンを繰り返しながら、





見晴らしのいいところへ。
ちょっと息が上がったので、呼吸を整えながら景色を眺める。
西の草薙方面、



東に埠頭方面。
今朝は靄がかかっている感じ。



公園を一周して戻ることに。
以前は雑草が生い茂っていたところが花壇になっていて、



まだ柔らかい葉のコキアがかわいい。



帰り道、側溝に沿って歩いているとガマの穂が。
生け花の花材で使ってから、興味を持った植物。



今朝はなんだか気力がわかなくて、外へ出るのも億劫に感じたけれど、散歩をしたら気持ちが上向いた





潮風にあたりに

2023年06月17日 | さんぽ帳



梅雨の晴れ間が時々訪れるのに散歩の時間がなかなか作れずにいたけれど、今朝はなんとか時間ができた。
空を見上げたら、なんだか潮風に吹かれてみたくなり、散歩は海の方へ。

東海道を歩いていると、「日本遺産」という表示が目に入った。
この道はよく通るけれど、たいていは「東海道」とあるだけで「日本遺産」を見たのは初めて。
散歩による新たな発見。



巴川に架かる稚児橋を眺めながら、清水銀座へ。



清水銀座を通り抜け、波止場踏切を横断。



おはよう!シーチキン号。



かわいらしいツナにバイバイし、河岸の市方面へ。
潮風にあたりながら富士山ウォッチング。
今朝の富士山は、うっすらシルエット。
予報どおり、今日は湿度が低く、風が心地いい。


(午前6時39分)

河岸の市から清水駅方面へ。



駅の東口(みなと口)のジャカランダは、まだまだ花がきれい。
この前見てから2週間ほど経つので花の時期は過ぎてしまったかと思っていたけど、また見られて良かった。





帰り道、ノウゼンカズラのオレンジも鮮やか。



梅雨時の貴重な快晴の空、気持ちよく散歩ができた朝だった


遅めの朝食はお蕎麦

2023年06月15日 | 食べもの帳
月に一度の夫の通院日。
朝ごはん抜きで受診したので、遅めの朝食をお蕎麦のチェーン店で。

このお店では今月「かつ祭」でかつ丼が100円引き。
なので、カツ丼が好物の夫は「満腹かつ丼セット」を。



私はこのところ気に入っている「もつ鍋らーめん」にしようか、さっぱりと冷たいお蕎麦にしようか、券売機の前でさんざん迷って、「朝そば鬼おろし」を。
「朝そば鬼おろし」はお蕎麦だけだと思っていたので、かき揚げがあってうれしかった。
かき揚げはつゆにつけずに塩を振って別に食べた。



テーブルに置かれている蕎麦湯がありがたい。
お蕎麦を食べたあとはやっぱり飲みたくなる。



夫は、というと、メニュー名の通りさすがに「満腹」だったようで、「食い過ぎて苦しい……」と。
私は鬼おろしとかき揚げに満足したけれど、「もつ鍋らーめん」もやっぱり心残りだった。
この次は「もつ鍋らーめん」にしようっと。


庵原町へ

2023年06月10日 | さんぽ帳


今朝の散歩は庵原町(いはらちょう)へ。

庵原方面へ向かうとき、時々通る水路沿いの道。
初めてこの道を知ったとき、車通りのないいい道を見つけたと思ってちょっとうれしかった。



東名清水インター付近の斜面の花壇。
以前はショートコースのゴルフ場があったところ。
いつも季節ごとの花で彩られている。



庵原町から眺める山原(やんばら)無線中継所の山。
今朝は雲がかかっていて、墨絵のような感じ。



畑を眺めながら歩いていく。
葉っぱの水滴を見つけると、つい立ち止まっちゃう。



ウコンの花、葉っぱに守られるように咲いてる。
淡いピンクの花も黄緑色の葉っぱもきれい。



この2月に花を見に来た梅の木。
実がいっぱい落ちている。
あのときの花がこれほど実を結んでいたとは。



さらに畑に沿って道を行くと、葡萄棚が。



カボチャの実って地面に蔓が這って生るように思っていたけど、ここのカボチャは地面から離して育てられている。



山の方に目をやると、雲が低くなっていた。



雨が降るのは夜からという天気予報だったけど……。
雨具を持たずに家を出たので、空模様が心配になり、帰りは早足。
畑や菜園の見て歩きも楽しいものだった
予報どおり、日中は雨が降ることなく薄日が差す時間帯もあって、洗濯物も乾いて良かった。


山原堤

2023年06月08日 | さんぽ帳
朝、鳥のさえずりに耳を傾けるのが20年ほど前から習慣になっている。
今朝はカワラヒワの声がひときわ高い。
つい数日前まではイソヒヨドリのさえずりの方が大きかった。

そんなカワラヒワのさえずりを耳にしながら散歩へ。
昨日の朝、大内方面へ散歩に行ったとき、雨上がりの清々しい空気に、山小屋で迎える朝を思い出し、今朝の散歩も山に近いところへ行きたくなった。

山原(やんばら)街道を北へ。
朝5時50分、清水の街の中心部へ向かう車より、山の方へ向かう車の方が多いのは意外。



久しぶりに長福禅寺の脇の坂道へ。



ほんの2、3分で見晴らしのいい場所に出る。
日本平方面や街並みをしばし眺めて振り返ると、



あっ、ダリア。
ダリアを見るの、久しぶり。
子どものころに住んでいた借家の庭で育てていた。懐かしいなぁ。
当時、庭に咲いていたのはこういった複雑な色味じゃなくて、赤や黄色の単色だった。



山原街道から蜂ヶ谷方面へ行くつもりが、ふと気づいたら足は山原堤へ向かっていた。
山原川起点のあたりまで来たら、空気がひんやりとしてきた。



山原堤に到着。



池の色が今まで見てきたより碧い。…と思ってカメラを向けたけど、自分の目で見た印象のようには写っていなくて、残念



山原堤公園をちょっとだけ歩いて帰ることに。



山が発する朝の空気はやっぱり清々しく、今朝もいい散歩ができた


雨上がりの朝の散歩

2023年06月07日 | さんぽ帳


今朝、ベランダから山並みを眺めると、雲が低くたなびいて幻想的に見えて、散歩は山の方へ向かうことに。

雨上がり、水滴をつけた道路沿いの草花がいきいきしている。



歩きながら山を見ていると、雲がだんだん上がっていくのがわかり、急ぎ足になる。
なんとか、雲が晴れないうちに、山並がよく見える高部みずべ公園の近くまで来れた。



大内方面へさらに向かう。
日が射してきて、山の緑や、



ビワの実の色が鮮やか。



もうちょっと西へ足を延ばしたかったけれど、散歩時間のタイムリミット。
引き返しながら、塩田川(しょだがわ)へ。

あっ、富士山。
てっぺんに笠雲がかかっているけど、シルエットはくっきりしてる。





帰り道、山原(やんばら)無線中継所の山にはまだ雲がたなびいていた。
富士山の歌のように、頭が雲の上に見える山原の山。
いつもよりちょっと高く見えた。





今朝もとりとめなく…

2023年06月05日 | さんぽ帳
今朝の散歩も足の向くままに。
巴川沿いを歩きながら、高橋町方面へ。



梅雨に入っているけど、湿度が低く爽やかな朝。
青空も清々しい。



住宅街を歩いているうちに、



「あいさつ通り」に来た。
小学生のころ、そろばん塾に通っていた懐かしい道。



そんな住宅街で見かけたマリーゴールド。
規則正しく植えられている。
畑の農作物の虫除け? それとも出荷用かな。
あいみょんの歌が頭の中を巡る。



今朝は目覚ましのアラームより早めに起きたので、散歩に出る時間も早かった。
まだもうちょっと歩こうと思い、高部みずべ公園へ足を延ばすことに。



帰り道に見た富士山。
このところ眺めていた富士山よりいくらかシルエットがはっきりしている。





昨日に続き、今朝もとりとめなく歩いたので、またまたブログ記事の「タイトル」に困ってしまった。
散歩そのものは心地よく、一日の始まり、一週間の始まりに良い散歩だった



「タイトル」に困る散歩

2023年06月04日 | さんぽ帳
今朝の散歩は目的地を決めず、気の向くまま歩くことに。

いい香りが漂ってくるなと思ったら、ユリが。
早朝は植物の香りを強く感じることが多い。



神社の木々の緑と青空と。
さて、どこへ向かおうか。
路地を抜けながら、浜田小学校方面へ。



浜田小近くの「チャンチャン井戸」。
「清水」の名の起こりとなったと伝えられる井戸。
この道を通るのは久しぶり。



入江岡の跨線橋。
新清水駅を出た静鉄電車が入江岡駅に着こうとしていて、JRの電車は上り線が清水駅へ向かう途中で、ちょうど行き交うところ。



和菓子屋さんのウィンドウ、季節を感じるなぁ。
文字もいいなぁ。



東海道を進みながら、家に戻ることに。



備忘録的にどこを歩いたかブログに記しておこうと思うけれど、とりとめもなくただ歩いて、特別に発見がなかった散歩は記事の「タイトル」に困ってしまう。
それで今日はそれをそのまま「タイトル」に


清水駅東口のジャカランダ

2023年06月01日 | さんぽ帳


今朝は30分寝坊してしまった。
ゆうべ、目覚ましのアラームをセットしたつもりでいたのにしてなかった
散歩はやめておこうかとも思ったけど、晴れた空を見たら、歩かないのはもったいなくなり、短い時間でも行けるところ……と思い、清水駅方面へ。

途中、菜園の一角のユリと紫陽花。



さらに進んだところにピンクの花が見えて、近づいていったらサボテンの花だった。



街路樹の花壇も季節の花が目を楽しませてくれる。





清水駅西口(えじり口)へ向かう。



通路のデッキから、富士山は? と眺めてみると、シルエットがうっすら。





東口(みなと口)へ下りていくと、



あっ、ジャカランダがもう咲いてる!



足元には散った花もあり、少し前から咲いていたよう。
いつもの年より開花が早いような気がする。



台風2号が接近していて、明日からまた数日間は雨のよう。
今朝は思いがけずジャカランダを見られてよかった

清水駅の広場が、清水の街がジャカランダの花で溢れたら…との想いを抱き、働きかけをなさった女性がいる。
あれからおよそ20年、その方もこの花をご覧になっているだろうか。
清水にジャカランダを、と書かれたその方の随筆が、美しい文字の原稿とともに思い出される。