
今年もHPFの夏がやって来た。今年は4会場で12校が公演を行う。僕は依頼された作品込みで5本を見る予定。
1本目の大谷高校には驚かされた。これはもう高校演劇のレベルではない。プロはだしの完成度だ。もちろんみんながこれを目指す必要はない。こんなのもありだ、ということでいい。
あれを高校生らしくないとか言う人がいるかもしれない。だが、そんなつまらない意見に耳を貸す必要はないし、ましてや気にする必要もない。(というか、大谷高校は気にもしないはず)何がいいか、悪いかなんてそんなことには意味はない。ただ、やりたいことをやりたいようにしたい。そのために全力を注ぐ。それだけだ。それが可能なのが高校生だろう。お金はないけど、夢はある。そんな高校生らしい芝居が好きかも。
いろんなものを見たい。そして、あなたたちが信じる演劇を目指せ。それを見たい。今年も大阪の高校演劇の夏は熱い。