イルランは今は義母が社長のソウルで営むパン工場の専務です。商売も繁盛していました。娘のヘジュは大学の医学部に在籍、父の跡を継いで医者になるつもりでいます。
ヨニもやはりソウルで今は家政婦として元ヤーサン出身らしいミンギュンの家で働いていました。一人息子ソノは大学生、密かに学生運動に参加しています。
ある日学生運動でデモに参加していたソノ、そして無理やり友人に誘われて参加したヘジュ、二人は逮捕された学生たちと一緒に警察署に収監されました。
ソノは父が迎えに来て上手く釈放され、ヘジュも母、イルランの顔で釈放されます。
ソノの父は逮捕を予想して出入りの子飼いの男イ・ガンウクに見張りを頼んでおきました。
クッパの配達に行った帰りのコッニムはデモ隊の逮捕にやって来た警官たちにガンウクが逮捕されそうになるのを助けました。二人は結局思い合うようになります。そしてヘジュとソノはも互いにひかれあうようになります。