美しき人生 家族たち

ビョンテ一族には彼の同居している兄弟、ビョンジュン、次男でリゾート会社の専務をしている弟がいます。この弟は20年前結婚を誓った女性がいたのですが、２０代に亡くなり、それ以来独身を貫いている潔癖症。しかし最近日本からやって来た在日韓国人の社長令嬢で代表代理の女性チョ・アラが彼にぞっこんになり結婚を迫っているのです。三男のビョンゴンはペンションを手伝ったり、ビョンテと果樹園の世話をしたりしていますが、この男、とてつもないおしゃべりで、口も悪く、文句ばかり言っているどうしようもない男。結婚相手も見つかりません。ミンジェの前夫との間の娘でリゾート会社に勤めている気の強い連れ子のジヘ、夫スイルは免税店勤務ですが、気の強い妻ジヘにがみがみ言われいつも我慢しているマスオサン。小学生の娘がおり二階に同居しています。
ビョンテとミンジェが結婚して出来た次男ホソプ、ダイビングショップを経営。母ミニジェは料理研究家としてテレビにも出ているのですが、その助手をしている若いヨンジュに一目ぼれをしていますが、彼女の反応が無く、一人悩んでいるのでした。妹のチョロン、大学生ですが同級生の金持ちの息子が彼女に惚れていますが、彼女は全く関心なく飲食や映画とおごらせ。帰宅時に車に乗って送ってもらったり大いに利用しているちゃっかり屋の甘えっこ。離れにはビョンテの祖母は浮気者の夫の祖父、１５人も子供がいるのですが、渋々同居を許したのです。ビョンテの先妻の息子、長男のテソプがいます。以上が一家です。大所帯です。

さてテソプとカメラマンのギョンス、知り合ったのは飛行機の中だそうで、隣に座ったテソプの手を見て、自分と同じ仲間と悟ったとセリフの中にありました。テソプは家族に同性愛を認めてもらっているのですが、ギョンスは父が次期大学総長、母は金持ちの娘です。ギョンスは一度結婚して女の子まで儲け、母は離婚した女性との復縁を進めているのです。ギョンスは全くその意志がなく。家族とは絶縁状態です。

一人住まいを始めたテソプ、ギョンスの家と近く、二人は朝ランニングをしたり、朝食を一緒に作ったり楽しんでいます。
テソプには同僚の女性皮膚科医師チョンがいますが、彼女は実は会長代理の姪なのです。結婚したいと思っていたテソプに同性愛者だと告白されショックを受けますが、ギョンスとの仲睦ましい二人を見て日本へ帰国していきます。


同性愛者は日本では未だ認められていませんが、私はそれもたった一回の人生の選択と考えてもいいと思います。
韓国ではこのドラマは平均視聴率２５％以上で、同性愛について相当人々の間で議論が起こったそうです。有名な監督も自分も同性愛者だと宣言したり、様々な有名人の告白があったと聞きます。

アンドレジイドも従妹と結婚しながら、一度もsexも無く、彼も同性愛者だったようですし、アラビアのローレンスも又同じでした。