ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

武道に悪意を感じる記事

2013年02月02日 01時20分53秒 | 教育・指導法

朝日新聞のインタビュー記事。サッカー指導者へのインタビュー記事。

 

この記事には、違和感を感じます。内容よりも、朝日の編集の意図に。

 

記事のなかで、

・楽しむためのスポーツが日本に入ってきたときに、武道精神と結びつき、礼節や厳しさを重視して、勝利至上主義になった。

 

・グランドに礼をするなどしても、グランドは礼を返してくれない。「使ったグランドをきれいにしよう」でいいのではいか。

 

とある。

 

まず、大見出しで「武道精神との決別」などとかかると、読者に武道に対して誤解を与え、さも体罰の原因が武道精神にあるとの書き方にも取れる。

記事への仕方へ、マスコミの武道への悪意を感じる。

 

日本はグランドや土俵にも道場にも礼をする。それは、コミュニケーションとしての礼ではない。日本人の美徳である。敬虔なる感謝の念を表しているのだ。つまり、自己を見つめるための行為。

世界中に日本人が尊敬されるのは、このような美徳と礼節があるからである。

 

何でも、西洋文化に毒される必要はない。

 

スポーツと日本人古来の武道精神(武士道精神)の共生を大切にしているスポーツ指導者も多いと思う。

 

日本には日本のスポーツの発展の方法があっていいだろう。