生きる

一度しかない大切な人生!
自然の中に身をゆだねて、めぐり合ったもの達と、毎日を静かに、楽しく過ごしたい!

スングム 黄金の大地 25

2014-05-05 15:57:55 | 日記
ジョンスの弟がアメリカに行く日です。兄は目を真っ赤に泣き腫らしています。弟は養子に行くことは知りません。又帰って来られると思っているのです。スングム、ウチャン、家政婦の妹、ドックたちは見送りに来ています。インオクと同僚も遠くから見ていました。ジープが来て勇んで車に抱きかかえて乗せられる弟、嬉しそうにはしゃいでいました。ジープが去った後ドックたちは養子に出された事を知ります。すでに知っていたウチャンとスングムは涙を浮かべていました。ジョンスにとってはたった一人の身内を失ったことになりますからその悲しさは計り知れないものがあったでしょう。

スングムはウチャンとヨニの家に朝鮮人参の種を売りに行きます。ウチャンは気を利かせてスングムを一人でヨニの所に行かせます。スングムはヨニに黄色い蝶を見たらその後ろからヨニが姿を現したからオンマだと思ったと話します。そっと涙ぐむヨニ。
スボクはその種の金で博打の借金を全て払います。

ウチャンは待ている間にチスに呼ばれます。種の事を聞かれ、父が姿を消したから死んだと思うのが嫌で種をスングムにあげたと話します。ウチャンに家に来て息子にならないかと尋ねます。それをきっぱり断るウチャン。

話終わって約束のヨニの家の中庭に出て来ますがスングムは帰った後でした。意地悪なジンギョンがスングムにウチャンが先に帰ったと嘘を言ったからでした。先に帰ったスングムは途中で父のスボクに会います。スボクは旅支度をしていました。すぐにこの場所を出て行くと言うスボク。スングムは途中で会ったジョンスに旅に出る事を話します。弟がいなくなった自分や父が行方不明のウチャンを置いて行くのかと泣きながら言います。スングムは行商人は皆こんなものだ、何時かまた帰って来るからと言ってジョンスを慰めるのでした。

旅籠に帰ったウチャン、スングムたちの荷物がないので旅に出た事を悟ります。部屋の隅にスボクが投げ捨てて行ったスングムのお気に入りの髪飾り(ヨニが大切にしていたもの)が落ちているのを拾って涙ぐむウチャンです。


それから数十年が流れます。ソウルの清流川沿いの露店で朝鮮人参を売る大人になったスングム。その横にやって来て同じく露店を開く見知らぬ青年、二人はちょっと言い争いをしますが、どうやらそれはやはり成長したウチャンのようです。