２００６年本ベストテン

　１　風が強く吹いている（三浦しをん）
　２　黄泉の犬　　　　　（藤原新也）
　３　おやすみ、こわい夢をみないように（角田光代）
　４　すべては海になる　（山田あかね）
　５　ミーナの行進　　　（小川洋子）
　６　きいろいゾウ　　　（西加奈子）
　７　麦わら帽とノートパソコン（宮内勝典）
　８　風に舞い上がるビニールシート（森絵都）
　９　渋谷　　　　　　　（藤原新也）
１０　ぼくらはみんなここにいる（大石英治）

１１　Ｐｒｅｓｅｎｔｓ　（角田光代）
１２　夜の公園　　　　　（川上弘美）
１３　初恋温泉　　　　　（吉田修一）
１４　アンクレットタワー（真田コジマ）
１５　危機の宰相　　　　（沢木耕太郎）
１６　ドラママチ　　　　（角田光代）
１７　ひなた　　　　　　（吉田修一）
１８　夜をゆく飛行機　　（角田光代）
１９　オシムの言葉　　　（木村元彦）
２０　ＴＯＵＲ１９８９　（中島京子）

次点　肝、焼ける　　　　（朝倉かすみ）

　１位は先日ブログに書いたとおりに。２，９位に藤原新也が今という時代と向き合った作品を。今年は角田光代が素晴らしい仕事をした。２０位までに４冊も入れてしまった。すこし多すぎるか、とも思ったが４冊ともに外せない。新人では４、１４、２０２１位の４人。（ほんとはこの下に何人もが並ぶのだが）１０位は僕には珍しいエンタメ系の小説をランクインさせた。ここまでおもしろいと入れないわけにはいかない。