生きる

一度しかない大切な人生!
自然の中に身をゆだねて、めぐり合ったもの達と、毎日を静かに、楽しく過ごしたい!

美しき人生 一人暮らし

2014-12-03 15:37:07 | 日記
ビョンゴルは数日間よそで食事を取ってテソプを避けていたのですが、ある日テソプ達が朝食を取っているところへやって来て出くわします。時間を違えればいいな。、とふてくされるビョンゴル。野獣とは一緒に食えないと言い出て行こうとするのを、怒った兄(父ビョンテ)が外へ出ろと珍しく激しい口調でビョンゴルを外へ連れ出します。そして頬を激しく叩きます。ビョンテの目には涙があふれていました。それでも一時は謝ったビョンゴルですが、どうしても生理的に認められなかったのです。
食堂では皆白けてしまい無言。テソプが座をはずします。二階へ追って来た継母のミンジェ、泣きながら家を出なさいと言います。
テソプは初めてオンマと言ってミンジェに抱き付くのでした。ミンジェは初めてテソプにオンマと言われたのに感激し、二人は確りと抱き合います。初めて継母が来てから呼ぶ言葉でした。

いよいよテソプの引っ越しの当日、ミンジェは朝早く起きてテソプに持って行かせる料理を作ります。それを手伝う娘たち。
祖父祖母に別れのあいさつに行くテソプ、具合いが悪いときはすぐ駆けつけると約束します。感謝する祖父母。祖母は本当は結婚して出て行ってもらいたかったと言うのでした。
車に沢山の食糧を積み込み別れのあいさつです。一家総出で見送りします。一人一人に挨拶と感謝の言葉を言うテソプ。涙ぐむ両親姉弟妹たち。なぜかビョンゴルがいませんでした。車を走らせてしばらく行くと、ビョンゴルが寂しげに立っていました。行け!
すみませんとテソプ。
どうしてこうなったのか?お前はもとに戻れないのか?立派な後継ぎだと自慢だった。
すみません。
行け!とビョンゴル。お辞儀をして出て行くテソプです。