２００６年ＤＶＤ，ビデオ ベストテン

　１　クラッシュ　（ポール・ハギス）
　２　隠された記憶　（ミヒャエル・ハネケ）
　３　プルートで朝食を（ニール・ジョーダン）
　４　アメリカ、家族のいる風景（ヴィム・ヴェンダース）
　５　ライフ・イズ・ミラクル（エミール・クストリッツァ）
　６　輝ける青春　　（マルコ・トゥリオ・ジョルダーナ）
　７　ベルリン、僕らの革命（ハンス・ワインガルドナー）
　８　酔画仙　　　（イム・グォンテク）
　９　バス男　　　（ジャレット・ヘス）
１０　春、バーニーズで（市川準）

１１　春が来れば　（シン・ジャンハ）
１２　美しい運命の傷痕（ダニス・タノビッチ）
１３　ブロークン・フラワーズ（ジム・ジャームッシュ）
１４　僕が９歳だったころ　（ウン・イノ）
１５　終わらない物語、アビバの場合（トッド・ソロンズ）
１６　小さな恋のステップ　（チャン・ジン）
１７　僕と未来とブエノスアイレス　（ダニエル・ブルマン）
１８　対岸の彼女　　（平山秀幸）
１９　メルキアデス・エストラーザの３度の埋葬（トミー・リー・ジョーンズ）
２０　ある子供　（ダルデンヌ兄弟）

次点　自由恋愛　（原田真人）

　見事に日本映画と韓国映画が抜けている。今までの普通の意味での外国映画が（ヨーロッパ映画とアメリカ映画）ここには並ぶ。なぜそうなるのかは、明白だ。優れた外国映画を劇場で見る機会が作りにくくなったこと。そこに尽きる。ミニシアターで不規則上映、短期間で終了というケースが多すぎて、見たくても行けない場合が多く、結局ＤＶＤ公開を待つことになるのだ。日韓の映画はわりと恵まれた公開のされ方をするから、劇場で見逃すことがあまりないから、ここではなく劇場ベスト１０の方にランキングすることになる。

　キム・ギドクの『うつせみ』は、今年ではなく昨年見ているので、この項からは削除した。ほんとは、あの作品がベストワンである。