生きる

一度しかない大切な人生!
自然の中に身をゆだねて、めぐり合ったもの達と、毎日を静かに、楽しく過ごしたい!

私の心は花の雨 3

2016-05-19 17:18:21 | 日記

イルランは思わず生きていたのね。と言ってその場を繕います。義母が買い物から帰って来て車に乗ろうとしてこちらは?とヨニの事をイルランに聞きます。

避難中にお世話になった方ですと言い、これ以上話してはまずいと思ったイルラン、赤ん坊をつねって泣かせ、慌てた義母と車に乗り込みます。明日ここで合おうとヨニに言ってイルランはそのまま行ってしまいます。

翌日出かけたイルラン、ヨニは来ません。探し回るイルラン、実はヨニの娘が熱を出し、医者に行きますが休みでした。それを見たイルラン、ヨニを漢方薬の店に連れて行き薬を貰い、どうやら熱も下がったと喜び別れます。イルランはヨニの後をつけて行き、宿舎先を見つけ、ヨニが薬を表で煎じているすきに、ヨニの赤ん坊を盗んで逃げます。暫くして気づいたヨニ気が狂ったように探しますがいませんでした。イルランはこの赤子を空き家に置き去りにします。その子を拾ったクッパヤの主人、自分の子として育てます。

そして数十年が過ぎコッニムと名をつけられた娘は父母の営むクッパヤで働いていました。