ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

ジャンピングボード

2011年02月07日 02時32分44秒 | 教育・指導法
飛足刀蹴の稽古。


そのまえに次の話をした。

体育学には


「全習法」と「分習法」がある。


今日は、飛足刀蹴を分習法でやっていきます、と。


中身は割愛。


一つだけ。


ジャンピングボードを使いました。


これは元々、なわとびの二重跳びや三重跳びの練習マシーン。(といっても、ベニヤ板で手作りしたもの。)


これを使うと跳躍力が出るので、楽しみながら、上達していくことができます。

2011-02-06 05:45:43

2011年02月06日 05時45分43秒 | 教育・指導法
鎮魂行のあと、アップ。


試しにアニソンをかけてやる。


ダメだ!


中学生のテンションが上がりすぎちゃった(苦笑)


今日は、変わり種稽古。


1、肩車から空中転回。


五分自由に練習。ペアを組んでどちらにもやらせる。

楽しんでやっているなが、押さえるところは押さえないと後々の指導が入らなくなってしまう。


「個別評定します。自信がない人からどうぞ。」


「3点」「2点」「0点」(まだできていない子)


「50分にもう一度個別評定します。一点でも上がった人は合格。上がらなかった人はサーキットトレーニング3セット!」


「え~」


「そうなん、5セットのほうがいいんや??」(笑)


「うううん~3セットでいいです。」(笑)


ここも笑いに変えてしまう小技。


時間がきて評定。点数が上がらなかった三人には本当にサーキットトレーニングをやらせた。


公言したことは本当にやらせることだ。


周囲にもいい緊張感が走る!


サーキットトレーニングが終わったあと、


「お前ら偉いよね。口答えせずにきちんとやるもんな~そんな子が伸びていくんだよね!」

とフォロー。


そしてさらに15分後に最後の個別評定。


「今度は罰もありません。点数は自分自身でつけてもらいます。」


こう言われると逆に一生懸命になるものだ。


その後、気持ちの切り替えのため、鉄球を使って基礎、。


このあとは飛び足刀の稽古。

今日の小ネタ集1

2011年02月06日 05時17分05秒 | 教育・指導法
部屋に挨拶に来た中学生女子。


「先生、もう上に言っていいんやろ?」


「いいんですか。」(言葉使いを指摘)


でも、その女の子は笑顔。

それは長坂が笑顔で指摘しているからだ。


こんなとき、


「なんやその言葉遣いは!」とか「誰に言ってるんや!」とか怒った顔で「いいですか?やろ!」などとやってしまうと、指導の効果は半減する。


笑顔で「いいですか?やろ?」


と言えば、その女の子も


「はい。上に行っていいですか?」


と笑顔でいい直していた。

笑顔を添えると指導の効果は大きくなる。

8時出勤

2011年02月06日 05時04分07秒 | 教育・指導法
今日は、8時出勤(育夢学園の仕事)


10時から学童保育の「お楽しみ会」&「新年度保護者説明会」


8時に事務所に入って、お楽しみ会の最後に上映する「はぐくむ学童2010スライド写真集」の編集。


使った曲は、ヘビーローテーション→ワンピースの曲(タイトル知りません)→トイレの神様→果てない空(嵐)→記念樹


その後、他の諸々準備。スタッフ(指導員)がみんなしっかりしているのでありがたい。


10時に開始。


司会「(開会の言葉のあと)まず最初に理事長の挨拶です。」


長坂「おはようございます。保護者の皆様本日はありがとうございます。
(言葉たちへ)いまから、長~い挨拶をします。姿勢を正しなさい。」


(子どもたちの背筋が一斉に伸びた。)


「今日はお楽しみ会です。お楽しみ会は楽しむ日です。今日はたくさん楽しんで下さい。終わり。」


子どもたち「えっ、めっちゃ短いやん!」


長坂「(笑)」


子どもたちはお楽しみ会。H先生が仕切ってくれる。他に四人の指導員が補佐する。


長坂と主任のH先生(別のH先生です)、新年度新入生保護者は一回で入所説明会。


長坂は最初に挨拶と育夢学園及びはぐくむ学童の教育理念、方針を話して、あとの説明はH主任にお任せ。(長坂よりもよくわかっていますから!)


長坂は理事長室で、授業コンテンツ作成。


内容は「くじら」


11時前に二階へ。


子どもたちは「ドンじゃんけん」で盛り上がっていた。


その間に、プロジェクターをセット。


11時から5分間の授業。





「読みます。」


「そう、くじら。」


「くじらは、つがいで泳いでいます。くじらを捕まえるとき、おすから捕まえますか?メスから捕まえますか?」


と展開していく。


テーマは「親子の愛」


その後、スライド。これが大失敗…


暗幕がないので、スクリーンにきれいに映らない。
指導員たちが工夫して窓をふさいでくれたが、それでもダメだった。
クリップの文字はハッキリ映ったが写真はきれいには映らなかった。


子どもたちはパソコンを直接観ていた。(パソコンにはきれいに映っていた。)

11時半に記念撮影→終了、解散。


束の間休憩し、「お楽しみ会反省会」→「今月の指導員ミーティング」


13時15分終了。


勝一へ食事。ミーティングの続きでもある。(ブレスト式)


長坂は2時過ぎに先に事務所へ戻る。(ちょっと体調が悪くなってきたから。)

それでも、コーヒーを飲んだら落ち着いたので、「アニソン」の編集。


指導員たちは3時に戻ってきたが、まだ続きで仕事のミーティングをしてくれていた。
頭が下がります。
いいスタッフに恵まれています。


そのごも主任と打ち合わせして、4時過ぎに本日の仕事終了。


さあ、ここからは少林寺拳法のことをするぞ~


「アニソンの編集」(一般部のトレーニングに使うため。)


「中学生向け、主要な筋肉を覚えよう!」のコンテンツをパワーポイントで作成。


食事するまがないので、クッキーとコーヒーで終わり。


アニソンの編集でパソコンの待ち時間に、「アドレス登録」の書類を熟読。


保護者には、書類配布とともに、1、メールでアクセスするアドレスをお知らせする。(これならワンクリックで入れるだろう。)
2、QRコードを作成。その中にアクセスするアドレスを入れる。そのQRコードを通知に貼り付けて配布。

とにかく、お忙しい中保護者にはできるだけ、お手を煩わせないようにしたい。

そんなこんなでもう6時45分。次々に稽古に来た拳士たちが部屋に挨拶に訪れる時間だ。


よし、少林寺拳法の先生に変~身!


「よし!」


と一人ごちて変身完了。

タイトルが

2011年02月04日 04時41分13秒 | 教育・指導法
先ほどのタイトルと本文があっていませんでした。


「まずは笑っておけ~」


は、長坂の子どもたちとの接し方の基本だ。


自分の生徒や拳士にはもちろんのこと。
とにかく笑顔で話しかける。
また、笑顔だけでという場合もある。


これは日頃から教えている子どもたちだから、人間関係もあるのでよりよい効果を生む。



うちのドリーム会館では水曜日と木曜日には別の先生が硬筆、毛筆を教えている。
その子どもたちとも挨拶を交わしているうちに親しくなってくる。


とにかく長坂は笑っておく。中には人見知りをする子もいる。でも気にしない。相手が挨拶を返すかどうかなんて関係ない。
まず長坂自身は笑顔で挨拶をする。
挨拶というよりも、顔をみて「ニコッ」と微笑んでやる。
何回か繰り返していると相手も打ち解けてくる。


子どもたちと接していくにはとにかく笑顔だ。


だから、とにかく笑っておけ~ってこと。


ただし、ニコニコね(^.^)

ニヤニヤは気持ち悪いから高学年女子や中学生には「きしょい」と言われるのでご用心を!

まずは笑っておけ~

2011年02月04日 04時23分04秒 | 教育・指導法
かなり以前に作った「少林寺長坂体操」。


名称に配慮して「少林寺拳法長坂体操」と呼称していたが、最近は


「長坂体操」と呼称している。


子どもたちが少林寺拳法を行う前段階の運動の基礎感覚・基礎技能を養うために長坂が作った。


ラジオ体操第一の音楽に合わせて行う。


めっちゃ楽しくはないが、それなりに楽しいという感じの体操だ。


自分では、なかなかいい体操だと思っている。


夏休みのラジオ体操の代わりにこの長坂体操をやれば全員の運動能力が間違いなく向上するだろう。


そろそろ、二番を作ろうかな。
うん?ラジオ体操第二ってどんな音楽やったっけ??

個別評定で激変する

2011年02月04日 02時14分25秒 | 教育・指導法
今日の少林寺拳法では下受蹴を全員に指導した。


個別評定でしかうまくならないと私は思っている。


①指導者の教える(教えたい)基準が明確になる。


②拳士が「できているか」「できていないか」を自分でもわかる。


今日のやり方は、


①中学生、小学生黒帯 対その他の拳士で組ませる。中学生、小学生黒帯がしどうする。同時にまず第一の関所となる。


②「自信のある人は長坂に見せに来なさい。合格したところから「自由」(遊び)です。」この時点で稽古の残り時間は15分。


この場合、はやく合格したいから、どんどん見せにくる。そこで、


「一人2回までしか見せに来れません。二回目でもダメだった人は、残り時間はずっとこの練習やるぞ~!」


結果、みんなしっかり練習してから見せにくるようになった。


どんなに楽しいけいこや素晴らしいしどうでも、子どもたちにとっての「自由時間」(休憩時間)には絶対に勝てないと思っておかないといけないだろう。

人の三倍

2011年02月03日 04時07分39秒 | 教育・指導法
人の三倍。


何が?


スピード。


私は着替えたり、何かを準備したり、歩いたりすることが他人の三倍ぐらい速いと思う。


あわてているわけではない。ただしスピードを重視している。


一人で食事するときは異様に速い。(店で食べるときはかなり遅い)


このような生活は心身に負担がかかっていることはわかっているが、そうしないと毎日毎日の仕事や少林寺拳法の諸々をこなせない。仕事量を減らし、少林寺拳法の指導も最低限やらなくてはいけないことに限定すれば時間に余裕はできる。

しかし、そのように仕事も少林寺拳法もクオリティを下げることはしたくない。

自分自身ではバタバタしているという気はなく、テキパキとこなしているという感じ。


但し、スピード重視しないことが二つある。


一つは、指導しているときだ。これは特に心に余裕をもっていないと、とても不味い指導になるからだ。
自分自身に余裕がないと子どもたちの些細なことに目くじらをたて、怒声にならかねない。


だから、指導の前には鏡の前で笑顔をつくる練習をし、大きく一呼吸して、プロフェッショナルな指導者に変身する(ように心がけている)


次に、絶対に慌てないようにしているのが車の運転だ。これは、事故などを起こすと他人様にも迷惑をかけてしまうことにもなりかねない。


これはかなり重要だと私は思っている。


私は誤解されるが、実際は非常に不器用な人間だ。


あとは、最近は早く寝るように心がけている。(今日は遅いですが)


ちなみに、今日はコインランドリーの乾燥機に洗濯物を入れたままで気づけば11時になってしまっていた。(10時半に閉まります)


一番落ち着いているのは、やはり直接指導をしているときだな…

奇跡のコンタクトレンズ

2011年02月03日 03時34分41秒 | 教育・指導法
私はコンタクトレンズを使用している。


ハードコンタクトレンズ。

先日、朝、コンタクトレンズを右目に入れた。
見え方がいつもと違う。


「左右を間違えたかな…」(たまによくやらかす)


次に左を入れようとしたら、ケースの中にコンタクトレンズがない。


おかしい。


落とした感じはない。


「また紛失…」


お金が飛ぶ。それよりもコンタクトレンズを買いにいく時間がない。


とりあえず、右に入れてある分を外して、メガネで過ごそうと思った。


その右目のコンタクトレンズを外したときに気づいた。


なんと、コンタクトレンズが二枚出てきた。


ふ~お金も時間も助かった。とまずは一つ安心。


でも、運が悪かったら目をやられていたかもしれないと思うとゾッとした。


恐らく、前夜に左右のコンタクトレンズを二枚とも「右」の収納ケースへ入れてしまったのだろう。(これは何回かやってしまったことがある。)


下手すればこれだけでもレンズは破損していただろう。


次に、右だけ洗浄して右目にいれた(つもりだった)


しかし、実際は左右二枚が重なっていて、それを洗浄し、右目に二枚重ねて入れてしまったことになる。(よくずれなかったものだ。ずれていたら眼球が傷ついていたかもしれない。)


次に、二枚重ねて右目に入れていたとは気づかずに、右目からコンタクトレンズを外した。うまく外れたことは奇跡かも。
ここでもへんにずれていたりすれば眼球を傷つけるまたはもっと大変なことになっていたのかもしれない。

うーん、奇跡のコンタクトレンズだった。私にとっては。


もう少し、冷静沈着に日々の生活をしないといけないと反省すると共に、自分って「なんてついているんだろう!」と感謝した。

泣いた幼児拳士

2011年02月02日 02時54分23秒 | 教育・指導法
月曜日の幼年部稽古内容は次だった。


鎮魂行→呼吸法→真向法→コーディネーション運動→受身→ミット蹴り→法話。

ミット蹴りまでは、幼児らしく明るく元気に稽古していた。
テンションは〓〓だ!


そして、法話。

長坂は授業形式で行う。
プロジェクターを通してパソコンで作ったコンテンツを「スマートボード」に投影しながら行う。


今回は先日小学生や中学生にも行なった「お子さまランチを下さい」の授業。時間は七分。


今回は幼児ということで、小学生たちに使ったコンテンツは写真が六枚だったが、急遽写真やイラストを三倍にした。


音声情報だけでなく、視覚情報も有効に使う。


前半は幼児たちはわいわい授業を受けていた。


後半、長坂が語りに入ったところから、シーンとなって真剣に聞き入っていた。

そして、泣いてしまった幼児もいた。


幼児さんなりに心にぐっとくるものがあったようだ。

いままでも幼児にも法話はするが、法話そのもので泣いてしまった幼児は長坂にも初体験だった。


この授業はかなり速攻で作ったものだが、「お子さまランチを下さい」という素材がそのものがいいのでこういう反応になるのだろう。


法話は、お説教(論)よりエピソードで、が長坂のモットー。


月曜日の小学生には「トイレの神様」を使って法話した。

続き

2011年02月02日 02時29分57秒 | 教育・指導法
幼年部指導でびっくりしたこと2。


あんなに体が固かった子どもたちが、こんなに柔らかくなっていた!


真向法をしていたときにびっくり。


第3運動。開脚前屈。


えっ、確か、固かったよな??


な、なんで??


これには思い当たることがあった。


半年前から、毎日家でトランク体操の一部と開脚、股割りをやるように保護者にお願いしていた。


その成果だろう。


それにしても、幼児のポテンシャルには驚かされる。

幼児にうまい小手抜きや天地拳は必要ない。


元気さと柔軟性。そして遊び感覚での様々なコーディネーション運動。


小さい子どもほど、挨拶や返事も大きくできるものである。


微差がいずれは大差になる。


微差の積み重ねが大切。

幼年部指導びっくりしたこと

2011年02月02日 00時42分14秒 | 教育・指導法
月曜日の幼年部を指導してびっくりしたこと。


(普段は長坂は仕事のため副道院長が幼年部を担当してくれている。)


月曜日は副道院長が仕事のため、長坂が指導に当たった。


この日は専有道場で修練を行なった。


びっくりしたことが二つあった。


まず、鎮魂行から入った。

聖句、誓願と長坂と一緒に唱和できた。


次に、専有道場なので礼拝詞を唱える。


幼児拳士たち(一人欠席で6名)の声が止まった。(うーん、当然だな。普段は体育館なので礼拝詞はやらないからね。しかも幼児やしと長坂心の声。)


次に、長坂が


「道訓」


すると、幼児拳士たちが、

「道は天より生じ…」


と一緒に唱和し出した。


(長坂心の声→えっ、覚えてんの?なんで?)


結局、全部一緒に唱和できた。(全員が完璧に覚えているわけではないとは思いますが。)


正直、びっくりした。


週一回でも毎回やっていると「門前の小僧習わぬ経を読む」なんだ。


そして、家でも覚えるように取り組んだのだろう。


それにしてもびっくりした。嬉しいびっくりだった。副道院長と保護者の方々にも感謝した。


(追伸)
脳科学的には、このような単純記憶はむしろ幼児のほうが適している。


うちでは、8級受験時に聖句を覚えるようにしてある。7級受験時に聖句と誓願。そして、6級受験時に聖句、誓願、信条、道訓を覚える。
昇級試験の受験の条件というシステムにしてあるので、みんながんばって覚えるようになる。
ちなみに、5級→1級まではそれぞれの級に応じて鎮魂行のそれぞれを筆記させている。


昇級試験受験の一つのシステムにしていることがポイント。
しかし、同時に、必要以上に追い込まない。(その子その子に応じて、配慮したりや融通を利かせてあげる)
毎回やっているのだからそのうち覚えるようになるものである。