ドリーム 2(セカンド)

長坂徳久が語る夢教育(ときどき日常)

泣いた幼児拳士

2011年02月02日 02時54分23秒 | 教育・指導法
月曜日の幼年部稽古内容は次だった。


鎮魂行→呼吸法→真向法→コーディネーション運動→受身→ミット蹴り→法話。

ミット蹴りまでは、幼児らしく明るく元気に稽古していた。
テンションは〓〓だ!


そして、法話。

長坂は授業形式で行う。
プロジェクターを通してパソコンで作ったコンテンツを「スマートボード」に投影しながら行う。


今回は先日小学生や中学生にも行なった「お子さまランチを下さい」の授業。時間は七分。


今回は幼児ということで、小学生たちに使ったコンテンツは写真が六枚だったが、急遽写真やイラストを三倍にした。


音声情報だけでなく、視覚情報も有効に使う。


前半は幼児たちはわいわい授業を受けていた。


後半、長坂が語りに入ったところから、シーンとなって真剣に聞き入っていた。

そして、泣いてしまった幼児もいた。


幼児さんなりに心にぐっとくるものがあったようだ。

いままでも幼児にも法話はするが、法話そのもので泣いてしまった幼児は長坂にも初体験だった。


この授業はかなり速攻で作ったものだが、「お子さまランチを下さい」という素材がそのものがいいのでこういう反応になるのだろう。


法話は、お説教(論)よりエピソードで、が長坂のモットー。


月曜日の小学生には「トイレの神様」を使って法話した。

続き

2011年02月02日 02時29分57秒 | 教育・指導法
幼年部指導でびっくりしたこと2。


あんなに体が固かった子どもたちが、こんなに柔らかくなっていた!


真向法をしていたときにびっくり。


第3運動。開脚前屈。


えっ、確か、固かったよな??


な、なんで??


これには思い当たることがあった。


半年前から、毎日家でトランク体操の一部と開脚、股割りをやるように保護者にお願いしていた。


その成果だろう。


それにしても、幼児のポテンシャルには驚かされる。

幼児にうまい小手抜きや天地拳は必要ない。


元気さと柔軟性。そして遊び感覚での様々なコーディネーション運動。


小さい子どもほど、挨拶や返事も大きくできるものである。


微差がいずれは大差になる。


微差の積み重ねが大切。

幼年部指導びっくりしたこと

2011年02月02日 00時42分14秒 | 教育・指導法
月曜日の幼年部を指導してびっくりしたこと。


(普段は長坂は仕事のため副道院長が幼年部を担当してくれている。)


月曜日は副道院長が仕事のため、長坂が指導に当たった。


この日は専有道場で修練を行なった。


びっくりしたことが二つあった。


まず、鎮魂行から入った。

聖句、誓願と長坂と一緒に唱和できた。


次に、専有道場なので礼拝詞を唱える。


幼児拳士たち(一人欠席で6名)の声が止まった。(うーん、当然だな。普段は体育館なので礼拝詞はやらないからね。しかも幼児やしと長坂心の声。)


次に、長坂が


「道訓」


すると、幼児拳士たちが、

「道は天より生じ…」


と一緒に唱和し出した。


(長坂心の声→えっ、覚えてんの?なんで?)


結局、全部一緒に唱和できた。(全員が完璧に覚えているわけではないとは思いますが。)


正直、びっくりした。


週一回でも毎回やっていると「門前の小僧習わぬ経を読む」なんだ。


そして、家でも覚えるように取り組んだのだろう。


それにしてもびっくりした。嬉しいびっくりだった。副道院長と保護者の方々にも感謝した。


(追伸)
脳科学的には、このような単純記憶はむしろ幼児のほうが適している。


うちでは、8級受験時に聖句を覚えるようにしてある。7級受験時に聖句と誓願。そして、6級受験時に聖句、誓願、信条、道訓を覚える。
昇級試験の受験の条件というシステムにしてあるので、みんながんばって覚えるようになる。
ちなみに、5級→1級まではそれぞれの級に応じて鎮魂行のそれぞれを筆記させている。


昇級試験受験の一つのシステムにしていることがポイント。
しかし、同時に、必要以上に追い込まない。(その子その子に応じて、配慮したりや融通を利かせてあげる)
毎回やっているのだからそのうち覚えるようになるものである。